昨日から年末年始休暇に入りまして。
主人がずっと前から言っていた
「浪江」に行ってみることになりました。
また、南相馬なのですが、それよりずっと南。
福島第一原発地域の方。
浪江~
遠い~と思ったけど、
「なみえ焼きそばが食べたい!」と、
食べることしかないわけで。
なので、わざわざ、なみえ焼きそばを食べに行く。
主人は、東京電力廃炉資料館へ行きたがっていたのですが、
休館でした・・・。
(福島県双葉郡富岡町大字小浜字中央378)
https://www.tepco.co.jp/fukushima_hq/decommissioning_ac/
なんというか・・・
な、強気でる。
生まれも育ちもここですけど。
という地元の方がね、
ここで生きていることが、
すごいと思います。
帰宅困難区域にはいると、一気に車が減ります。
何から何までやってもらって、守られて生きている人がほとんどじゃないですか。
守られて当たり前と思うでしょうけど、
自分が原因ではないのに、そうならない人生を送っている人がいるのだよ。
それにしても、昨年の9月に茨城の御岩神社へいき、
日立鉱山を見学して6号線で帰ってきた事があります。
もうずっと何年も前のような気がしていたのですが、
1年前の秋という・・・そんなに経っていないのに、
行ってみたら、ガラっと変わっていました。
あの時は雨で夕方だったせいか、
暗くて、どんよりしていて。
日立鉱山へ行った後だから、余計、パンチくらって。
白い防御服を着ている人が道端にいて、
車の往来をじっとみているんです。
「ガイガーカウンター」の数字の圧力・・・。
怖いというより、日本がこんな国になっていることを、
誰か説明してくれ。
しかし、今回は違っていた。
南相馬ばかりに行っているからかもしれませんが、
昨年と変わったことと言えば、
防御服の人がいなくなった事。
帰宅困難区域では警備の方が継続して行っており、
パトカーも巡回してましたが、
一般車や地元の人が戻ってきた為か、車も人も増えていたことです。
避難指示解除区域が広がったからですよね。
一部、解除になって浪江町から先の原発近い地区、
双葉町~大熊町~富岡町までは、
放射能がまだ少し高い(0.7~1.5位だったかな)
ので、降車も歩行もまだ禁止です。
避難区域の状況(令和2年3月10日時点)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html
やっぱり、人が戻ると変わるものですね!
ちょっと明るくなっていました。
■9のメッセージ--------------
浪江の道の駅。
道の駅で、なみえ焼きそばを食ス。
賑やかでした。
万全のコロナ対策。↑
じゃーん、なみえ焼きそば。
太麺。
思ったよりさっぱり感があるソースで、
美味しかったでーす。
マヨネーズを混ぜると、なお良し。
「何事も馬九行久」のお皿。
ずっと8だったのですが、
相馬妙見の九曜紋のためか「9」の数字ばかりが
目立っていました。
この意味は、
「幸運の九頭馬」で、
昔から九頭馬は九つの運をあらわすとされてきたそうです。
九頭の馬に出会うと良いことがあると信じられた事も。
ところで、なみえ焼きそばとは?
道の駅にあった小学生から教えてもらった。
1955年とは、随分古いんですね~。
極太麺の誕生。
B1グランプリでいつも上位にあがる。
2013年の時、ニュースでみてました。
さて、次は、もう少し南下して楢葉町です。
先に書いてましたが、ここから帰宅困難区域になるので、
寂しい道のりになります。
その区域を越えると、楢葉町へ。
とっても良い温泉に、まった~り疲れを癒してきました。
■震災後パワーアップした温泉-----------------
私はあまり温泉は行かないのですが、
主人が大好きなので、楢葉町にある天神岬へ。
キャンプ場になっており、
たくさんテントをはっている人がいました。
コロナでアウトドアが流行していると聞きますが、
さむくね?
日と月のシンボルがあるモニュメントに、
「海」の童謡。
海は広いな~大きいな~・・・
親指にみえる・・・
どーでもいんですけど、
マスクの中に小さい虫が入ってきたんですよ!
そんなことあります?
マスクの横がちょっと隙間ができてて、
そこから虫が突入してきたんですよっ。
これじゃー、コロナだって入ってくるよね?
・・・ほんと、どうでもいい。
よくわからない図。
火力発電に向かっているモニュメントの側であそぶ子供たち。
3本のよりそう木が。
シュールすぎる・・・。
天神岬スポーツ公園
http://naraha-tenjin.net/enjoy/hot-spring
さて、ここの温泉、パワースポットとある。
ん~、あんまこの言葉好きじゃない。
が、温泉だから期待しよう。
近くにあったら、通っていた~~。
ほど、珍しく私は気にいってしまった温泉でした。
海を眺めながらの露天風呂が最高~!
海と大地からギフトをもらった感じで、
パワーをたくさん頂きました。
壺湯がいい!
天神岬スポーツ公園のサイトから。
後でわかったのですが、ネットで調べたら、
けっこう、温泉パワーさく裂ではないか!?と思ったのです。
失うばかりではない!
ってことだ。
この温泉は、1992年に営業を開始しました。
当時は年間15万人近くが入浴に訪れたそうです。
『~東日本大震災、東京電力福島第1原発事故に伴い状況は一変した。
全町避難により営業の休止を余儀なくされたからだ。
避難指示が解除された2015年9月、
露天風呂の面積を拡大するなどの改修工事を終え、
4年半ぶりに待望の再オープンを迎えたが、
すぐに新たな問題に直面した。
震災前、約33度だった源泉の温度は地震の影響で
地下水が流入したためか約24度まで下がり、
成分濃度も薄くなった。
ボイラーで源泉を加熱する費用が膨れ上がり経営を圧迫したため、
町は開業後初めて新しい源泉を掘ることにした。
掘削は成功し、新たに湧き出たお湯にはうれしい効能が備わっていた。
ナトリウムやカルシウム、イオンなどの
成分濃度が震災前の3倍に上昇していた。』
福島民友新聞
https://www.minyu-net.com/serial/f-onsen/FM20180923-309670.php
震災前と後で変化したことが、
誰にとっても良いことに変わったわけですね。
その力にあやかりたいと思った温泉でした。
休憩所からみえる風景~。
主人は肌が弱い方なので、つるっつる~と喜んでました。
中高年よ、美に目覚めよ・・・
で、これだけで終了~な、わけがない!
当然、いきますよ。
マニアックすぎる神社へ。
だれもいかないだろう神社。
あるんだな~。
2社参拝してきましたが、
また大悲山の石仏に行ってきちゃった。
つづく