大槌町にある小さな島。
津波の被害を受けましたが、弁天堂は破壊されずに済んだそうです。
(画像）大槌町観光交流協会
https://otsuchi-ta.com/tourism/?p=2664
その小さな島は「蓬莱山」
井上ひさしの「ひょっこりひょたん島」のモデルと言われている。
※ひょっこりひょうたん島のモデルは複数あり。
広いところに船をつりあげるのがあって、
その先に島がみえる。
東京大学大気海洋研究所。
勉強室
蓬莱山へいく道が、長いコンクリートの道。
１００ｍ近くありそうな。
この日は風が強くて、風にあおられながら歩く。
風に負けたら海に落ちそう・・・なほどの強さでちょっと怖い。
※グールマップ
なんとか無事到着。
１７３８年３月
南部３３世利視公が大槌通巡検のとき、
前川善兵衛の御召船に乗って海上からこの島をみて、
その景観の美しさに見とれ、
それまで珊瑚島と言われていたこの島を
「蓬莱山」と唱えるように言いました。
地元では弁財天を祀ることから「弁天島」ともよばれています。(看板より）
南部氏が蓬莱山とする、というのは、
徐福の不老不死を想像したのだろうか・・・
家紋が鶴に九曜紋だし。
※南部鶴
1964（昭和39）年から５年間放送され、
いまも多くのファンに愛されるＮＨＫ人形劇「ひょっこりひょうたん島」
のモデルの１つとされる蓬莱島。
大槌湾にぽっかりと浮かぶ周囲
２００ｍのこの小さな島は、周辺の岬や断崖をなす白い岩石と
同じ中生代白亜紀の花こう岩でできています。
※中をのぞいたら、白いきれいな弁財天様がおりました。
震災の痛手もありましたが、象徴的な灯台や海の信仰を集める弁天神社は、
広く親しまれる街の象徴として復旧されました。
2018（平成30）年3月には、赤浜地区の高台に
「東日本大震災大津波記念碑」が建立され、
「急告！地震が発生したら高台に避難せよ」という教訓とともに
「ひょっこりひょうたん島」の歌詞も刻まれました。
歌詞の一節に希望を重ねた蓬莱島は大槌町のシンボル的存在と言えます。
＜ひょっこりひょたん島について＞
まだ生まれていないので、私は人形劇はみたことないです。
でも子どもの頃、歌はよく知っていたし、
アニメでみた記憶があります。
ストーリーは、
「ある日、火山の噴火が原因で、
岬の陸地がちぎれ、海に向って走り始めた。
これがひょうたん島で、
住民は自称初代大統領のドン・ガバチョを始め
サンデー先生、博士、マリー、チャッピ、テケ、
ダンプ、ライオン、元ギャングのダンディ、
海賊トラヒゲ、キッド坊やなどである。
大海原を漂流しつづけたひょうたん島は、
ある日のこと、ブルドキア王国の近くに来た。
これは犬の国で、人間から独立を宣言した犬たちが住んでいたため、
早速ひょうたん島の住民はブルドキア国の攻撃にあう破目になった。」
子どもたちの絵↓
井上ひさしは、初代仙台文学館の館長になっています。
山形生まれ。
東北各地を放浪の末、仙台市郊外にあるカトリック系
の孤児院に預けられたという。
そこから名門仙台一高に通い、
仙台で長い間、青春時代を過ごしていた。
ひょっこりひょうたん島は、どこか井上ひさしの
幼少期の頃の体験が元にあるのかもしれない。
大人の世界から切り離した子どもの世界。
孤児院のでの体験があっただろうし、
（製作者が事情により両親とは過ごしていない経験もしているため）
そこは、やんちゃなようで本気の戦いのようでもあり。
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補陀楽の世界は、子ども、大人という年齢で区切るものではなく、
精神的年齢が１２歳くらいの人たちが住んでいる世界だと思っている。
だから年をとっていないようにみえるのか・・・（妄想）
それは、未熟なのではなく、
常に新しいものに興味をしめし、
ひとつひとつの出来事に疑問を思う。
皆がそうであれば、争いも分断も差別もない。
なぜなら、皆が、１２歳であるから。
中にはいじめもあるかもしれないが、
いじめられても、いじめても、
助けるのも１２歳。
自分で考え、自分の足で歩くしかない１２歳。
そんな島は、いつも希望に満ちているのかもしれない。
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不思議と帰りは風がやんでいた。
あんなに強風だった風が、穏やかになっていた。
生きながらにして蘇りをしたような気分になる。
この後、ホテルへいき、毘沙門天とはまぎくが待っていた。
応援をもらって、ひと安心。
ひょっこりひょうたん島 OP Full ver. PV
次は、鯨の世界へＧＯ！