ニュースをみて、やりきれない気持ちになる。

 

 

※水俣に住む友人から

 

やっぱり、こーなる。

 

水俣へいった時のことを思い出す。

水俣の悲しみを。

 

 

でも、こんな遠く離れた所でも、たくさんの人が、

水俣の人たちに寄り添うことができた時間でもあり、

また、このことについて、改めて痛みを共にわかちあえることを自覚しながら、

 

負けるな!

声をあげ続けていこう。

 

 

以前かいた水俣の記録です。

 

 

水俣と繋がったこと--------------------

震災後、所沢に住んでいたのですが、

フラメンコをしている友人がおり、
東京でやっているので見に行ったことがあります。

その時、友人の恩師だった大学の先生(アメリカ人)
も見に来ていて、終わった後、駅まで一緒に帰ったんです。

その先生は、環境学が専門だったので
武甲山を知っているかと聞いてみたら、

「よーく知ってますよ。
かわいそうな山ですよね」


と、悲しそうに言うのです。

すると、突然
「石牟礼 道子(いしむれ みちこ)さんを知ってますか?」

と聞かれました。

「熊本出身の作家」と。

私の師匠であるイネハポメンバーのあっちゃんが、
水俣に移住しているから石牟礼さんのことは、知ってました。

 



「ああ、知っています。
本は読んだことはないのですが」と答えると、

「ぜひ、『天湖』を読んでください。」と言われたのです。

実は、その先生は、天湖を英語に翻訳された方だったのです!

ダムに沈んだ村の話しです。

さっそく図書館で借りて本を読みました。

秩父と同じだった・・・。

 

武甲島

その後、水俣へ向かったことは言うまでもありません。
 
------------------------


水俣の旅の写真を。

 


これ、食保神(うけもち)の石碑、

海の中にぽつんとあるのです。





疲れはてた龍

 



 
 

水俣病でメチル水銀に汚染された海。
現在、汚染された所は埋め立てられ、
公園になっています。


石牟礼さんのメッセージ。


 

いのるべき、

天と思えど

天の病む

 

天が病んでいる。

 



祈るみよさん。


 

瀬を流す先の泉に沈められた思いを、自分ですくう。

 

 

 

この水神を清掃している女性と偶然、お会いしました。

どこへいっても一期一会。

そのための、行脚。


 


 

それでも産廃の手がのびる。

人間は愚か。

 



阻止した石碑が勇敢だ。

 

 

九州の海は亀だった。

 



 


とりあえず、笑っとけ。


 

笑うが勝ち。

 

 

 

ありがとう水俣。