【2014年7月2日の記録】

度々、大きな白い犬を夢にみます。
シベリアンハスキーのような。

それが「白狼」かもしれない事は、
友人がチベットで体験した話で思い出した。

三峰神社の化身は「白狼」です。

 

白い狼はエネルギー体



秩父の友人が体験した不思議な話。

場所はチベットで、長旅の疲れか体調を崩して高熱でダウンしていた時。
熱は2、3日続き、かなり厳しい状態で食欲もなくなってきた。

そんな状態の時に、白い大きな狼が、

す~と目の前を通ったのを夢で見たという。

その時、「三峰の狼」と思ったそうです。

目が覚めてみると、体調がよくなり熱も下がっていた。
食欲もでてきたので、大丈夫だ!と安堵。

すると、外が何だか騒がしい。

 

「おかあさん、ダライラマがきたよ!」

と、息子の声。

外に出てみると、ちょうど友人が休んでいた宿の前に、
ダライ・ラマが巡礼に来ていたのだ。

おかげでダライ・ラマに会うことが出来た。

友人がその場所へ滞在したのは、
ダライラマがやってくる日にあわせて宿泊していたのだが、

体調を崩し寝たきりの状態が続いていた為
「その日が来ることをただ祈る」だけであったそうだ。

 

※ポタラ宮殿

そんな時に、白狼が現れたという話。

 

そのタイミングを教えたのが狼だとしか思えない。
それは、命の導きでもあった。

 

 

※ブレンダンとケルズの秘密

「白い狼はエネルギーなんだ」
と、友人が言っていた。

また、友人は秩父出身で、確か友おじいさんが三峰神社の神主だった。


白い狼は三峰の狼と言っていたことを思いだし、

いろいろと私もご加護を受けていたことを、

ここにきて改めて実感する思いにある。

いろいろと今年1年起こりすぎて、
精神的に参っていたところ、白狼がやってきた。


このようなメッセージとして受けとることができたのも、
精霊として存在しているのだな、と思い、
ありがたい気持でいられる。

 

 

白狼の墓標

 

場所は、吾妻連峰。

 

冬、大陸からやってくる風により灰色の空を駆ける白狼の群れは、
この地で針葉樹にぶつかり、力尽きて樹氷に姿を変える。

西吾妻山を訪れる修験者たちは、
オオシラビソを「白狼の墓標」とよんでいた。



西吾妻山のオオシラビソ

修験者も、白い狼をみていたのだろうか?

山形県西吾妻山にはオオシラビソのことを、
巡礼者が「白狼の墓」とよんでいるそうだ。


理由はよくわからないが、樹氷の姿が白い狼にみえるのだろう。

龍は水を司り、狼は土を司る。
龍と狼は同一ではないが、互いに融合した霊体。

ちなみに、エーテル体は植物にもある。
アストラル体は、人間と動物にしかないそうだ。

アストラル体、エーテル体というのが人間の層にあって、
ぼんやり白く見えるものらしい。

この層がいろいろ記憶している貯蔵庫の役目をはたしている。

進化しているのは人間の肉体だけではなく、
それを取り巻く層も進化しているという事。

 



(天狗岩)

 

山頂の祠(石の海原)

 

「あずま」とも「あがつま」とも読むが、

古くは群馬県の吾妻(あがつま)が由来。

 



ヤマトタケルが「吾妻はや」と妻を恋しく思った唄があるが、
どうも、安曇の「あずみ」に関係しているような気がしてきた。

新潟~関東~会津~東北へ。

アテルイなど、河内で亡くなり、
ヤマトタケルも最後は大和に戻り、

亡くなって白鳥になって飛ばされた。

その白鳥神話を長く受け継いでいる地域が、
宮城県の白石なのです。

 

修験者は、その狼を白いエネルギーと捉えて、
山の神々に捧げてきただけにすぎず。

 


狼は姿・形を変えて生きているのだとつくづく想うお話でした。

※写真はすべて西吾妻山(2009年秋)

 

続きも狼伝説を。