久々に秋保大滝に行きたくなり、森歩きをしてきました。
下の方まで歩いていけるのですが、
今は、まだ新緑の時期で、一番輝いていて美しいのです!

 

 



そして、知らなかったのですが、
植物園が隣接してまして、入園したら「銀竜草」の看板を発見。

 


なんと、あの白い妖精「ギンリョウソウ」が
まさかこんな所に群生しているとは!

 

 

いっぱいニョロニョロがいる!ラブ

 



里山や森などによくみかけますが、こんなに群生しているのを
みたのは初めて!照れ

狭い所ですが、そこだけ、わさわさ~~と生えているのだそうです。
なぜに?館内の方がちょうどいたので聞いたけど、よくわからず。

 

まあ、いっか。

 

なんかー、ライトを照らして撮っている方がおり、

それはいんですけど、道を塞いでますから出られません。

 

少し待っていたのですが、まったく気づいておりませんので、

声をかけ、通らせてもらったのですが、

ライトアップされたギンリョウソウを撮らせてもらう。笑

 

 

このライトは、園内でもともとライトアップされているのか、

この方の持ち主なのか、聞いてもよくわからず。

 

まあ、いっか。

 

ところで、銀竜草という名前の由来は、
退化した鱗状の葉に包まれた姿を、
竜に見立てたことが由来
とされるそうです。

陽の当たらない林内に白く浮かび上がって見えるため、
ユウレイダケ(幽霊茸)とも呼ばれます。

「茸=キノコの意味」という別名がついていますが、
れっきとした植物の仲間で、DNA を用いた解析から
現在ではツツジ科の一種であることがわかっています。

※神戸大学・東北大学(プレスリリース)より

ツツジ?
これが、つつじ科?!

 

植物の世界も、謎多し・・・大あくび

 

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ここからは、園内さんぽ。

 

 

庭園の蓮池

 

 

あやめと蓮池。

 

睡蓮ですね。

 

 

 

かわいい三姉妹

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとやすみする処

 

 

 

 

秋保大滝は有名ですが、ここの「みぞれ滝」も上から見られます。

 

 

 

 

 

小さい滝も

 

 

 

 

「植物は人間を見下しているかもしれない」

 

という専門家の説に、なんとなくわかる気がします。

 

植物は、動物の中枢神経にあたるものとして、
個々の独立した細胞が外部の環境を察知して応答していく、
分散型制御というシステムを持っているのだという。


制御装置とは何か?をネットワークで説明すると、
管理、統制し相互に通信し監視し合うものですね。

 

そもそも、ネットワークとは制御するために

監視をするものですから、それぞれのPCの番号で管理されています。

人間界では・・・

植物の場合、
脳を中心とした1つの制御システムをもつのではなく、
個々の機能、ひとつひとつに制御システムをもつという。

なので、このように絡まっている植物は、
ちゃんと意味があって絡まっているわけです。

 

 

絡んでいるアジサイ科のイワガラミ。

絡まれている木は、コナラ。

 

主張しているのはイワガラミ。

私が主よ!と言わんばかりに絡まる。

 

それを司令しているのは、植物しかない細胞、細胞。。。なんちゃら。はてなマーク

 



ケルトは、植物思想があり、呪術も植物で行いました。

元祖、古来のシャーマニズムは植物か、それとも石だったのか?

 

ある説では、古くは祈祷する巫女は体に蔓性の植物を巻いていたと。

(神道でも榊を使いますね)

 

鉄の技術が発達すると、植物から鉄に代わり修験者がかける

鉄製の結袈裟になったと言われる。

 

※アイルランドのグリーンマン(葉で作られた人頭像)

 

土蜘蛛の伝説がある茨城県は「いばらの木」

これもアジサイのように、からまる蔓性のものを示している。

 

イエスキリストの-「荊冠(けいかん)も、

茨(いばら)で、刺があるものです。

漢字の草かんむりと刑を現すのは、刺のある植物などで

罰を与えることを意味するものだったりする。

 

そのような植物をみたてた石文化の人、

という、石と植物の異なる民族がいたわけです。

 

水=植物=稲=天津神・・・水鳥

火=石=タタラ=国津神・・・猛禽類の鳥

 

 

 

 

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落葉樹林の新緑はきれいですね。

一緒に杉や松などの針葉樹林が混合している森が、美しいです。

 

 

 

 

 

花も星型

 

 

もうひとつ、秋保大滝のこと。
過去記事の話をまとめておきます。

つづく