こんにちは、3年コンバインドの小澤わかばです。

コンバインドのリザルトと反省を掲載します。遅くなりました🙇‍♂️


文章を書き始めるとどんどん長くなってしまう性格で、今回もだいぶ長くなりました。

一番伝えたいことは末尾に書きましたので、ぜひそこだけは読んでいただきたいです。


まずはリザルトです。





東北勢の結果は以下の通りとなりました。

男子

第10位 村上大空

第17位 谷祥太朗

第19位 髙田光太郎


女子

準優勝 小澤わかば

第5位 品川咲季


男女共に表彰台を獲得した純飛躍と比較すると、少し厳しい結果だったかなという印象です。

純飛躍の反省で、ひろたかがみんなのジャンプにコメントしてたので、同じようにクロカンに一言言っていきたいと思います。女子だしタイムも遅い私が言うのはおこがましいことは百も承知です。それでも自分なりに頭を使って、この一年で多少は成長が見られたので、暖かい目で見てください🙇‍♂️見当違いなことを言われてたら、ガン無視してもらって大丈夫です。


ひろたか

上手いです。正真正銘私より圧倒的に上手いので言えることはあまりありませんが、、強いて言うなら、もう少しだけ体の真下から足が出ると、もっと力が伝わるのでは?と思います。去年の時点で、去年より明らかに上下運動が出ていて、それはすごく参考にさせてもらっているのですが、その反面足が体の軸より少し外に出ているために、横の運動も大きくなってしまっている気がします。


しょうたろう

まだ左右の体重移動でしかなく、地面を削りながら蹴る動きや、板に乗り込む動き、上に伸び上がる動きなどで生まれる推進力が発生してないように見えます。自分の去年の滑りとすごく似ているので、気持ちがよく分かります。明らかに板が進んでいないのを自覚しながら滑っていた時期だったので、かなりキツかったです。まずはローラーで、タイヤを削るような気持ちで、地面に力を伝えながら足を横に蹴り出す動きを反復し、その上でゆっくり腕の振りをつけて、腰の位置の上下運動で上半身と下半身の動きを繋げる。簡単に言うと、これで私は大きく変えられました。スタミナと筋力があるので、掴めばすぐに伸びると思います。どんなドリルをやったかなど、教えられるところは全部教えます🙌


こうたろう

体を大きく使えていて、方向性はバッチリだと思います🙆‍♂️腕の振りや足の出し方に少しずつムラがあるせいで、すごく疲れやすい滑りになってるのかなと思います。腕を押す動きと同時に下を向いて頭も落ちてしまっているので、ここも改善したいですね。ただ、ジャンプを見ていても、センスがあるというか、いい意味で怖いもの知らずに動けるところがあるので、動作一つ一つを磨けば、すぐにタイムに表れると思います。


さき

夏より足がよく動くようになって、動画を見ていても、傾斜のある坂でもテンポを落とさずに一定の動きをし続けられていてすごいです👏腕や足、一つ一つの動きはいいと思うのですが、腰の位置が常に同じところにあるので、体全体の動きとして、連動が生まれていないのが改善の余地ありかなと思います。私も同じような滑り方で、股関節に負担をかけすぎて、時間のかかる厄介な故障をしたので、気をつけて欲しいです。動画を見て頭を使って考えるタイプだと思うので、色んな人の滑りを、腰の位置の観点から見てみて欲しいです。あとは、最初はきついと思いますが、無駄が生まれてもいいから大きく動いてみること。個人的に、省エネコンパクトなものを大きくするより、荒削りだけど大きな動きを綺麗に整えていく方が簡単かなと思います。ジャンプもクロカンも、転ぶことを恐れる気持ちは誰でも同じです。まずはアグレッシブに大きく動いてみよう👍



自分の反省を忘れていました。

コンバ前半のジャンプは、正直、これが自分の実力か、と悔しさを感じるものでした。

2月の朝日では、スタートから改めて見直し、サッツが大きく変わり、やっとカンテに力が伝わった感覚を得られたのですが、夏レールのスピードに対応することができず、上手くタイミングを掴めずに終わってしまいました。台によって様々なスキージャンプの競技では、これが通常だと思うので、大会で自分の力を発揮しきるのは、とてつもなく難しいことだと思い知らされました。来年は女子が1部に昇格し、台に慣れるどうこうの話をしている場合ではないので、夏に色んな台で果敢に動ける練習をしたいと思います。


後半のクロカンは、アップがままならず、へろへろの情けない滑りになってしまいました。前と2分半差でスタートし、あまりアドレナリンが出ていないかつ足がまともに動かずにいたところ、ウェーブスタートで30秒後ろから出走した東工の2年生に巻かれ、やっとスイッチが入りました。2週目後半の平地や緩めの上りではしっかり板に乗れたかなと思います。今年度は、上下運動を習得したことで、平地は大きく変化が出たかなと思いますが、クイックは迷走したままでした。来年度どこまで部活に時間を割けるかは未定ですが、もっとカッコいい滑りをしたいです。





長くなりましたが、最後に一つだけ書かせてください。一番伝えたいのは今からの内容です。


クロカンを見ると、悔しさを感じる人が多かったのかなという印象ですが、ジャンプの成績が向上したのは明らかです。東北勢で表彰台、2年生が5位入賞、、あっぱれではないでしょうか。

もちろん個々人の努力の結果であることは間違いありませんが、チーフの功績であるのもまた事実かなと思います。

今年度、何度落とされても、何度腕の限界を迎えても、諦めずにシミュレーションに挑戦し続け、

外部の方と密接に連絡を取り、コーチのいない私たちがプロのアドバイスを頂ける機会を作り出し、

自ら外部のジャンプトレーニングの様子を見学しに出向き、練習の時間を設けて共有し、

全てを挙げることは出来ませんが、インカレの成績は、我らがチーフ永島が力を入れて取り組んできたことが、形に表れた一つかなと思います。


ここに代表して、感謝を述べたいと思います。

自分の競技もありながら、東北コンバのために何ができるか、常に考えていたのをずっと見ていました。みんなここまで伸びました。ありがとう。


3年間一緒に走ってきた者として、諦めさせる気はさらさらありませんが、もちろん本人の意思次第です。気長に待ちたいと思います。コンバみんなで、待っています。




ここまで読んでくださった皆さん(?)、いるのでしょうか、分かりませんが、ありがとうございます。

コンバは日程的に他部門の応援をいただくことがとても多いです。2.5km×2のコースの至る所に応援隊がいるのは中々ハードですが、皆さんの応援のおかげで、走れます。本当にありがとうございます。



本当の最後の最後に、自分の父親が、競技を観戦しに来てくれました。ジャンプを見てもらうのは最初で最後かなと思っていたので、力が出し切れず悔しい気持ちですが、自分が今熱中してるものを見てもらえて、嬉しかったです。

提供してくれた箱も、ジャンプのシミュレーションにフル稼働させてもらっています。「オレンジボックス」だったかな、後輩達が名前もつけてくれて、愛される存在になりそうです。ありがとう。



書きたいことが山々で、長々と失礼しました。

今後とも応援よろしくお願いします!