ふっとみた夢の瞬間。

『メッセージ』という映画があり、
大きな宇宙人みたいな姿がうつり、
下にテロップが流れている。

 



どこかの都市名らしく、英語の地名の中に
「愛媛」があった。

む~ん。

これから書く話だからなのか・・・UFO

 

 

西洋の叙事詩に関わる海賊の姫

 

 

おもしろすぎる。
かねてから気になっていた皆鶴姫の伝説。

義経の恋人と言われるのは、義経に兵法を教えたため。

一応、義経がその情報をしりたくて姫に近づいた設定。(だいたいそう)

あれは、バイキングの風習である舟葬だと思うが。
この話をここまで広げるってどーなの?

最近、ヒストリーチャンネルのyoutubeで
【S15新EP放送記念💥S1・S2全話一挙公開】をやっていて、
アトランティスと海底遺跡をやっていたんです。

謎の海底遺跡は古代宇宙人がつくった説。

その中に縄文土偶や「うつろ船」のことを話していて、

 


研究者が本気で「UFOでしょう」とか、
宇宙人がつくった、という話はまあ、定番なんだろうけど、
古代宇宙人の送りもの?の箱が謎だったり。

 

これがUFOのうつろ舟・・・ヒストリーチャンネル説。

 

箱は昔、首を入れたりしていたそうだが、これはサイズが小さいし、

細ながいので何かわからない。

文明堂のカステラサイズだな。

それよりズボンの絵柄が気になる(人魚?)


またそのタイミングでうつろ舟のことを書くこともシンクロしているので、
UFOのていで妄想。爆  笑

--------------------------

気仙沼に源義経の恋人「皆鶴姫」という伝説がある。
東北各地に伝わる皆鶴姫は、白河や会津にもある。

 

皆鶴姫の伝説とは・・・

 

 

内容は、
義経が京都・鞍馬山(鞍馬寺)で修業をしていた頃のこと。

義経に想いを寄せる皆鶴姫が、義経のために父・鬼一法眼のもとから
中国伝来の兵法書を盗み出した。


義経が奥州へ出奔した後、そのことを知った鬼一法眼は
皆鶴姫を罰するため舟に乗せて海に流したという。

その舟が流れついたのが、気仙沼市松崎前浜の母体田海岸。
夢のお告げでそれを知った義経は、姫の遺骨と観音像を見つけだし、
平泉と気仙沼の中間に観音寺を建てて祀ったという。」



母体田の観音様が、マリア観音のようで日本的ではない。
芸術的なマリア様。(最近つくられた像です)

 



前からこの伝説を読んで
皆鶴姫が「空舟(うつろふね)」にのって流されたのは、
北欧のバイキング文化「舟葬」なのでは?と思っていた。

また、民俗学では、女性が罪を犯すと空舟に乗せられるとも。

北欧っぽい匂いを感じた皆鶴姫だったので、
前回の大島カブが西洋カブと呼ばれたこと、
知人からあのあたりはヨーロッパの文化がはいってきていると。
集まっている所だから、熊野水軍もたどり着いたのではないか?

であれば、皆鶴姫のこの伝説は
オデッセイアの叙事詩と同じ。
※ギリシャの『イーリアス』とともに
「詩人ホメーロスの作」として伝承された
古代ギリシアの長編叙事詩。

なぜか、九州の「百合若大臣(緑丸)」の伝説が、
岩沼の千貫・深山の山中に残されている石碑(言い伝え)

 

※緑丸と言われる石碑

 



この西洋の叙事詩は、各地に点在し、
多くは口寄せに伝播していることが面白いと思う。
※口寄せのおしら祭文も安倍氏のこと(黒ユリ姫)

その伝説がある皆鶴姫神社へいったのは、
前々回の記事に書いた唐桑半島の御崎神社へいく時に
立ち寄ったところだった。

 

そして、この皆鶴姫の伝説は、
『御曹司島渡』とほぼ同じであることがわかった。

『御曹司島渡(おんぞうししまわたり)』とは、
室町時代の御伽草子。(作者不明)。

異界の島への航海神話とされ、
ヨーロッパの語り部から伝わった

ものが、日本で流行したようだ。

異界の島々へいき、兵法(大日法)をもっている
巨人の大王(かねひら大王)がいる島(喜見城)に
ようやくたどりつき、大王と師弟関係を結ぶことになっている。

 



その義経に兵法を教えた女性が「あさひ」という名前。

御曹司島渡によれば、あさひは、
相模国の江の島の弁財天の化身であったと。

 

 

※顔が馬なのは、異国人の様子をさしていると思います。

藤原秀衡(奥州藤原氏3代目)へ入手したと報告する。
という話になっているので、
義経を秀衡のもとへ連れた金売吉次などの関わりがある。

 

 

日本海軍の強さは村上水軍から学ぶ

 

最近の話だが、
日本海軍の強さは、古くから有名。

日露戦争時、日本海での海戦で勝利したのは、
当時、それにあたっていた人が

村上水軍の「魚鱗」という三角形に密集させる
戦術を研究している人だったといわれる。


※村上水軍研究者 原田八束氏より(ネットから知れます)

これを映画にしたのが韓国だった。
ちょうどやってる?


