昨日、
『帰れマンデー』の番組をみてたら
サンドイッチマンたちが秩父を歩いてまして、

久々に武甲山をみました。

 

サンドイッチマンが秩父を歩いてくれるのが、

うれしい~。

女優の羽田美智子さんも大好き。照れ

最近、コロナのせいか秩父がよくとりあげられますが、
東京から近いし安いし自然が満喫できる。

ということで、人気が高まっているようです。

 



てか、コロナからぜんぜん帰ってないんすけどー。チーン

 



東北中は巡っているけどね。コアラ

関東のコロナ感染者の多さは、
やっぱり怖いかな~。

そんなことで番組でも武甲山が登場し、
(渋沢栄一ブーム)もあってかもしれないが、

多くの人の目に武甲山をみる機会が
増えてくれるといいな~と思うのでした。

それで2014年に書いた
イネハポ仲間のみよさん(武蔵代表)が、

とても純粋に武甲山のことを書いてくれたので、
そのブログをこちらに紹介しておきます。

 

やっぱり外の人が気づいてくれるものです。

今、こんな時代だからこそ、
大事にしたい想いがあります。

 

秩父あげあげ作戦の時。

なんだそれ。ニヤニヤ

■レムリアのゆりかご-------------------

「長瀞の自然博物館に行って、
あらためて秩父の土地柄というか、

ジオパーク的に、地質的に、岩盤的に、
スピリチュアル的に、妄想のままに秩父を見直してみた…

 



関東の、人がいっぱい住んでいる平野の部分というのは
地質的には比較的新しい新生代の堆積層からなっているそうだ。

それに比べて、埼玉の西に広がる山たちには、古代の地層が表出している。


山は平野より古いんだなって、実感できるのが秩父。

太古と繋がる場所が山なわけ…そう思うと、

なんだかやたらに山に行きたがる
私の中の衝動も理解できそうな気がしてくる…

古い方へ古い方へ行こうとすると、
いつのまにか山の中にいるんだなぁ…笑っちゃうことにね。

 

※武甲島(みよさんが描いてくれた)

 

太古の武甲島(ハワイ島から移動し隆起した岩盤が日本列島にぶつかり、
秩父湾ができる。

 

右後ろにみえるのが両神山だよ!

古代の秩父湾から望む山は、

山ではなくて『島』だった。

豊かな海が広がっていたに違いない。

鯨が回遊し、珊瑚が広がる、海。

その島は、石灰の山になり、海の引けた湾は盆地になって広がった。

 



両神山(右後方の山)と武甲山は島となった。

関東平野は海だったけど、それが湿地になりやがて乾いて、
いまある風景になっていく。

利根川も、荒川も、流れている場所は、
海の底だったところ。


海の名残。

 



秩父の山はたっぷり水を保ち、
記憶にある懐かしい海へ繋がろうとして、
川となり、そして様々な堆積物を運び、関東平野を作った。

 



江戸も、東京も、そんな上に出来た人間の町。

山の恩恵が人間の営みを支えた。

山にはイワクラがあり、そこを祀る祠があり、
修験が札を収め、守る。

 



山の上では古くから祭祀が行われ、
それは、その場所が古く神聖な古代の祭祀場であった
名残なのではと思える。。。

 



いや、きっとそうなんだ。

山には独特のエネルギーがあり、平野とは異なる時空間を持っている。

まるで異次元に通じるような曲がり方をしている場所があったり。
突然、空に向けてカーッッと繋がっている場所があったり。

 



地にずぶずぶとめりこみそうな場所もあったり。
それはもう、リアルテーマパーク。
間違うと命を落としかねない場所。

秩父の札所はそんな地質的な
エネルギー特異点に建てられている(ような気がする)

昔の日本人は場のエネルギーに敏感で、
そういう特異点を見つけては祠を建て、祀っていたもんだ(多分)

古代と繋がるということは、
日本という場のエネルギーと繋がること。

だから、古くなくてはいけない。

 



