Aブロック


『第一試合 バケモノ vs 親父のケガ』


【バケモノ】

子供達がじゃんけんグリコをしていると五明扮するバケモノが突然混ざってくるコント。見た目のインパクトは抜群。ただし当時五明は肩まである長髪だったのでバケモノ感を演出出来たが、現在は凛々しい短髪、並びに40歳を迎えた遠山、大の子供姿に痛々しさを覚える懸念が渦巻く。C+。


【親父のケガ】

大の親父が山登り中にケガをして病院に。心配で駆け付けた友達の遠山と五明。遅れてくる大を待つ遠山と五明がおもむろに「……そういや大の親父さんって、お尻みたいな顔してるよな」、から始まる緊張と緩和のコント。2016年11月渋谷大会初戦を2-11で敗戦から大会出場は無し。ブランクが心配だ。E。



『第二試合 デカいババアの会 vs 部下のケツ』


【デカいババアの会】

町の老人会「デカいババアの会」。184cmの大と189cmの五明の恵まれた体格を活かしたこのコントは迫力だけで他を圧倒する。コントの戦術も大変バカらしく破壊力あり。経験があまりないのがネックだが、今大会の注目の的だ。A-。


【部下のケツ】

気概の良い社員は部下のケツをも拭けるくらいじゃないと、と言い比喩ではなく本当に部下のケツを拭くコント。デスクに四つん這いになりケツを拭かれる五明のフォームは一向に崩れる事はなく抜群の安定感。尻上がりに調子を上げて行けば上位に食い込む事も。B+。



『第三試合 まわすな! vs  電話会談』


【まわすな!】

取り調べ室。痴漢の容疑で取り調べを受けてる宮根誠司風の男が、司会者然と刑事2人を凄い回してくるコント。序盤の攻撃はしっかり決まったものの、その後の展開力に欠ける。素材はとても良いだけに、今大会までしっかり仕上げる事が出来るか。C。


【電話会談】

遠山首相がオバマ大統領(当時)にホットラインで電話を繋げようとするもなかなか繋がらず、というコント。基本的に事前に録音してある音声を受けてのコントなのでスタミナは減らず安心。オバマ→トランプの変化に対応出来るかが課題。C。



『第四試合 フリスク vs 警察犬の訓練』


【フリスク】

フリスクを全く知らず病気の薬だと思い込んでいる五明と大を、遠山が懇々と説明していくというコント。小まめに繋いでいくボケ、それだけではなく爆発力もあり良いコントななめ、2017年5月渋谷大会以降も常連に。赤坂全国大会出場も期待されるも、「スポンサー、商品名NG(フリスク等)」という規定があるのをネタ披露後に知り愕然。しかし実力は実証済みだ。A。


【警察犬の訓練】

2018年渋谷大会初戦を順調に勝ち上がり、以降大会常連として今でも活躍するエースコントの1つ。夕方のニュース番組で良く見る警察犬のデモンストレーションの訓練のコント。豪腕エース五明と女房役大のぶん殴り合いは今大会のハイライトになるだろう。A。



『第五試合 三途の川 vs 取り調べ』


【三途の川】

生死の境目、三途の川に来た男。まだやり残した事があるから生きないといけないと決意するも三途の川にいる人達がBBQとかしてて楽しそうにしてるからそっち行っても良いかなあ、等と揺れ動くコント。発想は非凡なものがあるが、相当演技力を必要とするコント、乗りこなせるかどうか。C+。


【取り調べ】

容疑者への取り調べで刑事が「カツ丼でも食うか?」からその場で実際に刑事がカツ丼を1から作るコント。食材も実際用意しホットプレートも使うため本当に良い匂いが漂う。実際に作るという事で細かい連携プレーが魅せ所、今大会こそ勿論カツ、と言ったところか。C+。



『第六試合 怖育番組 vs 弟子にしてください』


【怖育番組】

文字通り怖い教育番組。大扮するおにいさん、五明扮するゲロリ、遠山扮するスーツの男。偏った思想を投げ続ける内容に悲鳴があがるも評判は上々。コールド勝ちか、コールド負けか。優勝したとしてもなかった事にされてしまう可能性大。C。


