お久しぶりです。3年女子主将の二瓶です。

はじめに謝らせてください。本当にごめんなさい。

春季リーグから1か月以上がたちました。結果報告のブログを投稿しようと思っているうちに時が過ぎ、いつの間にか学生選手権も終わり、インカレまでも10日を切ってしまいました‥。

遅れすぎですね、ごめんなさい(2回目)。

 

なので、ここから春季リーグの振り返り、学生選手権の振り返り・インカレに向けた抱負の2部投稿でお届けします。

※ここでは女子の報告をさせていただきます。男子についてはまた後日楽しみに待っていてください。

 

 

令和6年度春季リーグは、令和6年度5月18日・19日の2日間にわたって塩釜ガス体育館で開催されました。

 

東北大学女子はⅡ部での試合となり、1位になれば1部昇格、インカレ決定戦に進むことができます。私たちはⅠ部昇格・インカレ出場を目標に日々練習に励んできました。

少しでも勝率をあげていくために、事前にオーダー会議を行ったり大会当日に部員の人に協力してもらって他大学の選手の戦型やオーダーを研究したりしました。

 

迎えた1戦目。秋田大学さんとは初の対戦でした。

相手は少人数ながらも全員実力者であり、苦戦を強いられました。

1番手の遠藤(4年)はストレートで快勝し、2番手の樋口(3年)は相手のエースに対して1セット取ったものの、惜しくも負けてしまいました。1対1で回った遠藤・二瓶のダブルスですが、カットマンと表を駆使したプレーができるペアに苦戦し、1-3で負けてしまいました。戦術以前に、自分の「まことさんとの最後の春季リーグだからこそ、絶対に勝たなければ」という想いが強すぎて身体が強張ってしまったことが一番の敗因でした。4番手の自分は何とか切り替えて相手をストレートで下して、5番手の池田(2年)に繋ぎました。池田はカットマンに対し堂々たるプレーをみせ見事3-1で勝利し、団体戦も3-2で勝つことができました。池田が勝利を決めた瞬間はほんとうに泣きそうでした。

2戦目は福島大学でした。

 

第二試合は福島大学。

相手の1番手は棄権で、2番手梅内(2年)は果敢に攻めるもストレートで負けてしまいました。そのあと3番の遠藤・二瓶ダブルスと4番手遠藤が3-0で勝利をおさめ、団体としても2勝目をあげることができました。第一試合での勝利から勢いに乗り、選手・ベンチともにしっかり声を出して臨めたのも大きかったと思います。

 

第三試合は仙台大学。こちらも初の対戦で、相手の1番手は棄権でした。

2番手のカットマン、奥山(3年)は相手校のエースに対しコートを広く使った返球で翻弄し、3-0と快勝しました。3番の遠藤・二瓶ダブルスも1セット目のデュースを取りきるとそのままの流れを保ってセットカウント3-0で相手を下し、3-0で団体も勝利することができました。

 

大会2日目の第一試合は、Ⅱ部優勝がかかった山形大学戦。

山形大学さんのメンバーの多くとは2月に開催した井口杯で交流があり、懐かしさを感じるとともにお互いの強さも知っているため、より身の引き締まる想いでした。

1番手の遠藤が相手エースに強烈なドライブやレシーブで危なげなくストレート勝ちをおさめ、2番手池田、3番手の遠藤・二瓶ダブルスもそれに続いて勝利し、Ⅱ部優勝を果たすことができました。

正直自分は2日目も本当に緊張していて、第一関門を突破できたときはだいぶ安堵の想いでした。

 

そして1年越しのインカレ決定戦。富士大学との対戦でした。男子も含めほかの試合は全て終了し、会場に残されたのは女子の決定戦のための4台だけ。

決定戦は4人がシングルスで一気に台に入り最後にダブルスを行う、という形式です。

去年は遠藤以外が敗退し、ダブルスまで繋ぐことができませんでした。

当たり前ですが練習の量や質でかなわない私立の大学には、勝つどころか1本取ることすらも容易ではなく、少しでも勝つ見込みのあるオーダーを組む必要がありました。

部員のオーダー研究のおかげもあり希望通りのオーダーにできて、このときは本当に人生の運使い果たしたと思うほど嬉しかったです笑。

会場全体が静寂に包まれた中、シングルス4試合がスタートしました。1番手二瓶は表の調子がよく、3-0で勝利。2番手野末(2年)は、持ち味のフォア表の強打やサーブからの展開を活かして攻めるも相手校エースに負けてしまいました。

4番手池田は得意のラリー力を生かして落ち着いた攻めを見せ、相手校の2番手の選手にフルセットまで持ち込むも惜しくも負けてしまいました。

5番手遠藤の相手は、両面異質で絶妙な変化球で惑わす選手でした。全体的に競る試合展開でしたが、遠藤がエースの貫禄を見せ冷静な判断とボール捌きで勝利を収めました。

 

そして2-2で迎えた最終のダブルス。「せっかくこの場に立てたんだから、思いっきり試合を楽しもう!」と思ってまことさんと2人で、笑顔で試合に臨みました。そうすると2日間の試合通して重かった自分の身体が自然と軽くなり、ちっとも入らなかった攻めのボールも奇跡的に入り始めました。まことさんのドライブやカウンターがとにかく冴えわたり、自分は打てないボールはなるべく表で打球して相手を惑わすことに徹し、得点を重ねていきました。

そして結果は、、、

3-1で勝利してインカレの出場権を獲得することができました!

 

 

まず一緒に戦ってくれた女子部員のみんな、いつも一緒に練習してくれて、観客席でも会場に響くほど応援してくれた仲間、ベンチコーチの三枝さん、いつも支援してくださっている後援会の皆様、今までいろいろなことを教えてくれた先輩方、笑顔で背中を押してくれる家族、皆の支えがあってこのような形の見える成果を出すことができました。

自分も小学校2年生から卓球をしていて、全国の舞台に行けるのは初めてで信じられない気持ちです。

試合後にみんながかけてくれた言葉も本当に嬉しかったです。1つ1つ覚えています。

 

ありがとうございました!!

 

 

それでは、また2部に続きます。