桐朋祭

 

いやー桐朋祭が終わりました。つらかったです。一か月前ですが。なんでこんなに遅れたのか、馬鹿馬鹿しすぎて話にならないので聞かないでください(笑)

 

 

とりあえず結果を先に言っちゃいますと

 

 

桐朋祭大賞2位を受賞しました!

 

で、これはなんと実に10年ぶりの快挙だそうです!今年は生物部に勝つことができました。

そしてさらに嬉しいことに、1位の地学部との差も10票差だったそうです!あとちょっと・・・来年こそは絶対に大賞とる!

そして、桐朋祭にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

では、桐朋祭のレポートを書いていきます。

今年は中2の部員にかなり働いてもらっちゃいました。

 

まず、体験実験はスライムと人工イクラですね。

今年もちびっ子たちに非常に人気でした。人数が少ないながら、中2、中3と、助っ人に入ってくれた先輩方のおかげで、うまく回せました。

 

そして、小演示は2つでした。

1つは、色に関する実験です。昔、一度小演示でやったことのあるcolor’s world という実験の改良版になります

どんな実験かざっくり説明させていただきますと

溶液を混ぜて、混ぜて、混ぜます。すると、色が変わって、変わって、変わります。

難しい原理の説明はともかく、これが結構きれいな色なんですよね。

 

2つめは、合成繊維を作る実験です。

具体的には、ナイロンというやつです。皆さんの服の中にも多かれ少なかれ入ってると思います。

 

残念ながら化学部では布を作ることはできませんが、太めの糸をつくりました。

 

では、本命の大演示に

 

●綿火薬

 

それなりに有名なやつですね。ただの綿のように見えますが、これが着火すると一瞬で燃えます。

 

しかも手の上で燃やしても火傷しない(熱くないとは言っていない)のでミニ手品なんかに使われたりします。

 

●振動反応

こちらは先ほどの綿火薬と違って一般的に知られているようなものではなく、THE化学反応!って感じです。

 

3つの溶液を混ぜると、周期的に色が変化するという複雑怪奇な反応になっています。見ていて本当に不思議です。

 

●爆鳴気

例年やってるやつですね。水素と酸素を混ぜて着火すると、音を立てて爆発するっていう超ポピュラーなやつです。

 

中学受験でも試験管の中でやる問題が出るかと思いますが、化学部ではペットボトルでやります。

 

しかも、今年からは非常に純度の高い水素と酸素を使っているので、ヤバいです。本当に、ヤバいです。あまりに音が大きいので耳栓なしでは耳が死にます。

 

●象の歯磨き粉

泡が出る実験です。っていったら地味に聞こえるんですが、実際見てみれば結構派手で、とんでもない量の泡が吹き出てきます。小学生、大喜びです。この大量の泡が象の歯磨き粉に使えるんじゃないか、という冗談からこんな名前が付いたそうです。

口に入れちゃダメな薬品使ってますけど…。

 

でんじろう先生がやってたりしますね。

 

●炎色反応

色々な色の炎が出る実験です。

花火なんかの炎の色を想像していただければ幸いです。

 

●液体窒素

もう言うまでもないですね。

一応説明をしますと、液体窒素を使って物をバッリバリにして壊します。

 

桐朋祭はそんな感じでした。

 

3日間、朝も早かったので、とても疲れましたが、桐朋祭大賞まであと10票で、手が届きそうな結果だったことがとても嬉しく、楽しい打ち上げとなりました。来年こそは桐朋祭大賞をつかみとります!

 

あと、地獄の化学グランプリがすぐそこで待っています。

 

たぶんIH君が後輩に化学を教えるのでしょう。

 

では、このへんで。