第8話「まゆのドキドキ新学期」

4月になり、まゆにとっては転入生としての初日がやってきた。いろは(声:種﨑敦美)も新学期を迎え、悟と同じクラスになったことをよろこぶ。緊張していたまゆだが、顔見知りのいろはがユキやプリティホリックのことを話してくれたおかげで、無事に自己紹介を終えることができた。一方、いろはを学校まで迎えに行こうと家を飛び出したこむぎ(声:長縄まりあ)だったが、食べ物のにおいにつられて道をはずれ、ふと気づくとプリティホリックにたどり着いていた。お店の前でまどろんでいたユキはこむぎを追い払おうと威嚇するが、こむぎは気にせず遊ぼうとじゃれついていく。放課後、いろははたくさんの動物たちが過ごしている学校の飼育ゾーンにまゆを連れてくる。悟とともに飼育ゾーンの案内を終え、家に帰ろうとするが、急に動物たちがざわめき出し、学校にガルガルが出現する。


「(まゆ)あの…えっと…ユキっていう名前で、雪みたいに真っ白い猫なんです。白いのは、とってもきれい好きだからで…爪とぎとかグルーミングが上手なんです。お風呂は苦手で嫌がるけど。ふてくされた顔も、すっごくかわいくて。それに、この間なんか…あっ…はっ!《また間ちがえたぁ〜!》」
「(いろは)フフッ、まゆちゃんはユキちゃんのこと、だ〜い好きなんだよね」
「あっ…うん」
飼い猫のこととなると、とたんにハイテンションなまゆちゃん!それだけ夢中になれることがあるって、とっても素敵なことだと思うんだワン?周りの目にゃんて気にしにゃいで、好きなだけにゃんにゃん言ってくれていいんだワン…!?