「東日本大震災」ボランティア活動の報告5月15日現在の進捗状況
トラックに皆様の物資を積んだまま、まずは名取市の「ゆりあげ朝市」に参加。
(トラック協力「有限会社松本商店」様)
今回、私達は全て無料にて出店参加させて頂きました。
事前に名取で活動をして居る太田さんのおばあ様にこしらえて頂いた草もちと当日作ったあんこ餅(約2000食)を無料配布。その他、綿あめの無料配布・こども達の描いた絵をその場で缶バッチにする無料イベント・シーバルク(大きなビニールシートを袋状にした物に空気を入れてその中で遊ぶ物で入場無料)を出店。
お餅を食べる笑顔。綿あめを食べる笑顔。缶バッチを作る笑顔。シーバルクで遊ぶ笑顔。
それぞれの笑顔を見れて嬉しかったです。
でも、忘れてはいけないのはこの笑顔の裏にそれぞれ抱えている物が有ると言う事・・・・
綿あめを並ぶ子ども連れのおばあちゃんが私に話しかけてくれてた話し。
「実はね、この子達は残された大切な宝物なの。この子はこの4月で1年生に成ったのだけど、この子達の父親は下の子とこの子を抱え上げたあと、自分は身体が挟まって出られないから先に逃げろって言って・・・そのまま焼け死んでしまったの。。。この子もその事が分かって居て、子どもながらに背負う物が有るんですよ。だからこうして私が少しでも外にと思って連れ出してるの。母親もまだ立ち直れなくてね・・・」
身振り手ぶりを付けながら丁寧に説明をしてくれたので各被災地の風景を見て居る私には風景が想像出来てしまい、涙をこらえながらおばあさんの話に耳を傾けました。
きっと、こうして話をする事で少しずつ割り切って行くんですよね・・・
白餅にあんこをかけた餅
なんとこの缶バッチ
シーバルクの中では子ども達が大はしゃぎ♪
朝市終了まぎわまで
綿あめには長い列。
朝市が終了後、太田さんの事務所にて遅めの昼食を頂き、持って来た物資を渡し、情報交換を含め現地の方々と今後の活動について倉庫内でプチミーティング。
七ヶ浜に移動し、残りの物資を全てお届け。
七ヶ浜で現地協力をして頂いて居る三浦さんファミリーと今回の活動協力の皆さん(撮影:森谷さん)
日々移り変わる現状を確認しに南三陸に行きました。
南三陸のベイサイドアリーナ近くには、コンビニ(ローソン)の仮店舗がオープン!
ここで今回一緒に活動をして頂いた烏山ミールの会の皆様、有限会社松本商店の皆様、中前さんファミリーが東京へ帰郷。
毎回のご協力感謝です!