お世話になっております。3年470スキッパーの渡邉が本日の平日ブログを担当させていただきます。
 さてさて少し遅いですが、インカレが終わりました。応援、ご支援ありがとうございました。特に現地にお越しいただいたOBの方々には厚く御礼申し上げます。とても励みとなりました。
 弊チームはもちろん、各大学代交代したようです。アツい思いを綴ったブログもよく見ます。今日は僕もインカレの思い出話とアツい思い?を書いてみようと思います。470スキッパーは各学年アツい枠がいますし笑。少し長いかもですがお付き合いください。

 「人は何のために生まれて何のために生きるのか?」2日目のDNFで頭が狂った僕はそんな事を考えながら日を跨ぐ手前まで福岡の街を放浪していました。レース期間に何をしているのでしょうか?冷静に考えて、いや考えなくても、こんな事してる馬鹿が前走れる訳もないですね。
 メンタル弱すぎと言われても仕方ないですが、DNFにはインターハイで苦い思い出がありまして…DNFはマジでトラウマです。今回も目の前、本当にあと10秒ちょっとあればフィニッシュできるのに…という所でフィニッシュラインが閉じました。閉じるまでの秒読みの声は今でもハッキリ思い出されます。
 そんなこんなで僕の心は完全に折れました。何でDNFしたのか?何であんなに遅いのか?1年間何をしてきたのか?大学に入ってから何をしてきたのか?何で4830に乗っているのか?何でヨットに乗ってるのか?何で部活をしてるのか?何でこのチームにいるのか?何で生きてるのか?どんどん考えるうちに訳が分からなくなりました。人間絶望すると正常な思考ができないものですね。結局後半の問いに意味はありましたが、レースそのものに対しては意味がなかったです笑(そりゃそう)。最後はお世話になってる人からの励ましの言葉をいただき何とか復活しました。
 
 で、結局何が言いたいのか。それはこの一年表面では頑張ってたけど、妥協に妥協を重ねた1年間だったなと悩むうちに気づいたいう事です。口では入賞に向けてと言うものの、まぁでもこれはと心のどこかで言い訳して納得したり、これは関係ないからと逃げたり、そんな1年だったなと思います。そしてその結果がDNFでありあの成績だったんだろうなぁと。
 この気づきを通してこの1年は死ぬ気でヨットに取り組もうと思いました。思いましたと言うか、そうする事にしました。海にいる時は0.1秒だって無駄にしません。風を見ます。サークリングします。風がないならロックします。タック練します。週末はもちろん、平日も、オフ期間も、ヨットを考えない日や速くなるための努力をしない日は一歳なくします。毎日Evernoteで反省書けるレベルでヨットを考えます。トレーニングも欠かしません。部屋で1人でシャドーします。やるべき事を全てやります。言うべき事も言います。自分がチーム貢献できる要素の出し惜しみをしません。もちろんインカレで入賞しますが、万一成し得なくとも妥協はなかった、やり方が間違っていただけ、と思って終えられるようにします。
 
 秋に僕のお世話になっている2人の方から、学生で5本の指に入れるか期待している、ぜひ宮城出身で3人目の全日470入賞を目指してほしいとそれぞれ言われました。当時の僕は流石に無理だろとお茶を濁すだけでした。でも今はハッキリ言えます。この2本とインカレ入賞が僕の軸だと。
 
 ここでお題に移ろうかと思ったら意気込みと目標の方は書けてましたね。これに絡めて4年にメッセージを送るなら、1年間僕を監視していて欲しいです。ストーキングとかではなく笑。ちゃんと妥協せず死ぬ気でやってるか見ていてください。今日の成長とか突然聞いてもらって構いません。閖上に顔出してくれると嬉しいです。
 
 長い自分語りに付き合ってくださり、ありがとうございました。最近は急に気温が下がり、原付に乗るのも辛い時期となっています。お体に気をつけてお過ごしください。本日の平日ブログは以上です。