前回のつづきです。

 

 


昨晩、深い言葉のメッセージがあって、

「人類はいつか自然霊だったことに気づくでしょう」

と言われて、目が覚めた・・・

 



人類?
自然霊だった、
ことに、気づく??凝視


人より上のモノが?言ってます?

で、このことだろうと思った。

ことにする。

今、そーいうところを書いているし。
家紋でピンときた。

「植物と星」

自然霊の象形。

なるほどー、


 

※『志津川物語』佐藤正助著 (ちょうど読んでいたとこ)

 

秩父人気質があると思う葛西氏の家紋(三つ葉)と、

日月家紋の妙見(元良氏)=千葉氏のことね。指差し

これ、考えてみると、世はネット社会ですから
データ化されAIを推奨していきますね。

今朝、NHKのナレーションがAI音声だった。
違和感なく人の声に聞こえるから、大したもんだ。

しかし、自然霊とは全く逆。

でも宇宙の摂理は、相反するものが同時に存在する世界。

「どっちも必要」なこと。

もし、AIの世界になってみた時、
ああ、私は自然霊だったのか、とか気づくのは嫌だな。

埋もれた自由の女神像をみて
地球だったのか、と泣くスティングにはなりたくない。
(「猿の惑星」・・・わかりにくいよ)

・・・で?

他の伊豆についても考えてみる。

 

①山形県の由豆(伊豆)

②熱海の伊豆

③遠野の伊豆

 

  鶴岡市の由豆佐比賣神社

 

山形県にあるユズ。

 



利府の伊豆~は、この神社と同じ神だという。

由豆=伊豆で、
豊田川温泉の守り神であり古くから
観音堂、湯蔵権現、龍蔵権現とよばれる。


こちらも同じく
中座 溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)が祀られています。
(別名:玉櫛媛(たまくしひめ)勢夜陀多良比売(せやだたたらひめ)

左座 大己貴命
右座 少彦名命

事代主神が八尋熊鰐となって、

溝くい姫命と婚姻を結んだ神話。


豆佐比賣は「湯津沢女」という意味で、
沢のごとく流れ出る温泉を司る神。

 

由豆佐比賣が「大物忌神」
「月山神」と一緒にされている
ことから、
巫女的な存在で、
祈祷などを天皇家についてとりおこなっていた

人であることがわかる。

 

 



※鳥海山大物忌神社(蕨岡)

 

興味深いこと、
『日本三代実録』によると、
885年6月鏃が降ったという怪事件?があった。

原因を調べると飽海郡の大物忌神、月山神、由豆佐比賣神
怒りのためと判明したとある。



 


※鏃が降ったという怪事件とは、
土砂災害などで遺跡が発見されたことを伝えていると思います。

はるか昔、鋭い刃物を作る技術があった
先住民が信じられていなかった?為、
天から降ってきたと解釈したのでは。。。

 

 

  熱海の伊豆山神社

 

今度は、関東の熱海にとぶ。

「役小角」
この方、飯豊山に関わる人ですね。

これも後で繋がるので、
けっこう、壮大な妄想になります。。。

土砂災害で問題になりました
熱海の伊豆山。

残念です。

「その土地のことをよく知らない人が」
いじっているから、
大災害になってしまうと痛感します。

(特に神聖な場として古くからある所)

私もそんなところを、
気をつけようと思っています。

 

余計なことはしない。

さて、
熱海にある伊豆山神社も関係していること。

 



※木造伊豆山権現立像
(静岡県熱海市・走湯山般若院所蔵

ここにも九曜紋。

 

 

※頼朝・政子図柄の御朱印(wikipedia)

九曜は、供養の意味もあるんですって。

政子さま、
頼朝公と一緒でうれしいでしょうね・
ウインク


さて、
役小角は伊豆へ左遷されたという話があります。

その時に、秩父にもたちよったとか?

伊豆山神社境内に「光り石」というのがあります。

走湯山縁起と吾妻鏡の大磯高麗山(高来神社)より、
道祖神(猿田彦大神、天宇受売命)
とともに来た神様の降り立つ光り石です。

画像画像さがせない。(看板より)

走湯山は、走水神社と同じで
ハヤアキツヒメ(速秋津姫)を祀るのだから、
水門の神様でもある。

 

 

走水神社に弟橘媛(オトタチバナ)のレリーフがありました。

(2012年)

 

この方も、先住民だった可能性あり。

トベ系の人。

 

大阪でナガスネヒコの妹、

ミカシキヤヒメのお社で知りました。→トミ=トビ

 

 

※大阪石切:一緒に、オトタチバナ姫が祀られています。

 

「弟」の漢字が何か意味ありそう。

 



海の安全祈願の意味もあるので、
海を渡った人たちの守り神。

 

 

楽しそうな大黒さん。照れ

熊本にて。

 

 

  遠野の伊豆神社

 

