9月27日


いかに賞され罰せられるかによって人は左右される。



人間組織においては、データによる管理には基本的かつ根元的な制約がある。組織とは、それぞれが独自の理念、目的、欲求、ニーズをもつ人の集合体である。いかなる組織であれ、メンバーの欲求とニーズは満たされなければならない。この欲求とニーズを満たすものが賞罰であり、各種の奨励策、抑止策である。

給与のように定量的な要因もある。しかし、この欲求に応えるためにシステムそのものは定量的ではない。定量化は不可能である。

だが、そこにこそ組織の本当のマネジメントがある。人はいかに賞され罰せられるかによって左右される。彼らにとって、賞罰こそ組織の目的、価値観、位置づけ、役割を教えるものである。人事に現れるこの組織としての価値観に合わないものは、すべて無効である。それどころか摩擦のもととなり、組織としての機能不全をもたらす。

組織のマネジメントは、事実上の管理手段である人事抜きには考えられない。いかにコンピュータによる道具立てを講じようとも、定性的な管理手段としての賞罰、勝ち、タブーに比すれば第二の地位に甘んじなければならない。
『マネジメント-課題、責任、実践』




昇格人事の手続きを含め、組織の賞罰のシステムを書き出してください。
成果が昇進と昇給に結びつくようにしてください。


その点フルコミッションのうちの会社は明確ですね♪

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連絡なしなら30分ぐらいかな~

連絡あれば、一応本とか読めるから2時間ぐらいなら。