新しいものではない。

古いものの中に、大事なものが隠されている。


日本列島は龍体だから、

その龍体と繋がりが断たれてしまうと重篤な問題におちいる。

…戦後産まれの日本人の多くが、
日本との繋がりを断たれてしまっている。


『今』という時代の問題のどれもこれも、

龍体との繋がりがなくなってしまったためと思う。

あ、戦後生まれでなくても、今の政治家とかって、
めっちゃ日本人の精神性無くしてるよね。

あれも結局そういう事から来てるのかもしれないな。

日本人の精神性って、けして低いものではない。

むしろ高かった。


目に見えないものに対する尊敬や、感謝、謙虚さを持っていた。
それこそが、肉体を持つうえでの「支え」だったのに。



最近、日本との繋がりを再構築する為の
あれこれのスピ系セミナーも多く。

っていうか、結局わたしたちが癒されるには

日本と繋がる事が一番じゃあないんかぃ?って思うわけで…

だから、古い場所、
古いエネルギーに触れる必要があるんではないのか…
と、思うの。

いきなりだけど、レムリア、という時代があったと思う。

(ここからはだいぶ妄想が暴走してるので注意だ←何を?)

古事記にあるウガヤフキアエズ。

それって、ウガヤちぅ王朝があって
それは結局レムリアの王朝だと思うわけ。
(ウガヤの母は「わたつみ」の娘で、龍体でウガヤを産んだ)

陥没したふたつの国の話、
オリハルコン=ヒヒイロカネ

(とんでも話ではよく云われていることですけど=竹内文書)

ということは、日本人は龍の子孫ってことでしょう?
レムリアの子孫。

そして、上古では女性が支配し、
呪術的で大地的で神霊的だった。


日本のあちらこちらに、レムリア人の残した(隠した)ものがあって、

それを感じた修験たちが祠を建て…てってことじゃないかなと。

日本人のDNAの中にレムリアの記憶があって、
それと繋がることで修験は謎の一部を伝えたってことじゃあないかなと。

秩父とのレムリアのつながりを考えるなら、
秩父湾だったころの古代の記憶。

途切れなくわたしたちはつながってる。DNAという鎖で…

そいで。。。。

私の秩父通いの中で思った、秩父の土地と秩父のひととなり。

秩父の人たちはあまり現世に興味がなさそうに見ゆる…

あの世の事には凄く熱心なんだけどね。

秩父地方の祭りは年間で400種類以上あって、
一日一つどころの話じゃあない。

見えないものに対する思いも濃い。

『秩父夜祭り』を見れば解る。
そこに費やすエネルギーって見事。

それはもしかしたら、
この世界の仕組みを知ってるから……かも???

みたいな?

  現世の儚さ、もろさ、嘘

などなど。

だから、目に見えない世界を大切にする。


秩父の人達はいにしえの王国の名残を知り、

だから妙にプライドが高く、現世にはあまり興味がない。

あのヤルキのなさは見事ですね。ニヤニヤ

駅前にコンビニなんかないんだから。
そんなもの必要無いって知ってるのよ、きっと。

でかでかしたマンションもひとつも無い
(地元の人が言っていたけど、秩父にはバブルが無かったそうな)。
で、妙に文化度が高い(あ、誉めてるんですよ!)

その秩父の人の拠り所の武甲山。

それが見事に破壊されていて、胸が痛むけど、
これもまた複雑な過去との絡みがあるような気がする…

私もあの姿を見て、何度か泣いた。

秩父が目覚めるとき、きっと世界を面白くさせる。

きっと、秩父の人も、繋げて来た目に見えない
たいせつなものを世界に受け渡す事ができれば、
すごく癒されると思う。


秩父は、それをたいせつに守ってきたから。

頑固中の頑固で、現世に興味なくて、
プライド高くて、古代を受け継いでいて、観音霊場。

 



これだけ揃ってたら、やっぱりなにかあるって思います?

