今回は、3月22日に宮城県で行われた
「地域団体商標普及セミナー in 宮城」についてのご報告です
仙台市の戦災復興記念館にて、14:00~17:00に開催されました。
まず、特許庁商標課地域団体商標・小売等役務商標推進室長の今田三男氏より、
「『地域団体商標』を活用して地域ブランドを育てよう」についてご講演。
地域団体商標の制度自体の解説と、
商標審査官としての視点から出願する際の注意点などわかりやすく説明してくださいました
制度の趣旨が、地域活性化に役立てることであるので、審査のやりとりは丁寧に行っているとのことでした。
地域団体商標の登録はあくまで、スタート。活性化するひとつのツールであるので、
うまく利用してブランドを育てていくことが重要ですね
次に、ASMIL 山口マーケティング企画研究室 代表の山口高明氏より
「地域食品の開発とブランディング~成功の秘訣とそのステップ~」についてご講演。
企業(事業)戦略、プロダクト・サービスのマーケティング戦略などお話いただきました。
企業戦略には、ストーリーや理念が必要であるとか、
これからの日本高齢・少子化の日本の時代認識であるとかとても面白い内容でした。
3月に東北6県で各県1回ずつ開催いたしましたセミナーに
多数の方がご参加いただきありがとうございました
みなさまがこの制度を利用して地域ブランド強化につながることを祈っております