仙台につづき防災フォーラムからのお知らせです。

東北の土着魂をもって活動されている方を応援しております。指差し

 

 

「東日本大震災を風化させない」

をモットーに防災の啓蒙活動をする『伝』
と、学び・体験・つながりを大切に社会貢献を目指す
『アネックス倶楽部』とのコラボレーションにて開催いたします。

 

 

日 時:2024年8月11日(日・祝)
    10:00~16:00(9:30~受付開始)

 場 所:港区立産業振興センター   
          11F大ホール(港区芝5-36-4  札の辻スクエア)


 参加費:アネックス会員* 2,000円
     一般 事前申込* 2,000円
     *事前に振込をお願いいたします
                    当日申込  2,500円
     Zoom参加 1,500円
 申込方法:本フォームをご送信ください。

メールにて振込のご案内をさせていただきます。

 

 
≪ プログラム ≫

  9:30 受付開始 
10:00 開会
10:10 講演 
   『企業を成長させるBCP』講師  西片 太郎氏
11:10 ラウンドスタディ(グループトーク)

12:00~13:30 休憩(お昼の持込み可)

13:30 語り部講演 
   『自然災害から命を守る3つの心得』語り部  紺野 堅太氏
14:30 ラウンドスタディ(グループトーク)
16:00  閉会
 
※また、防災の企業8社による展示を並行して行います。
 

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先日は、仙台で行われました防災フォーラム。

次は、東京での開催のお知らせです。

(まだ席は空いております)

先日、仙台にて防災フォーラムに参加しましたが、
目からうろこでした。

とても深いのです。

今回は、静岡県で防災対策の支援・指導を行い

豪雨災害における救助、物資が届くまで時間がかかることを経験し、

災害に対する取り組みを事業がどのように行なうべきか、

BCPコンサルタントの専門家から伺います。

 

また、今回の東京での語り部となる紺野さんは、
釜石の出身。

震災の時は中学生で釜石市で取り組んできた
「つなみてんでんこ」の教えを守り走り出して逃げて
助り実践した「釜石の奇跡」の一人です。

「つなみてんでんこ」とは、

「とにかく逃げなさい」

 

 

今年3月、釜石にいっていました。

「逃げて」の意味がようやくわかりました。

その意味は、その土地に長く先祖が生き続けてきた家を、
家系を失ってはならないためだ、という思想です。

なぜなら、津波は村ごと失うから。

一人でも生きてもらうために逃げなさいと提唱してきた、
その思想は、三陸の地域なのです。

 

それが、東北地方の防災のあり方だったのです。

 



先日の山形県の豪雨災害では、若い警察官がお亡くなりになりました。

守るための仕事をされている方でも命の危険が伴うほど、
昨今の災害は、甚大なものになっています。

東日本大震災でもそうでした。
高齢者を津波から助けるために、逃げるよう促していた消防士が亡くなっている。
ヘルパーさんもしかり。
防災無線で必死に避難を訴え続けた職員も。

実は、サポートする側の立場の人に最も必要な防災意識。


おそらく、東北ですと、トラウマを持っている方もおりますので、
もう震災はいいよ、とか、
防災教育を子供に強制するのはどうか、とか、
災害はくるのだから仕方ないとか、

いろんな意見があると思うのですが、そこに向き合う勇気は大事であり、多くの命が救われます。


子供だけではなく、外国人、観光客、障がい者、高齢者など、
普段、生活の中では関わりを持たない人たちとのサポート、
繋がりをどう学校と活かすか?

防災フォーラムの理事である千葉さんは、震災時、
北六番丁の小学校で実践した防災教育にて、
地域と関わりをもつと「自己肯定感が上がる」という結果を出し、


それは、子供たちはもっと体験を求めていることで、
大人がそれに積極的な介入をしていない、
ことにも地元の大人たちが気づくきっかけを与えてきました。


防災教育は、自身のピアカウンセリングでもあるのです。

守ることを生業にしている方や、
ご自身の生活や活動の中に、
守りたい方がいる方は、防災を気にしてみてください。

防災と歴史は、深いつながりがあります。

東北から全国へ。
防災の意識を高めると集合意識が働きます。

それは、先祖からの学びを受けて今、
私たちが繋がっていくからです。

 

ご協力、よろしくお願い致します。