あと、さんかの民なんかも気になります。

何かを受け継いでいるとしたら、
そういうペイガン(異教徒)的な人々にじゃあないかな。

ペイガンって、ケルトでもあるのか。
先住民だよね。
先住民の血ってことかな。

秩父からそれが復活するのか。

先日「低炭素町作りフォーラム」で
「秩父から世界へ」のフレーズがあったけど、
まさに今それが始まってるようです?」

以上。

■水俣と繋がったこと--------------------

震災後、所沢に住んでいたのですが、

フラメンコをしている友人がおり、
東京でやっているので見に行ったことがあります。

その時、友人の恩師だった大学の先生(アメリカ人)
も見に来ていて、終わった後、駅まで一緒に帰ったんです。

その先生は、環境学が専門だったので
武甲山を知っているか?聞いてみたら、

「よーく知ってますよ。
かわいそうな山ですよね」

と、悲しそうに言うのですね。

そしたら突然
「石牟礼 道子(いしむれ みちこ)さんを知ってますか?」

と聞かれたんです。

「熊本出身の作家」と。

もうひとりイネハポメンバーのあっちゃんが、
水俣に移住しているから石牟礼さんのことは、知ってました。

「ああ、知っています。
本は読んだことはないのですが」と答えたら、

「ぜひ、『天湖』を読んでください。」と言われたのです。

実は、その先生は、天湖を英語に翻訳された方だったのです!

ダムに沈んだ村の話しです。

さっそく図書館で借りて本を読みました。

秩父と同じだった・・・。

その後、水俣へ向かったことは言うまでもありません。

 

水俣の旅の写真を。

 

 

これ、食保神(うけもち)の石碑、

海の中にぽつんとあるのです。

 

 

疲れはてた龍

 

 

 

水俣病でメチル水銀に汚染された海。

現在、汚染された所は埋め立てられ、

公園になっています。

 

石牟礼さんのメッセージ。

 

 

 

いのるべき、

天と思えど

天の病む

 

 

天が病んでいる。

 

 

祈るみよさん。

 

 

それでも産廃の手がのびる。

人間は愚か。

 

 

阻止した石碑。

 

 

九州の海は亀だった。

 

 

 

さいこー!

 

 

とりあえず、笑っとけ。

 

 

 

 

 

超ロングコース街道。

■まほろば探訪は------------------

まほろばブログの発端は、
武甲山のためでした。

 

※実家の天王様のお祭り(昭和のいつか)

 

この笠鉾は、実家の庭まで入ってきて、

Uターンして帰るのです。

 

日と月の2つの鉾がある。

 

この日は、神様が(牛頭天王)がくるのに、

家に誰もいないのは良くないので、

必ず家に誰かいないといけなかった。

でも、武甲山があんな風になって
何も感じないはずがない。

歴史、民俗学、伝説などの視点から、
なぜ、私の先祖が横瀬にやってきて、
武甲山を祖霊としてきたのか、知りたかったから、

 

ブログを書くことにした。

しかし、武甲山のために何かをしようとすると、
いつも

「仙台へもどれ」と言うのですね。

なので、今、こうして再び仙台に戻り、
東北探訪をしているのは、

武甲山がそうしてほしい、と願っているから、と

自分に言いきかせてきた。

今は良い意味であきらめています。
それほど執着しなくなったという意味です。

秩父の仲間たちがいろいろ活動してくれてますから。

私は、ここにいる意味があるんだろう。

 

 

政宗公からのご縁も頂いた。

勝手に宇宙っぽくしたよ。

 

 

水俣の水神。

 

偶然にもここを清掃してくれている

地元の人がやってきた。

 

 

 

一緒に記念写真もとって。

 

ここから、一期一会がはじまる。

 

 



不思議なのは、
お互いに秩父人が、

遠い水俣と、
遠い仙台と縁をもった。

お互いに辛い過去をもった土地柄で、
それぞれの土地に埋もれてしまった歴史をもつ。

その重みを受け止められるのは、
武甲山を知っているからです。


で、みよさんの愛があるメッセージの中に登場した

「ウガヤフキアエズ」がでてきたね。

これ、ずっとわからん。
 

が、これを踏まえて、
大武丸の話しをしたい。

繋がるからすごい。

 

いや、繋げてみせよう、

ホトトギス。

織田信長流に。

 

だから、なんそれ。