日本水軍“魚鱗の陣” VS 朝鮮水軍“鶴翼の陣”
 戦国時代の海上バトル 映画「ハンサン ―龍の出現―」予告

 



映画とはいえ、関心が高いわけで・・・
豊臣秀吉の時代、貿易奴隷というのがあり、白人がアジア人や
黒人を多く奴隷として売買をしていた。

これ、どっちが悪いかではなく、売るやついれば買うやついる。

 

それで、向こうとしては買うのが悪いだろう、みたいなことになり、
これらキリスト教のまん延に危惧した豊臣秀吉は、
バテレン追放令をだし、海戦をしたわけですね。

 

豊臣秀吉側についていた水軍が、九鬼水軍。

水軍同志の争いがおこり、村上水軍VS九鬼水軍。
熊野水軍も村上水軍と対立していた。

来島氏/久留島氏の村上水軍は、

キリシタン大名の人がいたとも。

村上水軍はバテレン側についたのかどうか。

瀬戸内海の歴史はわからないのでスル―しますが。

 

東北は、潮に流されるから「漂流」する。
うっかり船で休んでいたら遠くアメリカに流される。

だから、なかなか上陸できなかったと思う。

ということを考えると、「巨人のいた島」で
義経が出会った兵法とは、
大島の村上水軍か唐桑の熊野水軍から得た兵法を伝える伝説として
海賊の娘、「鶴」の姫が義経となんらかの関わりをもっていたことに
したい意図がある物語だったと思う。

 

義経のバックに水軍力があるのは、当然。

平泉といえば、熊野水軍。

熊野らしい物語。

でも、他にも水軍は多く東北へきていた。

そして、もうひとつの「鯨」のキーワード。
唐桑半島に鯨にまつわる伝説があるのは、
瀬戸内海の海民が信仰していたのと同じ。

大島を崇拝する海民とは・・・

 

 

海の大王 鯨から学ぶ



共通する点は、意外にも「クジラ」だったわけで、
前回の唐桑半島の鯨は、瀬戸内海にもある。

捕鯨があった場所をみれば、よくわかる。

古式捕鯨の主要漁場。

ミツカンのサイト、勉強になるから好きです。

 

 


いずれにしても瀬戸内海を掌握していた水軍が、
千葉県を通り「阿波」の「安房」を通っている。
忌部だから。

織田信長も讃岐忌部。


紀州は、新宮市が鯨の町で、徐福が鯨漁を教えてくれた、

と伝えている。


なので、熊野の神を唐桑半島へうつしたのは、

「鯨漁」をしていた海民とみている。

だから、御崎神社に鯨の石碑があるわけ。

 

また、安房(阿波)であるように、

気仙沼は「沼」ではなく、
元は「麻」を使っていたのは、この事が関係していると思う。

麻の漢字を使っている神が、
大島だから。

それをまるで魚鱗術のように三角に結んでいる
旭山こそ、大島の神を中心にしているわけだ。


物部氏ともいわれる越智氏について、
能島に入ると大三島の越智氏が掌握し
村上水軍を持ち、越智氏を敵に回せない状態にしたという。

一関の講にあった登嶋氏は岩手県に多いようで、
豊島氏と関連があるか不明ながらも、
豊島氏の養子になった葛西氏は、石巻~一関まで領土を得ている。

関係する氏族であったら、なおさら興味がわく。

なぜなら、あさひの名をもつ口寄せ伝承も、
葛西氏の家臣であったから。

ということで、大島の歴史に水軍が関わっていたけど、

女性たち、お嫁さんが作物を伝えた海路であったことは、
東北の歴史に光を与えてくれた。

海は、いろんなものを運ぶ。

そして、悪い他国船を日本に上陸させない、水軍力を知ることが、

日本の未来を支えることになると。

が、UFOだったら無理ぽー

食という大地の力あるエネルギー、

大島カブが今も伝わっていることを
皆鶴姫が一番、喜んでいることだろう。星

長々とありがとうございました。

おしまい。