連日30℃を超える猛暑日が続き、梅雨があけたかのような日差しが照りつけています。
夏本番もすぐそこ、海へ山へと人が繰り出していきます。富士山も7月1日山開き。今年も多くの登山者が頂上を目指し列をなすことでしょう。
私も5年ほど前の7月に富士登山に挑戦。
天候にも恵まれて、8合目まではスイスイ、ハイキング気分で登ることができました。
山小屋で仮眠をとり、夜明け前に出発。 天候が急変し、よこなぐりの雨風の中、頂上を目指しました。
7月でありながら、頂上付近の気温は摂氏2℃、雨具を着ていても下着までずぶぬれ状態。映画「八甲田山」が脳裏を横切りました。
富士山をなめてはいけません。
ご来光を拝むことができず、再挑戦の機会を探っているところです。
文京区の本駒込にある「富士神社」では毎年7月1日2日に富士山山開きにあわせてお祭りが行われ、多くの露店が軒を並べる賑やかな催しです。
江戸時代、江戸市民の間では、富士信仰、富士山参りが盛んであったそうですが、女性の入山は禁止されていたために、この地に小富士山を築き、子供や老人とともに登り、富士信仰を深めたとのことです。
この風習が江戸時代より、地域の方々の尽力により今日まで引き継がれているのです。
急階段を登り、頂上に立つと、私の子供の頃は本物の富士山が見えたことを記憶していますが、今はビルに囲まれてそれはかないません。
しかし、富士神社は今でも緑の豊かさを保つ貴重なヒーリングスポットです。
≪富士神社 山開き≫