まず先に、このブログについてフォロワーの皆様へ、ちょっとしたご提案です。


いつも、ほんとに長い妄想ブログにお付き合い下さいまして

ありがとうございます。

 

私自身、後で読み返したい時に、

過去記事を探すことに苦労することを今更気づきました。笑

 

このブログあまりにも情報量が多いため、

「テーマ」を細かく分けることにしました。 

(作成中)

その方が読みたい内容の記事を探しやすいと思います。

 

どんな内容の記事を読みたいか、

先にテーマで探すのも、参考にしてみて下さい。

 

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さて、山形探訪のつづき

 

東日本には縄文遺跡がたくさんありますが、
一番好きなのは山形県の縄文です。

 

 



風も空も大地も空気も、すべてが大好きです。

各地の縄文遺跡にいって思うのは、
なだらかな丘陵地が多く、
ほんとに景色もよくて良い所なんですよね。

 



縄文時代は、今より豊かな自然と森があり、
あらゆる生き物がいる世界で、
人間だけが物をつくり開拓していく能力をもったのは、なぜなのか?

疑問をもちながら問い続けた人々であったことは、
私たちと変わらないのです。

 

 

長井市古代の丘資料館

 

長井市各所の縄文時代の遺跡から発見された土器・石器を展示しています。

 

 

 



入口がトンネルになっています。

(まるでタイムスリップ)

「やまがた子育て応援」サイトがありました。

 

 


縄文の世界が子どもたちにとって学びの場になるとは、
ほんとにうらやましい。

 



こちらは無料で拝観できます。

 

 

 

縄文村(長者屋敷遺跡)

 

資料館の向かいに広い遺跡が保存されています。

 

 

長者屋敷遺跡は、昭和52年に発掘調査が開始され、
1万数千年前の旧石器時代から

弥生までの1万年前を越える
長期にわたった古代人の生活が確認された。

 



多くの住居跡も出土し、縄文中期と晩期には
集落を作り共同の生活を営んだことも判明した。

その内の縄文中期の住居跡一戸に覆屋を建てて
そのまま見学できるように保存し、昭57年には竪穴住居を
復元して縄文村を開村した。

更には、平成10年の第二期発掘調査で四本の
半栽木柱遺構が発見され、平成25年10月に
貴重な木柱遺構「四本柱」と復元された。

また、長者屋敷遺跡から出土した土器、石器は、
古代の丘資料館にて保管・展示されている。」

 

 



ということで、この「四」は、
四方に囲むことで、ここを特別な柱とし、
生活とは切り離した領域・・・何かの。

ネットで縄文と四本柱の情報があるか調べてみたら、
長野の上田にも同じ四本柱がありました。

それによれば、季節の日の出の観察をしていたのでは?と。

春、秋の日入方位と密室な関係があるとの事。

 

なるほど~。

 

いろんな角度から撮ってみた。

 

 

住居跡も復元されています。

 

 

 

 



そしてこれが保存されている遺跡「1号住居跡」

 

 



複式炉があり、大きな炉がありました。
(石がごろごろある所)


 

今から4千年前の縄文中期。
12棟発見され、出土したままの状態をみることができます。

 

次元が違いすぎる縄文。

1万年以上にもわたる人々の営み。

この頃の地球の自転は、早かったのか・・・?

 

 

時間軸がみえない縄文と現代。

もう、タイムスリップするしかないでしょー。

 

 

気持よい丘でした。飛び出すハート

 

 

未知との遭遇「縄文広場」

 

資料館の横に橋があり、わたっていくと、これまた広場へ。

 

 

 

 

土偶広場へ。

 

 

 

古峯神社みたいです。

 

 

 

広場へきたら、家族連れがまあまあ、おりました。

 

新緑がわさわさとしている葉の先に・・・

 

 

いたーー!!

 

 

精霊たち。爆  笑

 

 

 

いる、

たくさん、いる・・・

 

なんというか。
これ、よく創ったなぁという率直な感想。。。

 

 

関東のみみずく土偶もいたよ!

よかったよ、東北の仲間入りができて。笑

みみずく土偶は、「関東平野のみ」で見つかる土偶。
武蔵も縄文聖地。

 

みみずく土偶の一部は、東北地方の遮光器土偶の影響を受けている。

 

やっぱり、この森では、しゃこたんがボス。

 

 

ああ、この子は・・・青森でみかけた。

けっこう、大きいですよ。

 

 

とおーーくで見たら、未知との遭遇の瞬間!笑

 

 

すげっ。

森の中のしゃこたんが、宇宙人にしかみえない。ニヤリ

 

 

これは、ギャートルズの石貨ですな・・(ちがうだろ)

 

 

でも、このように石の中央に丸くしている

(これは丸太?近くで見てないからわからない)

ものが、世界で発見されていて、カロリン諸島西部のヤップ島

という所では、中央に孔のある石のお金(石貨(せっか))が発達したんだそう。

 

でもそれは、とても大きい石で動かせないから、

今と違う価値であり、それを持つことで他に代わる物を

お互いに分け与えていたわけで、

そんな村の長のセンスが良いと思った。

 

 

 

価値観が変わって行く時代。

順応に生きられる人こそ、豊かな生活を迎えられる。

 

 

 

そんなことを教えてくれました。

 


花粉症がちぃっと辛かったけど、
数々の土偶と未知との遭遇を堪能してきました。

 


おまけ------------------

ほんとは、ここで縄文そばを食べたかったのだけど、
閉まっていたので、近くの定食屋さんへ。

人気の定食屋。
味代食堂(みよし)

 



地元の人が多く利用していました。
(この日はヒレカツ定食)

 

 

 

 

さて、この付近に、とても良い滝をみつけました。

誰もいない修験の滝へ!
 

まだつづく。