昨日は八王子の北原国際病院の理事長、北原茂実先生の話をうかがってきました。



正確に北原先生がしゃべったこととは違うかもです。メモをもとに書き起こしてますので。

■健康診断で数値を追って、改善していくことの無意味

スカンジナビアでの研究。ランダムに選んだ1万人の対象群AとBがあります。

AにもBにも健康診断を受けてもらいますが、対象群Aのみ、数値の改善を図っていきます。

例えば禁煙、禁酒、カロリー制限、運動、etc

一方でBには、何もしません。これまで通りの生活をしてもらいます。


10年後、健康状態に差が出ます。有意にA群の方が病気の率が高かったそうです。
(北原先生は、10年後にA群はみんな死んじゃったって表現してましたが、さすがにそれはないでしょう。)



■コレステロール制限の無意味
心筋梗塞以外、コレステロールが病気の因子となることはないそうです。

逆に総コレステロール(いわゆる善玉悪玉含め)の数値の高さと寿命は正の相関があるんだそうです。

そして、日本は世界各国に比べ心筋梗塞のリスクが低いので、コレステロール制限をする必要はない。



■最近メタボって言わない
もともと無意味な指標(お腹周りが80cm以上とか)。厚労省が(もともと気付いていた)そのことに触れなくなったから。


■塩分控えても血圧は変わらない
日本人の中で塩分と血圧が関係あるのは30%ほどの人。
これは人種差があるもの。アフリカ人とか暑い国の人は塩分と血圧が関係ある。
→血圧に一番関係あるのは、ストレス。精神安定剤で下がる。







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