大張の佐藤姓発祥地-------------------------

ここで信夫佐藤氏登場。

大張が佐藤氏の故郷だったとは・・・。
確かに、奥州藤原氏だし。

金売吉次と義経。
源氏の八幡神。
そして足の悪い人などが全部繋がる・・・

ふるさとの伝説より(丸森)

「文治五年源頼朝の奥州藤原攻めの時、
藤原の一族信夫をかけて頼朝軍(飯坂大鳥城主)は、
一族の存亡をかけて頼朝軍を迎え撃った。

佐藤元治(基治)の庶長子(正室ではない女性から生まれた子供を指す語)
に片足の不自由な七郎秀信という者
がおり、
不具の身で敵の虜となり恥を受けるよりは、
逃れて身を全うするようにと摺上川(すりかみがわ)を船で下らせた。
七郎は流れに従って阿武隈川に出て、川張館地内に小屋を建てて住んだ。

今、下小屋の名があるのはこのためです。
後、西方の小丘に小屋を建てて「七郎館」と称す。
この地に佐藤姓が多いのは、皆、七郎の末裔であると言われている。

江戸時代頃、川張村の肝入り(名主)が書いた古文書から、
三十代も続いている門四郎という者が住んでいたともある。

その方のご先祖さまは、七郎秀信という方で、
伊達政宗の白石攻めに馳せ参じ功を上げたという。」


大張地区には、「山詞(やまことば)」が残されているそうです。
山仕事をする人たちの特殊な詞。
サンカみたいな。

そう言えば、白石はこけしの産地です。
そうそう、木地師!

近江国~会津~蔵王に移動した木地師一団と関係していると思われ、
木地師には「佐藤や小椋」姓が多い
と。

そうだった。
秩父にも木地師がおり、小椋さんがいたな~。

佐藤姓は東北地方に多いと言われます。
その一人として登場するのが「信夫佐藤氏

ふりかえること昨年の夏。
(そんな最近だった?)

飯坂の大鳥城跡へ行ってました。

「この地は、源平時代の歴史に、また古くから平家琵琶などにも語りつがれる
 有名な湯ノ庄司佐藤元治の子、
佐藤継信・忠信兄弟が生まれたところです。

佐藤氏は平泉の藤原一族として善くこの地方を治め、湯ノ庄司元治が、
ここ丸山の頂きに祈願の白鳥を埋めたのを由来として、大鳥城と呼ぶようになった

 



おお!白鳥を埋めたのか!
それで大鳥。

ヤマトタケルを退治した猪。
武甲山。
石灰の白。

大阪に大鳥大社があり、ヤマトタケルが熊襲平定をして、
伊吹山で倒れ、タケルの遺体は陵墓から白鳥になって飛び立ちます。

飛び立った白鳥は、大和国琴引原で留まり、また飛び立って河内国古市に降りたが、
最後に大鳥の地に舞い降りたので、社を建てたという由来があります。

白い鳥がでてきた夢では、降りてきたところでした。
Rさんは鶴が飛び立ったので、
降りるのと飛び立つ違い。


夢心理でも説明できそうだけどね~。

この大鳥大社は、元は大鳥連祖神であったのを、
ヤマトタケルの伝承にして、2柱とした。

明治政府が変更したという話しでした。

 

※大鳥大社のヤマトタケル

大鳥連とは、アマノコヤネなんだけど、斎名ワカヒコでした。

ワカヒコ=秩父彦だったというのは、ホツマツタエだったかな?たしか。

大鳥大社の由来では、「飛び立った白鳥が最後に留まったのが大鳥の地で、
 社を建ててお祀りしたのが当社の起こりです。


 当社にある千種森(ちぐさのもり)は、白鳥が舞い降りた際、
 一夜にして樹木が生い茂った
と言われています。」

この千種森が草野姫だった!

 

ナグサトベ。

場所:和歌山県海南市重根 祭神:草野姫神

 

草野姫は北海道苫小牧、樽前山神社にも祀られ、

火山の後の草木をはやす神として祀られている。

自然の力の営み。

 

「名草邑(現在の和歌山市と海南市の一部)を支配していた

豪族である名草戸畔(ナグサトベ)の軍勢である。

名草戸畔は随順せず、東征軍との死闘の末、討伐された。

二本松の香野姫が白猪に助けられたのは、草野姫と同一。
香野姫=草野姫で「カヤノヒメ」
(呼び名がいろいろある)

その草野姫がナグサトベの伝承地に関係していたとは。

草と名草。

 

野の精・・・植物を使った祈祷とも。

白猪が、トベ(女性首長)を助けた?

 

※あだち野のむかし物語


ここで、佐藤氏の大鳥に繋がる理由は、川崎町の天神社
天神社は「たばこ神社」といわれ、草の神=鹿屋野姫(草野姫)を祀るのが定説。

この天神社は、榴ヶ岡(仙台)天満宮に分祀したという。

 



分祀したのが、佐藤基治氏(佐藤兄弟の父)でした。

 

何か意図があって草野姫を祀っているようなのです。

天神社は、名のごとく菅原道真。

大鳥神社の末社にも、菅原道真を祀る。

なぜ、飯坂の八幡神社に足尾神を祀るのか?
巨大なわらじがあるのは?

