こんにちは
4年470スキッパーの柳澤です。




春練が始まり、1回目の合宿が終わりました。

4日間の合宿でしたが、自分は学校の用事で抜けたりして満足に練習できたのは2日程度でした。

残り全日インカレまで9ヶ月となり、代交替してからすでに3ヶ月が経ってしまったことにも、これから練習できる日は自分たちが思ってるよりも実は遥かに少ない事にも焦りを感じています。




4年生のブログのテーマは「入部してからを振り返る」です。

正直、入部してから最初の一年間はよく覚えていません。

夏に470に配属され、冬にスキッパーになりました。

今思えば、ヨット部に居る理由はヨット部員と一緒が楽しいからの一言に尽きていた時期だし、正直ヨット自体に楽しさを見出すことができていませんでした。



2年生になって同期クルーとペアを組みました。

毎日一緒に乗り、一緒に整備し、一緒にどうやったら上級生に勝てるのか考えました。

この頃から2人で協力するヨットの楽しさが分かるようになってきました。



3年生になると人数の関係もあり、レースメンバーとして起用して貰えるようになりました。

当時主将の片田さんとペアを組ませてもらい、春からのレースシーズンでは自分の予想より良い成績を残すことができました。

しかし、東北インカレで負けました。




何が自分たちに足りていなかったんだろう。




今考えれば、470チームと言いながら、チームではなく個人プレーになってしまっていたのでは無いかと思います。

勿論、チームとして戦うということは意識していたし、実践していたつもりでした。



僕はチームとして戦い切れなかった原因は発信力の欠如にあったのでは無いかと思っています。

練習が上手くいっていない時に発信できたか、自分の船が前を走っている時に何が良くて他の船の何が悪いのか話し合えたか。



チームなのに、まるで個人練習の様に自分一人やペア間のみで考える時間があまりにも長すぎた。

僕はこの反省は繰り返しません。



チームなんだから、練習中自分の船が練習になっていなかったら躊躇なく練習方法の変更もみんなで検討します。

もし自分の船が遅かったらその原因を一人で考えず、他の船やレスキューにも考えてもらいます。

もし自分の船が速かったら、自分が速い事に満足せず、遅い船との差は何なのか懸命に考えます。

その差を明確に言葉で伝えられるように、知識を増やし共有します。



僕達の海面には他の大学がいない為、どうしても普段の練習で”チーム”を意識することが難しい。

それでもインカレはチーム戦ということを去年学びました。

目標に向けてチーム全体で強くなっていけるように、春練でチームの根幹を作っていきたいと思います。