4年470スキッパーの高橋です。

春練は明後日からですが、今日は一足先に部員数名と自主練に行ってきました。

久々にヨットに乗ると、まずなによりも楽しいですね。

まずメンタルにおいて春練に向けていい助走ができたと思います。




 さて、今回は2年、3年時の春練を振り返って、ということなので、春練からそれつつも、時系列で振り返ってみようと思います。



 2年の春練は乗れば乗るだけで上手くなっていくという段階で、自分で自分の成長を実感できることが嬉しくて、ただただヨットを楽しんでいました。

春練での悩みといえば寒いことくらいでした。

先輩の教えに従ってトライアンドエラーを繰り返し、先輩の技量に近づいていくという過程では、これといって頭を使うことはなかったと思います。

春練以降も2年の間は先輩の真似をし、その技量に近づいたことに喜びを感じつつ、練習しながら感覚を頼りにどうしたら速く走るのか探るようなヨットの乗り方をしていました。



 ところが3年になり、見本として真似をしていた2つ上の代が抜けて、自分は迷走してしまったのかもしれません。

練習に張り合いを感じることができず、一時期部活から離れる期間がありました。

そんな中、色々と裏で策略があったようですが、2月の九大遠征に参加させていただき、自分の頭で考えてヨットに乗ることの重要性を学びました。

自分の意識、努力次第でいかようにも上達できるということを示してくれた九州大学の方々にはとても感謝しています。

そして部に戻り、より向上心を持ってヨットに乗るようになりました。



 今でもおそらく自分は感覚でヨットに乗るタイプの人間です。

しかし、その感覚とは十分に準備をした効果的な練習の中でこそ、申し分なく発揮されるべきものであると思います。

自分たちが全国の強豪に勝る点は思考力だと、これまで何度も耳にし口にしたことですが、この思考力を十分に陸上で発揮し、海上での効率的な技術向上に繋げられるように努めて参りたいと思います。