飯坂温泉の大鳥は、「足」にあたるということ。

ハイヌヴェレの足。
でもその足を切られた和気清麻呂、
そして足の悪い大張の佐藤氏。


八大竜王と絡めれば、「脈を切られた」ということになる。
何か力のある背(峯)を切られたという妄想。

龍の尾だ。
地球のはなし。

水脈か?
地脈か?

 

※国宝「縄文の女神」より

http://www.yamagata-museum.jp/archives/jomon_no_megami/

山形県の縄文ビーナスは、頭、胴体、足がバラバラに発掘される。

ハイヌベレは縄文から続く豊穣の女神。

鳥をトーテムとしてきた民族が伝えてきた物語。

■最期の阿仁地方-----------------

そして、最期の終焉地が秋田だったと?
秋田の阿仁地方のマタギが繋がる。
盤司、磐三郎は秋田の阿仁地方にいき、マタギの開祖となったと伝わる。

なぜ、最後の奥州藤原氏である藤原泰衡(4代目)は、秋田へ逃れた?
秋田の大舘市に錦神社があり、
泰衡の遺体が、泰衡の着て来た「錦」の直垂に、
大事に包まれて埋葬されたお墓が、「にしき様」と呼ばれたことに
由来している
そうです。

イメージではこうなのですが、

 


実は、マタギや木地師など山民は、きちんと正装して狩りをします。

狩りをする時は、髭を剃り体を洗って清めてから山へいきます。


藍染めの錦を着て(直垂)、背中に家紋をつけて狩りの儀式をする。
このような狩りの儀式を諏訪大社では行っていたと考えられます。

 



狩りの儀式は、とても紳士的で神聖なものなのです。

想像するに、山民は美しいではないか~。

藤原秀衡(三代目)は、金売吉次を介して義経を「旗頭」として利用する。
側近の信夫佐藤氏兄弟に「補佐役」を頼み、平家を滅ぼした

 

※飯坂にある医王寺。

中央:源義経、両側に佐藤継信・忠信兄弟。

 

源頼朝は、藤原秀衡(3代目)を恐れていたそうです。

残念ながら病気で亡くなり、4代目であっけなく終了。

 

藤原秀衡図


また藤原秀郷(俵藤太)という名で大蛇伝承をもつ秀郷のことも。

(藤原家の太郎という意味で、藤太と名付けた説もあり)
秀衡は、その一族である佐藤兄弟に義経を任せたのです。

 

上阿仁村のマタギのことを書いてましたが、
この場所を開拓したのは、安東氏系譜の秋田実季という方でした。(安部氏系譜)

そして、上阿仁村の八木沢墓地にある家紋が、「源氏車」だったのは、
源義経の家臣だった佐藤継信、忠信兄弟の末裔
という言い伝えがあったからです!


源氏車の家紋は、伊勢神宮の神官・榊原氏が使用している家紋。

神官だったわけで。

丸森の大猪伝説には、安部氏と源氏が関わるようですが、
信夫佐藤氏や、金売吉次に関わる人たちの物語ともいえ、
互いに交友関係をもっていたと思います。


互いに敵対していたと思って調べても、
同じように葬られ、同じ場所で暮らしを共にしていた歴史がみえてくるのです。

安部氏のことは、よくわかりませんが(謎が多い)


私は東北に先祖がいないので、
間違った情報もあるでしょうし、広げ過ぎてわからない事もありますが・・・
歴史を正すことができるのは、その家系、一族しかできないと思います。

 

※安部貞任


真実は、血統をもつ人にのみ伝わるものと考えています。
たくさんの人が、自分たちの先祖について真実を語ってくれることを願います。
多少の妄想くらい、先祖は許してくれますよ。笑


といったことを考えまして、
秋田犬とマタギにより導かれ、
保護された武将たちは、
秋田の阿仁地方まで逃れて、山民になったのですね。

義経は生きていた。
と、想像する伝承です。

 

壇ノ浦みもすそ川公園の義経像

義経伝承は、青森県まで伝わります。
青森県八戸の櫛引八幡宮には、立派な赤い甲冑(赤糸威鎧兜大袖付)
が残されています。

県内に3点しかない国宝。
しかも、赤糸と白糸!!
八重菊模様なんです。(↓)


兜と大袖に力強い「一」文字があることから「菊一文字の鎧兜」と呼ばれている。

詳細は八戸市サイトへ。
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/bunka_sports/bunka/bunkazai/12040.html

すべてを物語っていますね。
赤と白。


対立はしてない。
「一緒になるために糸を紡いだ」

 

過去、現在、未来は同時進行。

 


想いを馳せながら、アイスを食す・・・。

■ソフトクリームでしめる--------------

ご褒美にソフトクリーム。
何かをした後はいつもアイス食ってんな。
餓鬼憑きはアイスが好きなんだろう。(妖怪のせいにする)

 

 

KOKKOのアイスが好き。

今回は、両方のマーブルにした。笑
一応、白と黒だし。
融合、融合というなら、食べてしまえっ。

ということで、まだ続いたら、すみません。
いや、続きそう。

一応、ミッション終了してみる。
しつこい私。