さて全回はへんなところで終わってしまいましたので・・・
Gato Bonito!の感想から参りましょうか・・・。
プロローグから熱い熱い・・・。
外も暑かったけど、劇場内は更に熱くて黒塗りの男役さんたちがずらっと並んで・・・なんて大好物の始まり方でしたね。
あれでボルテージマックスだったのに、更に望海さんと娘役さんたちが出てきて・・・。
テンションぶちあがって私ここまでテンション上がるの!?の頂点更新しちゃったよ・・・。
プロローグだけであんなに盛り上がっちゃって後大丈夫なのか?って思ってましたがちゃんと55分意識もって楽しみましたよ。
彩風さんと朝月さんの導入からのロケットは贔屓が同期の星南のぞみちゃんと組んでて、みるたびに楽しそうに踊ってて嬉しかったなぁ。
全員が銀橋をわたってカーニバルするのも新しい演出でよかったですね。学年の若い子から組長さんまで、しかも手に小道具持ってる子達も居て。
(ゆきぐMilk、商品化しないかな・・・とか考えてたのはここだけのお話。)
いろんな場面がある中でこれ見てええんか・・・って思ったのが、望海さん×彩風さん、彩凪さん、朝美さん、永久輝さんの中世的なシーン。
4名はそれぞれレースの色違いの衣装で妖しく、Gato Bonitoを誘惑していくわけですが、いやいやエロ過ぎでしょ!!!をツッコミ入れまくってましたね。
その後5人での爆踊りからの中詰め総踊り。
ここまでで十分楽しかったのに、まだまだ続くわけですよ。
いかんせん中詰めですからね。
コパカバーナがあったり、黒猫のタンゴがあったり・・・
そしてやってきました、男役群舞。
黒と紫の衣装、最高にかっこいい。
振り付けも、ちょっと大人な感じの振りで今回はとことんアダルトに攻めるのね・・・!といった印象でして。
大満足ですよ・・・とか思ってたらパレードで階段真ん中降りしてくるじゃない???縣さんと一緒に!!
嬉しかったなぁ・・・。
あのシャンシャンはねこじゃらしなのかしら???
可愛かった!
そして大劇場公演の2018年ラストは
『ファントム』
望海風斗さんと真彩希帆さんの憧れの作品だったファントム。
決まった当初から人気が出ることは分かりきっており、案の定のチケット難。
どこを探してもないチケット・・・。
ちょうどこの時期は勤めていた職場を体調の問題で辞めてアルバイトで食いつないでいた時期。
きつかったけど、ご縁というのは不思議なもので見に行かせていただきました。
上記リンク先の記事にも書いておりますが、愛というテーマも様々だなと。
恋愛、家族愛、夫婦愛・・・。
様々な愛の形の見えたファントムでした。
年が明けて最初に見に行った雪組は
永久輝せあさん主演のバウホール公演
『PR×PRince』
架空の王国ぺキエノを舞台にイケメン3王子が繰り広げる母国救出PR大作戦!!
永久輝さんの主演ということもあって盛り上がった作品でした。
永久輝さん演じるヴィクトルはメガネを取ると人格がとんでもなく変貌したり・・・。
綾さん演じるヴァレンティンは過去に失恋したことから超絶ナルシストだったり。
彩海さん演じるヴァルテリが唯一まとも・・・?(筋肉は裏切らないとかいっちゃう脳筋ですが)
な3兄弟。
直訳すると・・・可愛い。
それぞれにちゃーんと恋人だったり想い人がいるのがまた、楽しい!
ヴィクトルは潤花さん演じる研究室の研究家エル。
ヴァレンティンは星南さん演じる初恋のダイアナ。
(まぁ、初恋のあの人を思って歌ってたらえらい目にあうんですがね・・・。)
ヴァルテリは留学中に一緒に学んでいた彩さん演じるマリー。
最後にはちゃんとみんなハッピーエンドになるあたりもとっても幸せでしたね。
コメディらしく劇中にはアドリブもあり、笑いもあり・・・
それでもどこかほろっとするシーンもあったりと感情豊か。
個人的に大好きだったのはペキエノにいる3人の重臣たち。
三者三様のキャラ作りが濃いといったら・・・!!!
敵対するグランデ国のリリー王女とその手下たちもキャラが豊かです。(思い出しただけで吹き出せるくらいには)
煌羽さん演じるギャレットは一言も話さないけれど動きと目線だけで巧みにキャラクターの濃さを表現しており・・・最高でしたね。
きっとヴァレンティンさんもびっくりのナルシストよ・・・?
心温まるハッピーエンドの作品についついよかったね・・・と思いましたね。
同時期に東京・シアターオーブ公演
『20世紀号に乗って』
も観劇いたしました。
こちらはブロードウェイミュージカルを宝塚にて上演した作品ですが、もう最高に笑い倒しましたよ、ええ。
版権が厳しいだろうから映像化されないのでは?と危惧して一回でいいから!と無理をして遠征した甲斐がありました。
後悔してない!
上演中に苦しい・・・とか言いながら笑ったの、20世紀と専科公演『パパ・アイ・ラブ・ユー』くらいじゃないかな?
3連敗の劇作家オスカー・ジャフィ(望海風斗さん)が一発挽回をかけてかつての恋人リリー・ガーランド(真彩希帆さん)に出演依頼するために無賃で乗り込んだ特急20世紀号の中で起こるどったんばったんのコメディ作品。
アルコール中毒のオーエン(朝美絢さん)と胃潰瘍持ちのオリバー(真那春人さん)の手下2人の軽快なやりとりもたまらなく愉快でした。
フラナガン車掌(彩凪翔さん)とタップ(橘幸さん)・チップ(諏訪さきさん)・トップ(眞ノ宮るいさん)・ポップ(星加梨杏)さんの軽快な導入から始まる1幕、2幕の始まりもわくわく感が増してきて楽しかったし、みんなちょっと頭のネジが飛んでいる(失礼)キャラクターで気持ちが明るくなりました。
京三紗さん演じるレティシア・プリムローズさんが物語の鍵になるわけですが・・・私は京さんがあんなに動けて可愛いおばあちゃんを演じられる人だとは思っておりませんでして・・・。
終演してから、「京さん、すっげぇ・・・」って呟いたくらいでした。
新源氏物語のあの印象でしたからね、私・・・。
和ものが強い方なんだとばっかり・・・。
本当に失礼しました。
彩風咲奈さん演じるブルースもまたいい味でした。
黙って立ってたら本当にただのモデルさんやのに、一挙手一投足が面白いとかずるすぎるでしょ・・・。
コメディのすごいところは全員が真剣にウケ狙いに走っているのではなく、演じた上でそうなっているから面白いというところ。
当の本人たちは真剣にことを解決しようとしているのに、その最中にいろんなことが起こってそれが滑稽だから面白いんです、きっと。
最初からウケ狙いだったらあんなに笑えなかったと思います。
「お客様が入ってこそのコメディ」と舞台演者さんがたが次々と仰るのはそういう意味なのではないかなと思います。
さて、このあたりにしようかな・・・
文字数3000越えそうなんです。
ボリュームたっぷりですみません。
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