【弟子にしてください】

師匠に弟子入りを志願する若者と、その若者に弟子入りを志願するコント。ラストはオチが思いつかず混沌としたまま終わりを迎えるも、綺麗なトリプルプレーが完成する可能性も。通常公演でも演るなどなかなかの実績も残す。B−。



『第七試合 止め方荒い vs フジロック』


【止め方荒い】

上司の態度に業を煮やした遠山は思わず手が出そうになるところを部下の五明と大は止めに入るがその止め方が荒くて怪我しそうになる、というコント。パワーで得点力があると期待されたがそのパワーを上手くコントロール出来ずスタミナ切れ。走り込み不足が否めない。C。


【フジロック】

フジロックに訪れる遠山、夜になり自分のテントに戻るも、中で一際激しく動いているテントを発見。これはフェスで昂揚したカップルがイチャついてやがる、よし覗き見してやれと影に身を潜めていると、テントの中から出てきたのは白竜、更に杉本哲太、というコント。爆発力はあるもののスタミナに課題が。白竜付属コントの1つ。C。



『第八試合 全部見た事ある銀行強盗 vs 10年来の友達』


【全部見たことある銀行強盗】

みんなが思い浮かべるコントの様な銀行強盗を銀行員がからかうコント。良くあるベタなネタを弄るこのコント、2018年渋谷大会で好成績を残し、その他の対外試合でも結果を残す。まだ秘めた実力がありそうで、台風の目となる可能性も。A。


【10年来の友達】

10年来の友達なのに「あれ、まさかこいつ俺の名前知らない…?」を探り合うコント。緻密な演技とボケを繋いでいくこのネタは繊細な感覚が必要だが、まあまあ荒削りな3人が如何にチームに徹する事が出来るか。そこに期待したい。D。



『第九試合 「昔の事ですから… 」vs 我慢できない症候群』


【「昔の事ですから…」】

極悪レスラーの対決を実況するアナウンサー。試合の最中、アナウンサーがとばっちりを喰らいワイシャツが破けるとゴリゴリの和彫りが、というネタ。作戦会議の際「これはいける!」と活気付くも結果は割とな大敗。雪辱を晴らしたい。動くネタなのでスタミナに課題。D。


【我慢できない症候群】

2009年の新橋大会で鮮烈デビュー、勢いのまま渋谷大会、赤坂全国大会準決勝と好成績を残す。歌のフレーズ、その瞬間が来るまでにどうしても我慢出来ずに言ってしまう青年のコントだが、肝心の歌がB'zのUltra Soul、氷川きよしのズンドコ節など選曲が古いのがネック、2020年に対応出来るか。B+。



『第十試合 ドン! vs 成人式』


【ドン!』

あすなろ園にて、五明扮する老人に面倒を見て貰っていた感情のない子供遠山、この子を養子に貰おうとする大は、子供が、老人が床に杖をドンとするタイミングでしか喋る事が出来ない事に不穏な空気を感じ戸惑いを見せるサイココント。会場が笑いと悲鳴に包まれる異様な初陣以降、お目に掛かる事なく現在に至る。21世紀枠。C+。


【成人式】

成人式、市長の挨拶の時出てくる目立ちがりの輩を抑えるためピンスポ当てて戸惑わせるコント。狼狽える輩を豪速球で演じる五明は超芸人級。また大のコーナーをつく渋みのある演技も見逃せない。静と動が入り混じる出来に期待。B。



『第十一試合 電源 vs 私は知っている』


【電源】

テーマパークの大規模なパレードが家庭用マルチタップ電源程の電力で賄われている、というコント。2016年渋谷大会で爆発的な攻撃力を見せ、そのままの勢いで赤坂全国大会準決勝、終盤の重要な局面でまさかのサインミス、そのままサヨナラ負けを喫す。ただ実力は証明済み、上位進出を虎視眈々と狙う。A。


【私は知っている】

2016年初戦。同級生達が久々に再会、お互いの秘密を隠しながら会話をするも実は相手にはバレている、という会話劇。緻密な作戦と劇的な展開力、試合終了とともに起きた客席の拍手の量。知将ゴージャス村上監督の手腕が光る。B+。



