第4話「魔獣狩りに向かいます」

武器への付与魔術に興味を持ったロイドは、自身が魔術を付与した武器の完成具合を見るため、アルベルト、シルファ、王国の騎士団らと共に、国王からの依頼である魔獣狩りへと向かう。行軍の途中でタオと再会し、目的地である魔獣の湖に到着する一行。しかし、そこで不自然なほどに高い再生能力を持つ魔獣ベアウルフの群れに遭遇する……。


「(シルファ)失礼しました。アホの気配を感じたもので」
「(タオ)誰が、アホあるか!このスケベメイド!」
「あなたこそロイド様によこしまな視線を送るのは、おやめください」
「そそ…そんな視線、送ってないある!」
「(ロイド)…《最悪だ。これじゃ城の中より窮屈だぞ》」
「(アルベルト)ロイドも隅に置けないなぁ」
「(ロイド)ご冗談を…ハァ…」
第七王子を取り合う、美人メイドと美少女武術家!キレイで強いと強くて可愛い、どちらかなんて選べませんわね?というかロイド様は、魔術なんかよりも女心を極めるべきでございます…!?