8月に入ってまだ更新してませんでした。

それにしても今年は暑すぎです。
「地球沸騰化」と言われ、

前回の「せみ」繋がりから
「瀬見」温泉の・・・温泉

温泉!ハイ、沸騰~。絶望

ムリっ。

考えただけで溶けます~ぅ。スライム

書きたいことが思い浮かばないほど、
毎日の暑さにちょっとうんざりしています。

また雨が降らないかな~。

せっかくなので、涼しい所の話しを。
過去にいった所をまとめておきます。

 

gooブログからこっちへ。

 

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2018年8月にいった鳥海山麓の遊佐町。

 



鳥海山の滝には、「泉の精」という伝説があります。

「昔、山の奥の家に「ふき」という美しい娘とその父親が住んでおった。
ふきは山の中で熊に襲われて床にふせっておった父親の為、
森の奥にあるというどんな病でも治すという伝説の泉の水をくんで来ようと考えた。

しかしこの泉には泉の精がおり、その精のとりこになってしまったら
二度と帰れなくなるという話もあった。
まだ恋というものをしらなかったふきは、水がめを持って泉の水をくみにいった。

泉は森の奥にあり、澄み切った水が鏡のように光っていた。
しばらく見とれていたふきの目の前に、
泉の精が現れ「ずっとここにいてくれ」といった。
ふきは悩んだが、泉の精に手を差し伸べられると
まるで取りつかれたように「ずっとここにいる」と誓った。

やがて何年か過ぎ、ふきの父親がこの泉のそばを通りかかった時、
ふきが持ってきていた水がめを見つけた。
そのそばには黄色の可愛らしい花が咲いていた。

それからその花は「ふきのとう」と言われるようになり、
それからもふきの姿を見た者はおらんそうな。」


※秋田県の昔話

この昔話がどこの泉かわかりませんので、
胴腹滝や元滝の内容とは関係ありません。

 

でも、ちょっと素敵な話ですよね。

ふきのとうが、泉の精と恋をした。

けど、人柱なこともあったかもしれない。

 

しかし~、これは、

「ナルシス」の話しにも似てますね。

 

※ナルキッソス

 

泉に映る自分の姿をみて、美しいとみとれすぎて、

そのまま水仙の花になってしまったのが、

「水仙(ナルシス)」→「ナルシスト」

の語源由来になっています。
そのため、水仙は下を向いていると。

 

植物と人間の伝説は、とても面白い。

 

さて、
胴腹の滝は過去に2回行っております。
かなり森深くに入っていった記憶があります。

 



この水はとても美味しいと評判。

 

「胴腹瀧不動堂」について

 開創 年代不詳 御本尊 子安大聖不動明王
酉年生守り御本尊 御縁日 二十八日

「古記録によると、安永年中(1772〜1777年)一宇あり、
行者宝雲海は、朝日村(現鶴岡市)七五三掛の注連寺での修行後、
遊佐のこの地でさらに修行す。


その子法寿(二十歳の頃)、京都三宝院で修行、帰国後、朽損の堂を再建、
法寿の造った御影版木には、

「そもそも胴腹瀧と申し奉るは、
人の身躰一切を守り賜う故を以って胴腹瀧と唱え奉る。
この瀧は、往古より子安大聖不動明王として

胴より始めて腹部の守護するなり。」と刻まれている。


この胴腹瀧不動堂は、代々八日町の住人高橋嘉之助家(当山派(醍醐寺)石宝院)
が守り、現在にいたる。」

 



「神の瀧のおいしい水」

はるか神代よりこの地に恵みをもたらしてきた鳥海山は、
鳥海山大物忌神と月山神両神の不思議で魅力的な伝説が多く伝えられます。
ここ胴腹滝の水の神秘もその一つです。

鳥海山は日本有数の高山でありながら、
岳人に水筒要らずと言われるほど、
水質の良い泉や流れの豊富な山です。

その八合目を源とし、岩中の隙間をいく日も巡りながら、
なぜか源泉の冷たさをそのままに、優れたミネラルバランスの水が
流れ出し続けているのです。

子安大聖の謂われの通り、人の身体に自然に吸収されるこの滝水は、
自然本来の水の味と香り、その心の潤いを思い出させてくれます。

 



始めてここに来た時、清掃しているご夫婦がおりました。

地元の方で熱心にお掃除された姿をみて、
神の滝というより、地元の方たちがいつもきれいに清掃してくれているから、
私たちは美味しい清水を頂けるのです。

しかし、今は、海外に日本の清水が売られていく時代。真顔

 

よく湧水が飲めるところがありますね。

湧水がある所で、大きなタンクをたくさん(1個じゃなくて)

大量に水を入れている人をみると、

 

水道水が飲めない、ってことなのか、

何か商売をやっているのか、どうか、

事情があるのかもしれないけれど・・・

 

私は、あまりでくわしたくない光景なんだ。

 

水もご縁だ。

そこで流れていたいだろう。

 


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■元滝伏流水

 

はい、次。

鳥海山の溶岩の末端崖から溢れ出す湧水がつくる滝。

 

 

 

冷たい滝のマイナスイオンが
浴びられてとっても気持ちのよい滝です~。

 

 


この滝は、写真を撮る人たちがたくさんいて、有名な写真スポットだそうです。

 

 

 

雨が降った後などの、水量が多い時は、

もっと迫力ある滝がみられるそうです。

 

 

おまけ-------------------------------

 

鳥海山登山口の鉾立まで。

 

もちろん、登山はできません・・・

あこがれだけど、もう無理かな~体力的に。

 

 


ここから鳥海山山頂までは片道4時間半くらい。
日帰りで登山する人もいますが、健脚じゃない人は、
山小屋泊して次の日に下山するコース。

 

 

今年も、この時期になると登山する人が多いでしょうね。

富士山も毎年すごそうですな。

 

また、涼しいところを紹介します。