『第十二試合 だって女の子だもん vs 稽古』


【だって女の子だもん】

女子バドミントン部の監督と気が狂っている選手2人のコント。余りの狂いっぷりにフォームを崩し、期待されつつ成績は奮わず。暴れながら安定したフォームを保てるかが課題。C−。


【稽古】

とんでもなく気性が荒い舞台演出家、役者の演技が気にくわないと台本投げる、灰皿投げる、テーブル投げる、どんどん投げていき投げるものなくなって最終的には自分自身が飛んで行く、というコント。文章だけでもとてもワクワクするネタだ。試合終了後はグラウンドが荒れに荒れるため大至急整備しなければならないのが難点。B+。



『第十三試合 遠山大輔のどうしてもやりたいんです vs 寸止め』


【遠山大輔のどうしてもやりたいんです】

簡単に言うと全裸漫才。当時もコント連盟に問題視されるも、「スクリーン越しならば」の折衷案を勝ち取り見事披露。成績としは上々も、やはり1試合で気力体力使い果たし、その後の活躍は見られていない。遠山大輔さん「もちろん優勝を目指していますが、優勝されたら困るっちゃ困る」。C。


【寸止め】

熱血教師の五明は、言う事を全く聞かない生徒、遠山を体罰しようも今のご時世それは出来ない、ならばと顔面に寸止めをしまくる、本当に5分程寸止めしまくるコント。見た目のインパクト抜群。非常にくだらなくて良い。が、終始動きまくる五明のスタミナが圧倒的な課題。後半バテた時に遠山の顔面にパンチ炸裂しちゃうという猛打賞は避けたいところだ。C+。



『第十四試合 群馬県古里郡大字82 vs 使い方変』



【群馬県古里群大字82】

「この後の放送は一部地域を除いてお送り致します」、の一部地域に住む家族のコント。ネタバラシの瞬間は常に圧巻、大量得点の雰囲気が出るもそこからは勢いが萎んでいくという展開をどう打破出来るか。テレビではほぼこの台詞を聞かなくなった2020年にどう対応出来るか。C。


【使い方変】

組織に囚われている遠山。拳銃を使いブツのありかを吐かそうとする大。しかし弾は撃たずに拳銃で殴ったり指挟んだり使い方が変、というコント。2018年6月渋谷大会初戦の結果は敗退。オチの拍手は良かったが中盤の展開が上手く機能せず。リベンジなるか。D。



『第十五試合 融資 vs 連鎖』


【融資】

融資をお願いしたい大が訪れた銀行員の地声が、闇金業者の声を加工したかの様で今いち信用出来ない、というコント。チームとしての戦略は良かったが、技術力が劣り実力を発揮出来なかったか。2017年5月渋谷大会以降実践がなく、今大会も浮き足立ってしまうだろう。D。


【連鎖】

辞表を提出する遠山、その辞表を破る上司の大。大の気持ちを受けて感極まり泣く遠山。赤ちゃんみたくそれに釣られて泣いちゃう五明、というコント。序盤の攻撃は眼を見張るものの、スタミナ不足で終盤まで持たないのが課題。D。



『第十六試合 爆弾 vs 視力検査』


【爆弾】

優勝候補筆頭。爆弾処理班が緊迫する状況のなかいかに爆弾を解除するか、というネタ。演技力も光る。2013年全国赤坂大会準決勝の好演は未だ聴衆の脳裏に焼き付く。その後もNHK大会、テレ東杯でも披露され着実に好成績を残す。A+。



【視力検査】

2014年大阪大会でデビュー、現在でも大会の常連。愛知西東さん大会、日曜日チャップリン杯でも成績を残す。大会経験が多いだけに連携は光るものが。また、掴みの五明のボケはその都度変わり、この大会までに更なる変化球を修得しているとの噂も。A。










Bブロック


『第一試合 もう1度言ってみろ vs すする顔が怖い』


【もう一度言ってみろ】

初戦は2016年恵比寿大会。組織に囚われた遠山、そこのボス五明に長々と叱責を受ける。遠山は憤慨し「……もう一度言ってみろ!」。五明、自分で言った台詞が長過ぎてなかなか言えず、遠山の助けも借りてもう一度言ってみる、というコント。この後クローザーの大も登場し好成績を納める。再起もあるであろう。期待も込めてB+。


