二日間の募金活動が終わりました。
「ごめんねぇ少ないんやけど」
「いろんな箱に入れてんねやけど、また入れるわあ」
「阪神淡路大震災の時、赤十字さんにお世話なったから」
思い思いの言葉を私達に託して、現れてはまた去ってゆく人達の姿がありました。
全員分の缶コーヒーを手に「頑張って」と応援してくれたお兄ちゃん
袋いっぱいの飴を届けてにきてくれた売店のおばちゃん
そっぽを向きながら無言で歩み寄り、ポケットの千円をねじ込んだシャイだけど優しいおじちゃん
バイクを降りてわざわざ募金してくれた買い物途中のおばちゃん
みんな東北の為に何かをしたい。その切実な願いを、1%でも曲げる事無く受け止め、次に伝えていく事が私達の使命でした。それは、個人の意見云々を訴えるよりもっと前に大切な姿勢です。だからこそ謙虚に、協力して頂いた方々にお礼を申し上げたいです。
本当にありがとうございました。
22日、無事日本赤十字社への送金を終え、私は頂いた61万192円という大金の重みについて考えていました。このお金は「すごい」。けれどもすごいのは金額じゃない。あれこれ思案しているうち、先日4/1号の週刊ポストでビートたけしさんのある言葉に出逢いました。
「今回の震災の死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。だけど、この震災を『2万人が死んだ一つの事件』と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。」
だとすれば・・同じ見方ができるのなら、きっとこの61万192円と外貨はこう解釈すべきなのだと思います。
"尊い善意の一投が数千人分あった"
私が「ありがとう」をお伝えしたい最後の理由は、ここにあるような気がします。
単純に「嬉しい」とか、「共感してもらえた」とか、そういうことではなくて。
額では決してわからない、二日間の出来事があったからこそ。
応援に駆けつけてくれたタイ人のNatさん

募金してくれた男の子、どうもありがとう!

被災地東北の厳しい状況はもちろん続くわけで、依然20万人以上の方が避難生活を送られております。
http://nhk.jp/N3ur6EjI
1日でも早く元の生活に戻れるよう、被災者の方々へ出来る限りの支援を個人のレベルで続けていきます。
最後にこの場をお借りして、準備段階から携わって頂いた学生有志の方々
そして募金活動を支えて下さった皆様に心より感謝の意を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。
佐藤