バラが咲いているというので、
円通院に行ってみました。

 

 

 



伊達政宗もそうですが、
伊達家に関わってきた氏族たちも、
クリスチャンが多いので、
バラが似合うお寺だな~と思います。

 

 



円通院(えんつういん)は、臨済宗妙心寺派の寺院です。

 

 



日本三景のひとつ宮城県松島町にあり、
周囲には国宝瑞巌寺や五大堂など、
静寂で厳粛な趣きのある場所に囲まれています。
また、三陸三十三観音霊場の第1番札所とされております。

 

 

家紋がオブジェに。

伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟として、
正保4年(1647)瑞巌寺第100世洞水和尚により
三慧殿(さんけいでん)が建立され開山されました。

 

 

 

コケがきれいなんです~ぅ。

三慧殿は別名御霊屋(おたまや)とも呼ばれています。


建物は宝形造、本瓦葺で、四周に高欄付の縁を巡らす。
東北地方では数少ない 格式ある方三間霊屋の遺構であり、
霊屋建築としては宮城県下最古とされ、
3世紀半もの間秘蔵とされた国の重要文化財
です。

 

 

光宗さんは、白馬に乗っています。

 


厨子に描かれた花は、
イタリアのフィレンツエを象徴する水仙や、
支倉常長が持ち帰ったとされるバラが描かれています。

 

愛されていたんだね。

 



トランプ模様のハートやスペード模様もあります。

本堂の大悲亭は光宗公の江戸納涼の亭として
使われていた建物を解体移築されたもので、
寄棟造萱葺で禅寺らしい落ち着いたたたずまいをしています。

 



山門は開山と同時に建てられたと考えられ、
萱葺(かやぶき)で一間一戸の薬医門です。
本堂と共に松島町指定文化財となっています。

 


光宗公は、江戸城内において19歳の若さで亡くなっています。
死因に関しては、毒殺説、病死説とあり、
徳川幕府にとっては恐るべき逸材だった人と言われます。

 

 

 

■洞窟群---------------------------

 

 

約700年前の洞窟。

 

 

洞窟の雰囲気がすごかったです。

昔はここまで海があったんですね。

 

 

ここだけ光が強く。

 

 

 

大日如来?

なんだかわかりませんでした。

 

 

 

 

 

蔵王の噴火を鎮めたという伊達宗高公の供養塔。

噴火の祈祷後、1年後に病気で亡くなります。

 

 

 

コケがすごいんじゃ。

 

 

石巻井内産の板碑。

板碑が大量に雄島の海底に沈んでいる話しがあった。

 

藤原氏出身の女性が、板碑造立の功徳により、

自分の死後の成仏、安楽を願い、その功績を広く及ぼしたという。

 

 

イタコさんみたいですね。

 

牧山産の板碑も多く海に沈んでいる松島湾。

 

海に鎮魂された多くの供養碑が、

松島の美しさを・・・支えているのかもしれません。

 

 

でかっ。

 

■まるで宝塚-----------------------

 

 

ここはなんでしょう?

 

素敵な庭園・・・と思うけど・・・、

墓場であることを忘れる。

 

 

 

ここのバラたちは、お役目をよくわかっているみたいです。

 

 

 

 

 

・・・恵まれてますよね。

 

 

 

 

 

どや顔してるバラみたいだわ。

 

あなたとは違うのよっ。

と言っているお蝶夫人。

 

それエースをねらえ~。(なつかしい)

 

 

↓この中に顔をうずめたい・・・(疲れた人の感想)

 

 

どうでもいい妄想で、バシバシ写真をとりまくり・・・

 

 

墓場であることを忘れ・・・

 

 

 

 

あ、ここお墓だったわ、

と帰る時に、気づく。

 

■おまけ------------------------------

 

 

数珠作りとかやっているみたいです。

私は体に何かを身につけるのが嫌なんですー。

 

 

数珠とか興味がなく、しかし、埼玉所沢に住んでいた時に、

知らないおじさんと飯能の神社で話しこみ、お正月だったから、

これあげる、と言ってご祈祷で頂く数珠をもらったことがある。

 

・・・なんで私に?と思いましたけど。

ちゃんと保管してますよ。

 

 

 

人間より働く石。

 

 

防火石。

1300年前にお坊さんが異変を感じ、

火災であると知ったら、この石に水を注がせ、お寺の火災をおさめたという。

 

 

やどしてます!

 

そんなことで、松島探訪はおしまい。