おはようございます。
鎌倉に暮らすピアニスト、小山香織です。
昨日は酷い雨でしたよね。
生徒さんはみんなずぶ濡れで風邪をひかないか心配でした。
今日は母の検査入院の退院のお迎えに都内の病院に向かっていますが、打って変わって晴天。
道々の風景です。
さて、久しぶりに麦ちゃんです。
麦ちゃんのレッスンダイアリー㊽
100番ツェルニー22番
「ホールの向こうまで届く音を出すには?」
体調を崩して予定を断念しなくてはならず残念だったことの一つに、麦ちゃんのことがありました。
ステップと呼ばれる小さな力試しの演奏を聞きに行ってあげる予定でした。
そのステップへ向けての曲はまたアップするとして。
もう今は仕上がってしまったツェルニー22番の譜読み段階の頃です。
この曲は弾いてみてびっくり!難しいです。
とても弾きにくいし、バランスもとりにくい。
それでもどうにか通して弾けるようになったところでした。
あとは、強弱に気をつけて弾こう、それによって手の練習は倍難しくなります。
そしてもう一つ。
最後のフレーズで高いファの音が出てきます。
こういう音がホールの客席遠くまで響くといいな、と思い、どうしたら良い?と聞くと、こんな答えが。
「新しいフレーズってことを意識したらよい」
麦ちゃん名言集!素晴らしいです。
指を寝かせない、とか、腕をどうとか、そんなことを伝えるつもりがすっかり麦ちゃんの感性に助けられました。
続きます。
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