【すする顔が怖い】

OLの五明、ランチ時に他の物食べている時は何ともないのに麺をすするだけ急に顔が怖くなる、というネタ。練習の時から快音を鳴らしていたが本番はそこまで奮わず。ただ、筆者としてはクダらなくて個人的にとても好きなので、是非上位に食い込んで欲しい。ラストの展開も光るものがある。B+。



『第二試合 同窓会 vs 初代五明組』


【同窓会】

久々の同窓会を楽しみに待つ遠山の元に現れた足に鎖で繋がれた鉄球引きずる五明、明らかに誰かに追われていて常にビクついている大、というコント。筆者はとても好きなネタで、全国テレビ大会予選で披露するも惜敗。再起を願う。B-。


【初代五明組】

2012年頃頭角を現した超大型選手。五明組長とそれに仕える2人が物々しい雰囲気の中、プリント倶楽部に興じるというもの。緊張と緩和を上手く使ったコントで未だに好成績を残す。ちなみにプリクラの写真は以前撮ったものなので五明が長髪、大が今より痩せているため撮り直しに行かなければならないのが課題。A。



『第三試合 ジャイアント vs 10万円戦争』


【ジャイアント】

3人が巨人のコント。何度かのマイナーチェンジを経て最終形に落ち着くも大会の常連にはなれず。巨人という性質上、基本のセリフは音を籠らせて喋るのだか、それを照れる事なく出来るかが課題。C+。


【10万円戦争】

遠山が大に借りた10万円が思わぬ展開に転がる10分にわたるスペクタルコント。劇中歌としてGLAYのWinter,againを使用、これはYouTube大会規約違反になるため万が一優勝したとしても不祥事、喫煙などの理由で取り消される事は確実。ただこのコントの実力は世間に知らしめたいところだ。B+。



『第四試合 金庫破り vs 脱出ゲーム』


【金庫破り】

美術館に泥棒に入る遠山、五明。そこに巡回中の警備員大が登場。泥棒は逃れるため素っ裸になり銅像になりきる。暗転の中、銅像を照らす大。顔を照らし、股間を照らす。ただのドリフ。かくし芸のハナ肇。21世紀ならぬ20世紀枠で出場権を得た。C+。


【脱出ゲーム】

1人で脱出ゲームに参加した遠山、知らない人とペアになるという事で相手を待つと現れたのは白竜、という白竜系コント。主軸の白竜の存在感は抜群も、チームとしてのまとまりにやや欠けるという難点も。白竜附属系同士の対決もあり得る今大会、まずは初戦を突破したい。C。



『第五試合 ショートコント白竜 vs 誠実な大将』


【ショートコント 白竜】

五明扮する白竜をどうしても押していきたかったため、各テレビ大会へ即戦力となるべく作り上げたショートコント集。エース白竜の仕上がりは申し分なく、またチームとしてのまとまりも上々。いずれは白竜選手御本人と交流試合したい、との夢もあるのでこの大会でまず好成績をあげたい。B+。


【誠実な大将】

寿司屋の大将、大と常連の五明。楽しく会話している最中ふと五明は「……大将はおしっこする時、ちんちん触ってるよね」と聞く。聞き流せば良いものの誠実な大将は触ってると答えようするのを弟子が止める、というコント。初戦は静まり返った会場、しかし猛練習の末2回戦は見違える様なチームに。ダークホース。A。



『第六試合 ヨガ教室 vs もんだいじとあそぼう』


【ヨガ教室】

普通にヨガしているのだがある動きになると必ず屁をこいてしまう、それだけのコント。所謂天丼ネタ。単調な攻撃が仇となったのか、2017年渋谷大会初戦では結果が振るわず、この試合ではこきまくっていたのにそれ以降は不発に終わる。今大会での大きな1発に期待したい。E。


