お疲れ様です。

コンバインド3年の小澤わかばです。

ジャンプ競技について、投稿が遅くなってしまいました。

雪不足のため、今回はスモール開催・レール無しという異例の環境での試合となりました。



自分のことについて、少し長く書きたいと思います。リザルトや他の部員の反省は、下の方に載せるので、ここは飛ばしてもらって大丈夫です。笑


去年の九大戦、インカレを終えて、2023年度の目標は、優勝しても恥ずかしくないジャンプ・走りをすることと決めていました。

圧倒的な実力を持つ2つ上の先輩方が抜け、正直手の届く範囲にある優勝を獲る身として、「学年的に当然だよね、あんまり上手ではないけどね」とは思われたくない。純粋に実力で勝ちたい。先輩方の記録を超えたい。そう思っていました。


ところが、本格的にサマーシーズンに入った6月、元々違和感を感じていた右股関節の故障。MRIを撮っても、原因も治療法も分からず運動禁止。8月、1ヶ月半ぶりに復帰した合宿の終わりに、ダニの仲間に刺され感染症を発症。高熱と関節痛で救急搬送&入院。9月、またもや久々で参加した合宿で、左足の故障。運動したら痛くなる、の繰り返し。

原因が分からず名前のつかない故障に悩まされ続け、オフシーズンはほぼ一度もランニングができず終わりました。


どうにかシーズン入りしてからは、痛みと相談しながらも練習ができ、十大戦も全てのレースに参加できました。(2日に競技が終わってからは、1~2週間くらい歩くのがギリギリでした、もう早速筋力・体力はヨボヨボです。笑)


本当は、

もっと練習したかった。

サマーの間に沢山走って、もっと持久力のある滑りをしたかった。

合宿でもっと飛んで、同期二人と一緒のタイミングでノーマル飛びたかった。もっと遠くに飛べるようになりたかった。

もっと去年の自分から、飛躍的に進歩したかった。


悔しい気持ちを吐き出し始めると、キリがないです。

結果的に、純飛躍・コンバインドともに優勝することができましたが、恥ずかしくないパフォーマンスだったでしょうか。

理想としていた完璧な姿には届かなかったけど、故障を抱えながら取り組んだ中では、うまく本番に合わせられたのかなと思っています。

優勝を獲れたことは純粋に嬉しいし、個人的には、レール無しの中の練習で、学生の一番手に飛べたことと、当日の動画に、「おお、」って声が上がっていたことが、嬉しかったです。そういう小さいことが、心に残ります。笑


そして今回のハイライトは、競技開始前にスタートの近くで、東北コンバのみんなとグータッチできたことです。

今思い出してもじゅわっと熱くなるくらい、なんか涙が出そうになりました。


つらつらと書いてしまいましたが、嬉しい気持ちと、それを遥かに上回る悔しい、もどかしい気持ちで溢れた十大戦でした。

1ヶ月後にはインカレが迫っています。去年、コンバインド後半で、尊敬する先輩の姿を一度も捉えられなかったインカレです。今年は、先輩の飛距離とタイムに勝ってきます。


悔いの残らないように。には限界がありますが、自分を少しでも認められるようなパフォーマンスができるよう、練習に励みたいと思います。

私がコンバインドに引き込んでしまった後輩ちゃんがいるので、追いたいと思ってもらえるような姿を見せたいですね。笑

引き続き、応援よろしくお願いします。

ここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。




以下部員の反省です。

永島史帆

レールがない分、サッツ前の予備動作によって普段以上に体勢が潰れ、無理矢理踏み切ったことが結果に現れました。地上での肩押しからもう一度見直し、インカレまでに正しいジャンプを作ります。


村上大空

とりあえずメダル取れて良かったがあまり納得のいくジャンプは出来なかったので少し悔しい。レール無しも練習になるのでありだと思う大会だった。が、もうやりたくない。


谷祥太郎

カンテを出る瞬間に板が横に開いてしまうので、しっかりカンテに垂直に踏んで板に乗って飛び出していきたい。


菅野由剛

試技の転倒でビビってしまって踏み切りのタイミングと動き出しの調整にじかんがかかってしまった。

大会での立ち回りとしていい練習になった。


髙田光太郎

最後のジャンプで飛型を気にしすぎてうまく踏めなかった。それ以外のジャンプはうまくいったと思う。