言っても仕方のないことだが・・・




今日も暑い。



所要を済ませ



駐車していた車に乗ると



39°



目眩をおぼえる。






こんな時はプールに飛び込みたい!








さて





プールと言えば・・・


(いつもの如く無理くりな前振り終了)











息子がまだ泳げなかった頃





夏休みにプールに連れて行った。








腕につける浮き輪を駆使したり

ビーチポールにつかまらせたり




水に慣れるべく



いろいろな工夫を凝らした。







で、少し休憩となった時。






「いいか、お父さんが泳いでみせるから、よく見ておくんだぞ」


と、ひとりプールに飛び込んだ。






平泳ぎ





クロール





自由に泳ぐのは


なんとも気持ちが良い。





裕太を見ると


「すごーい」


という顔をしている。






おお、父親の威厳が


もひとつ高まったか(-。-)y-゚゚゚


と悦に入っていた。









そろそろ上がろうと思った時







バタフライで泳いでる人がいた。





美しい、綺麗だ!





裕太もそちらに注目している。






お、





ここは負けていられない





父の威厳をもう一段階上げる




チャンス!








プールからあがるのをやめ





再び泳ぎ始める





今度は







バタフライだ





やった事はない







がしかし、それはそれ




なんと言っても





お父さんは




アクションスターだったのだ(^^)v







見様見真似で泳ぐ。





うん。




なかなかである。




我ながらまだまだ捨てたものではない













と、







誰かが





俺の泳ぎを




邪魔するものがいる。








ん?





なんだこれは











俺の腕を捕まえてくる。






一瞬の事に驚き




腕を振りほどこうともがく







が、




さらに強く




腕につかまってくる!







何をするんだ!










泳ぎをやめ




水から顔をあける。





すると



俺の腕にしがみついていた


青年が


一言












「大丈夫ですか」









え?




何が?



まさか・・・






そう。






その青年は





監視員だったのだ





つまり





溺れていると思われたのだ・・・






えーー!








そんなに酷かったのか・・・


俺の


バタフライ・・・・・・






しかも


息子の目の前で・・・・・・






父の威厳が



崩れていく音がした。













その後




裕太は自力で頑張り



ついには




遠泳の指導員にまでになった。