【もんだいじとあそぼう】

子供番組のお兄さんが子供を呼び込むとどう考えても気が狂っている2人の子供が来ちゃって暴れまくるネタ。初戦は草月ホール。まずまずの成績を残し、その後も2年程は常連に。しかし走り回る、叫びまくるネタのため、五明、特に大のスタミナが課題。B。



『第七試合 バカ二遊間 vs ポケット』


【バカ二遊間】

大と五明がとにかくバカなセカンドとショート、それに振り回されるコーチの遠山というコント。構想の段階では良いコントになりそうだったが、連携が上手く行かず初戦敗退。再起に期待し幕張大会に挑むも惨敗でダブルプレー。コーチ遠山もお手上げの状態だ。E。


【ポケット】

ダサい先輩からダサい服譲り受ける遠山と五明。ダサいからお互い何とか押し付けあいたいもズボンのポケットに現金1万円入ってるのわかってからお互いそのダサいズボンを欲しがるコント。勢いがあってとても良い。快進撃の可能性も。B。



『第八試合 いけすかねぇ vs 特別捜査本部』


【いけすかねぇ】

2016年恵比寿大会が初戦。60分コントライブ1発目のネタ。日常の中でとにかくいけすかねぇ奴をまくし立てる様に言っていくもので、好成績を残す。が、しかしまくし立てるため、口の柔軟さと機動力が必要。これを乗り越えられたら上位進出もありか。B。


【特別捜査本部】

2014年初戦。捜査本部の刑事が犯人からの電話に出て啖呵を切って受話器を置くも上手く置けない、どうしたらカッコよく置けるか、というコント。2回戦進出が最高。固定電話のコントを2020年の大会に向けて挑戦する意気込みを買いたい。C。



『第九試合 社員旅行で岩盤浴 vs 推理しないで』


【社員旅行で岩盤浴】

岩盤浴にいる女子3人。遠山と五明が楽しく会話している中、そういえばあの人…男じゃない?と大を見て。遠山、五明は女物ヅラを被りタオルで胸まで隠してるも、大は大のまま。胸毛も平気で生えている、というコント。筆者個人としてはとても好きで応援したい。ただ、大が気まぐれで肝である胸毛を剃ってきちゃうのでいかに胸毛の管理を出来るか。B+。


【推理しないで】

殺人現場の刑事3人が推理し過ぎて頭凝り固まる、なので一旦リラックスしよう、と提案するも絶対推理し始めちゃう、というコント。経験積むたび小まめにスキルアップに勤しみ、盤石の体制で今大会に挑む。A。



『第十試合 劇団モラル vs YouTuber』


【劇団モラル】

お客さんに不快な思いをさせない、をモットーにする劇団のコント。大と遠山が芝居でリンゴを投げつけたとしても、横で解説の五明がその都度「この後美味しく頂きました」と注釈を入れる。2016年渋谷大会初戦、試合終了時は拍手もまばらの0-26のコールド負け。奮起に期待。F。


【YouTuber】

初戦は2016年恵比寿大会。当時は所謂時事ネタの様な形だったが、2020年、これだけ飽和状態になっているYouTuberをコントにするのは既視感もとてもあり危険な行為になる可能性も。満身創痍のこの大会、怪我だけせぬ様挑んで欲しい。E。



『第十一試合 直接語り掛けている vs ストリートミュージシャン』



【直接語りかけている】

バトルものの主人公が窮地に追い込まれる中、遠くで見守る師匠が心に直接語り掛ける。がしかし、主人公は理解出来ず「なんで声聴こえてんの?これどういうシステム?」と終始戸惑うコント。見返すととても良いチームなのに存在を忘れていたためその後の大会経験は0。また、他のチームと若干システムが被っているのがネック。B。


【ストリートミュージシャン】

金なんていらねえ!と魂の曲を歌うストリートミュージシャンの前にたまたまアラブの石油王が通り掛り、曲がだんだんやっぱり金欲しい、という方になびいていくコント。2017年2月渋谷大会初戦。まずまずの成績を残すもその後の活躍は見られず。ベスト16を目指したい。C。



