真面目に書いてみようかな | 桐朋学園芸術短期大学2専攻合同専攻科演劇専攻修了公演「新・妖精たちの砦ー焼け跡のピーターパンー」blog

桐朋学園芸術短期大学2専攻合同専攻科演劇専攻修了公演「新・妖精たちの砦ー焼け跡のピーターパンー」blog

桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻によるブログになります。公演のお知らせや出演者の紹介、稽古の様子などをお伝えしていきます!
次回公演の予定
1月28日(木)~1月31日(日)「新・妖精たちの砦ー焼け跡のピーターパンー」
作・ 演出:福田善之
調布市せんがわ劇場

どうも。
専攻科二年のまきのです。
先日、キャストが正式に決まりまして、我々一同台詞覚えや、時代考証、歴史について考えながら日々このお芝居と向き合って生活しております。

あ、遅れましたが私
Aプロ タイガー・リリーを演じます。







日々筋トレです。







いろんな所から、「筋肉痛がー!!」という悲痛な叫びや、「痩せるー!」といったような歓喜の叫びが聞こえてきます。







ちなみに写真では、能動的3分間の真っ最中。


そしてそして、先日はパンフレット撮影でした!









プロのカメラマンの方に、素敵な写真を撮っていただいております。
どんなパンフレットが出来上がるのか!
完成したパンフレットは本番、劇場にお越し下さる皆様のお手元に渡りますので、どうぞお楽しみに…!






ポーズ指導中の長田さん。





こちらは今回の修了公演をお手伝い・出演してくれる本科一年生の大沼君。
専攻科生の無茶ぶりで、フィギュアスケートの羽生選手のポーズしてもらいました。
(彼の足が長すぎて、カメラに収まらなかったので没になってしまいました…)




長田さんと、本科一年の坂井ちゃん。
とても眩しい写真になりました。


そしてそして今回もまた、キャスト紹介なるものを始めます。
今回私めが紹介致しますのは、研究科生の小島彰浩先輩でーす。






新・妖精たちの砦では、“先生役”を演じます。
先生は復員兵で、とある夜に、タロー・スズを始めとした浮浪児達の“家”でもある廃墟…砦にやってきます。
復員兵である彼は戦場を生き延び、一体何を見てきて、今、何を考えているのか…
研究科生の大先輩、小島彰浩先輩がどんな先生を演じるのか!どうぞ、せんがわ劇場にてご覧下さいまし~!




そんでもって、ここから雰囲気を変えて真面目に書いてみようかなーと。

今回私たち専攻科生研究科生が上演致します
「新・妖精たちの砦ー焼け跡のピーター・パンー」は、戦後が舞台です。

いつの?

それは大東亜戦争が終戦して間もなく、といった頃です。

一言で戦争と申しましても、いろいろな目線があるんですね。
勿論、一般国民から見る戦争と、当時の政府関係、二等兵~大将、志願・徴兵で戦地に赴く人で目線が変わるのなんて当たり前の話なんですが。
私もまだまだ勉強不足でして、この作品から始めて、学んでいこうかと思っている次第であります。
ハルノートとか、まだ少々分からないものも多いです。
勿論、現代とは社会・世界情勢がほんとに違いますから、その点も理解した上で見ないといけません。難しい話ですが…。


あと、よく侵略っていう言葉を見かけますけども、実際のところ台湾やインドを始めとするアジア・東南アジア諸国からは感謝されていたりと、本当に日本は侵略したのか?本当に悪なのか?という疑問もあったり。

日本だけが一方的に責任を問われる話なのか、そして平和ってなんだとか考えてみたりして。


小難しい話はここまでにしまして、
12月に入ってから、「海難1890」と「杉原千畝」という映画が公開されました。
私観に行きたいなぁと思いつつまだ映画館に行けてません。
日本とトルコ・日本とユダヤを結ぶ、史実に基づいた、日本人の美徳が描かれている作品だと思っております。

ちなみに「杉原千畝」の方は、第二次世界大戦中の実話だったりします。
戦後70年を迎え、数多の悲しいテーマの作品の多い中、数少ない日本の良き・誇るべきと思う史実を取り上げた二作品だと思います。

直接的に、今回上演する「新・妖精たちの砦」とは接点ないかもしれません。
が、こういった別の目線から日本を見てみて、本公演をご覧頂けたら、また別の目線が発見できるのではないかと思います。
そして、何が真実なのか調べるきっかけになればなぁと。

将来、海難1890や杉原千畝のように、今まであまりスポットが当たる事の無かった史実が広まっていけばいいなぁ…というのが細やかな私の夢です。
はあ、長くなってしまったのでとりあえずここまでにします-。
じゃあの!