おはようございます。

鎌倉に暮らすピアニスト、小山香織です。



体調が戻り、延期してもらったレッスンをすることができました。

桐朋子どものための音楽教室からの生徒さん、小学生の頃からのお付き合いです。

音楽大学を卒業してから、学校の先生もし、ピアノも弾き続けています。

ショーマンのソナタ3番を持ってくるとのこと。

この曲は私がミュンヘン音大の修士試験でメインにした曲です。

大好きで、絶対卒業試験で弾きたいと思って取り組んだ曲でした。


ミュンヘン音大の恩師、クラウス•シルデ先生はレッスンノートをくださる先生でした。


シルデ先生に教えていただいたことはしっかり手に入っているけれど、教えは彼女にきちんと伝えなくては、と思い、先生のレッスンノートを久しぶりに引っ張り出してみる。


うわぁ、懐かしい先生の字だ。

ふとーいモンブランの万年筆を思い出す。



ミュンヘンの文房具屋さんで買ったノート。



細かく細かく指示されるのだけど、組み立ててみると本当に音楽的に曲が仕上がっていく。

しっかりしたタッチで立体的に楽譜を起こせるようになったのは先生の教えのおかげと思っています。


悔やまれるのは、若気の至りで欲がなかったこと。

もっともっと沢山のことを教えていただきたかった。

今頃になって後悔しても先生は天国。

でも伝えていくことはできます。

大事な仕事です。


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