『第十二試合 東京 vs 母は強し』


【東京】

東京から地元へ帰るため電車に乗るおばさん2人(遠山と大)。離れたとこに座っている五明がメイクを始め、東京の人は電車の中でお化粧するの嫌ねえ、とヒソヒソ話してると、あれ?どうやら、あの人、筋肉少女帯の大槻ケンヂじゃない!?となるコント。その後顔面真っ白に塗りたくるので、次の試合までに間隔空けねばならないのがネック。C-。


【母は強し】

家族において絶対的権力を誇る大扮する父親。が、ひょんな事をきっかけ実は五明扮する母親の方が力ある事発覚、精神的にも物理的ににも父親に勝てる、これ革命起こせるぞ、というネタ。2018年渋谷大会初戦はほろ苦い結果に終わり、その後も実践がないため危ういか。D。



『第十三試合 ホタルイカ発光ショー vs 遭難してきた奴図々しい』


【ホタルイカ発光ショー】

社員旅行で訪れたホタルイカミュージアム。ここの職員、大がホタルイカが光るとこを楽しんで貰おうと照明を消すと、突然子供の様に泣き出しちゃう遠山と五明、というコント。初戦以降実践の経験はなく、また反省もしていないため今回の大会が不安視される。Dプラス。


【遭難してきた奴図々しい】

猛吹雪のなか、夫婦が営む山小屋に命からがら助けを求めてきた若者が充電いいですか、Wi-Fiありますか、出して貰ったあったかいうどん食べる前に自前の七味入れて食べる、などなんか癪に触る図々しい奴に苛立つコント。前評判は高かったものの2016年11月渋谷大会は2回戦敗退。まずはベスト32を目指したい。C。



『第十四試合 ホトトギス vs 息がぴったり』


【ホトトギス】

家康、秀吉、信長が「鳴かぬなら」の三者三様を織り成すコント。2014年新宿ルミネ大会以来出場しておらず、筆者は3人分の着物(費用バカ高い)を用意してもらった記憶しかあらず、五明に聞いたところ「内容は覚えてない。そして激烈に滑った事だけ覚えてる」。F-。


【息がぴったり】

初戦は2014年新宿ルミネ大会。3人で所謂「合わせ技」を多用する漫才。普段やった事のないスタイルに挑戦するという意欲は買う。が、相当な練習が必要で、今の3人がそれに耐えられるのかというところに疑問が残る。これ以来大会の経験はないが、新鮮な気持ちで挑めるか。C-。



『第十五試合 僧コン vs コンプライアンス』


【僧コン】

言わずとしれた超強豪ネタ。2007年のデビュー以来連戦連勝、このネタでグランジを知ったと言ってくれる方未だ多数。ただ、実際に僧侶がコンパに行く、SNSアカウントを持っている、などこれらが当たり前の話になりつつあるので、いかに時代と立ち向かえるかが課題。S。


【コンプライアンス】

2014年ルミネ大会初戦。吉本で行われるコンプライアンス研修をもとに作られたコント。「人の食べ物に水銀は入れない」等奇天烈な指導を受ける大。これ以降大会に出た経験がなくこれといった特徴もないのでまずは1回戦突破が目標。来年に期待したい。D。



『第十六試合 嫁姑戦争 vs 雰囲気良いバー』


【嫁姑戦争】

嫁と姑の争いがエスカレート、地雷、機関銃等を用いて本格化し、最後にはジョンレノンが登場し客席を巻き込むという奇策を用いたコント。何故この様なスタイルになったのか本人達も記憶がない。ただ、毎回下馬評は良く、今大会の台風の目となる期待も。圧倒的な破壊力で爆発したら優勝もあるだろう。A。


【雰囲気良いバー】

薄暗くて雰囲気良いバー、が本当にめちゃくちゃ薄暗過ぎて店員の姿も何にも見えずみんな手探りで呑まなきゃならない、というコント。試合前からどのくらいの薄暗さにするかというとこで紛糾、良い塩梅を見つけたはずも、実際は客席からほとんど見えず没収試合扱い。E。









本来は6月末に、YouTube用ネタ収録ライブを行い、そこでやるネタ1本を、皆さんからの投票で決めるはずでした。が、コロナの関係でライブは恐らく行えないので、とりあえずネタ大甲子園だけを行う事にあいなりました。何卒よろしくお願い致します。




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