第27話「恋人泥棒/水乃小路の娘」

「色男がほしい」と騒ぎ始めたクラマ。クラマをなだめるべく、うっかり“まっちんぐ”で色男探しをしているとでまかせを言ってしまったカラス天狗たち。とりあえずコンピューターに情報を入れ、色男を探してみると思わぬ人物が“まっちんぐ”した…。
父から見合いを勧められた面堂。その相手とはトンちゃんこと水乃小路飛麿の妹。トンちゃんから妹がいるという話を聞いたことがない面堂は、直接話を聞きに行く。すると、トンちゃんからも「妹などおらんわ!」と言われ…。


「(クラマ)色男が欲しい!」
「(カラス天狗)もぐもぐもぐもぐ…ん?」
「(カラス天狗長老)い…いきなりどうされました?クラマ姫」
「(カラス天狗)ここしばらく、そんなことおっしゃらなかったから」
「(別のカラス天狗)す〜っかり諦めたもんかと」
「(クラマ)私とて、いくら種族維持のためとはいえ、毎日言いたくはない。だいたい年がら年中、男、男、男、男と騒いでいては、慎みがない」
「(カラス天狗)そうそう、そうですよ」
自分の欲望をストレートに吐き出す、クラマ姫!子孫を残すのは生物の本能なんだから、仕方のないことだっちゃ?まあ通報だけはされないように、気をつけるっちゃよ…!?