再び、東北に戻り
今度は、岩手。

遠野に伊豆権現社(伊豆神社)がある。

遠野来内(らいない)にやってきたのは
祭神:瀬織津姫と伝わる。

俗名を「おない」さんという。


坂上田村麻呂がこの地に拓殖婦人
(養蚕技術を伝える人)を遣わされて
3人の姫神が生まれるという話がある。

九門長者と似ている話があります。
また、三角形。

「綾織村誌より」

坂上田村麻呂とエミシの大岳丸は、
玉山立烏帽子姫(姫神山)
の取り合いとなりと三角関係になる。

しかし大岳丸は敗れ岩手山で田村麻呂に討たれる。

田村麻呂と烏帽子姫の間に子をもうけ、
松林姫という。

この姫が遠野三姫をうみ、

三姫は、セオリツヒメ(瀬織津姫)
ハヤアキツヒメ(速秋津姫=水戸の河口)、
ハヤサスラヒメ(速佐須良姫)。


この姫は、大祓にでてくる名前で、
中臣氏がよむところになる。

ただし、この伊豆の由来は、

アイヌ語の「山の鼻」という意味の「Etu(エツ)」より、
山の鼻に鎮座する神「エツ、カムイ」と呼ばれたものに、
後から「伊豆」という漢字があてられて
「伊豆の神」と呼ばれて、
後に伊豆から飛んできたという神話が発生したものだというもの。

 

 

勉強になるブログです↑(民宿:御伽屋さんのブログ)

 

といったことで、
ど~やら、伊豆は、祓戸神のような働きをするようです。

「蛇」の伝説が多い悪路王や
大蛇伝説は、災害が多かった場所にあります。

東北は災害がとても多いので、
悪玉姫伝説が多く、
巫女がそれらを祓う役目だったと考えられます。

昔は、祟りを信じていたので、
災害のある所は、神々の怒りととらえ、
神社を昇格します。

実際、秩父神社も全国で大規模な災害があると、
秩父神社が昇格していました。

そのため、秩父から検非違使が派遣されています。

 

 

  氷雨除け

 

 

以前、御伽屋さんが、

武甲山に「氷雨除け」の護符があり、

これを「ヒサメ」ではなく、「コオラサメと呼んだことは?

といったことを聞いてました。

 

(横瀬町資料館)※民間としての武甲山信仰

 

ヤマトタケルは、伊吹山で神の化身である白い大猪に

氷雨を降らされて失神してしまう。

 

の、神話から護符があると思います。

 

それが、繋がるのですよー。

前回の氷上神社と!

 

アイヌの神

 

 

氷雨の「氷」は、「ひ」とよむ。
古くは冰(ひょう)と書いた。

 

これは、氷の割れ目を描いた

象形文字の「冫」に「水」で「冰」となった。

 

旧漢字を使っているのが、

宮城県陸前高田市にある「氷上神社(ひかみ)」です。
氷上山は信仰の山で、神社はその山をご神体にしている。

 

で、昔は境内に三峰神社が祀られていました。

 

氷上山の伝説では、

太陽神と考えられ山頂付近では火事があっても自然に消えるので、

火の神として祀られた。

 

火=日の神ですが、なぜか氷という漢字になったという。

 

ここに、クシナダヒメを祀っているので、

スサノオ信仰がある。

 

 

なんとなく、ヤマタノオロチは、

神話でいえば、蛇(国津神)から龍(天津神)

に変えた神話と思うのですね。

 

  悪玉姫は沢のごとく押し流す

 

九門長者の話は、紀の国とあるので、
イソタケルやら、熊野信仰に関わる話。

だから、悪路王が繋がってくるのです。

熊野・那智滝がセオリツヒメだったのは、
清められた滝壷から那智川に「三膳」なる
ものを「押し流す」行事であり、


血流のように水脈が滞ると

干ばつが起こると考えられたため。

その為、日天秘法という弁天様を
供養する竜神祭を行ってきた。

その弁天様の本山は、
天河弁財天で吉野にあり「役小角」が作ったと。

熊野=フダラクの世界、
南(沖縄含め)=ニライカナイの世界と考えられる。

(エミシの国の女神:菊地著より参照)

 

 

「沢のごとく押し流す」
とは、瀬織津姫や荒魂、祓戸神、禍津日神
などといろいろよばれます。

 



山形の「湯津沢女」とは、まさに
利府の沢乙と同じ意味をもちます。

 

 

  悪玉姫の力とは水の大祓

 

泉にも同じ伝説があるのです。

簡単に言うと、

泉区山の寺に伝わる伝説では、
「竹阿」という美しい女性がいた。

妻子もちの勘新太という長者が、
妻がいるにも関わらず竹阿に恋をした。

妻にはばれてしまうのですが、
投身し大荒れになったという。」

この伝説は、「貞観地震のこと」と言われ
大暴風雨のことをしめし、
「大蛇の怒り」と言われます。

七北田川の氾濫を鎮めるために、
書かれたものと考えられます。

ヤマタノオロチとしているわけですね。

その女性を「竹」という名にしているのは、
のの岳と同じです。

なぜ、竹なのか?
は、まだよくわかりません。


ということで、伊豆の女神が、
こんなに広まっていたのですが、

災害が起きるほどの、
強い力をもっている。

「自然の一掃する力」というのは、

人間にとっては
良い悪いという判断しかできないでしょう。

それが良いと思うか、
悪いと思うかは、

日々の暮らしの中でしか判別できない。
その程度なのです。
 

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では~再び、
利府の区門長者伝説に戻ります。

まだ、あるんです。
だんだん、みえてきたことが。

この伝説のもうひとつキーワード
「不老不死」

また、なぜ、紀の国なのか?

アザマロもアテルイも
紀氏と対戦してました。

発端は、なんだったのか?

まだ、
つづく・・・カエル