とほほのStep by Step

とほほのStep by Step

32歳、WEBディレクターをしている男の転職活動日記です。色々想っていることを、率直につづっていきます。

Amebaでブログを始めよう!

これまで、このブログで色々書いてきました。


自分なりに、これからのことを真剣に模索してきたつもりですが、

そのまとまりの無さに呆れられた方もおられるのではと思います。


ただ、いくつか候補を絞った末に出した結論は、何を選んでやるかという

よりも、どの順番でやるかということが自分にとって大切な発想であると

いうこと。


そして、私は、まずこの1年はネットでビジネスを起こすことに注力することに
決めました。中身については、秘密です。


将来的にはネットで完結するだけでなく、自分の能力をネット以外の

分野とリンク(というよりはシフト)させていくつもりです。


このままブログを続けるかどうかについては、また考えがまとまったときに

ご報告させていただきたいと思います。


今まで読んでくださった方ありがとうございました。

これからは、いつか皆様に良い報告ができるよう、頑張って行動していきたいと

思います。


それでは。


就職活動をしていない。

先週末にWEBディレクターでの正社員の求人を調べたが、調べただけで、全く応募していない。

しようという気にならないのだ。そういうタイミングや心境ではないのだから、しょうがない。近々では、就職活動は一旦棚にあげておくことにする。

かといって今の契約社員の仕事を、契約更新になる4月以降も続けるつもりはほとんどない。とりあえず1つのセーフティーネットとしては、失業給付を受けながらの教育訓練受講を考えている。

義父の会社のサイト制作と、自分の写真サイトの制作は、ぼちぼちやっている。

その他には、何をしているのか。まあ一言で言えば、キャリアプランニングだ。

若年労働問題の支援をするためにも、1つ興味を持ったことがある。
産業カウンセラーの資格取得の勉強をすることだ。本当に挑戦するかどうかは検討中だ。
とりあえず、心理学部の隣接諸科学である社会学部出身の自分に、有料講座の受講抜きでの受験資格があるかどうか確認しようと思っている。

しかしその資格を取得したとしても、その知識は役に立つだろうが、それだけでは物足りない気もする。

4月からの新展開も視野に入れて、その他にも、どの分野の能力を磨いていくべきか、どういう戦略をとるべきか考えている。

だがそうした場合、ともすればどんな資格を取れば良いかとか、次の就業スタイルは正社員にすべきか、派遣にすべきかなど、「must」=「形」から入っていきやすい。

それでは、いつまでたっても本末転等だ。12月の私が、自分の中での選択肢に迷ってしまったのも、結局、その「MUST」から入っていったところが大きいからだ。

そうではなく、「WANT」=「つまり自分はどういう事業をしたいのか」から入っていって、「そのためにはどういう技術・知識が必要なのか」=「CAN」に入っていき、「起業を実現したその先に、顧客や仲間たちの期待に応えられるように頑張らないといけない」、という「MUST」がある順番にならないといけない。

そうでなければ、自分の中で自己矛盾してしまうだろう。そのことは、昨日読んだ『君も社長になろう。 楽しんで儲ける! 起業という生き方 』(吉田雅紀著・大和書房)の中にも書いてあったのだが、それは昨年末からの自己のキャリアの再プランニングという過程でも実感として得たものと全く同じであった。

とりあえず、経営労務コンサルタントの業務に関心があるので、社労士と行政書士の仕事内容についてもリサーチしようと思っているが、それが、「MUST」に固執していて、自己撞着をきたしていると思うのであれば、それらには手を付けないでおこうと思う。

とりあえず、いまはそれらのリサーチに加え、実際に事業計画書を書いている。
もっとも、形式も完全に自己流のものではあるが(苦笑)。

その視点で考えると、やはり身に付けたいのは、「データベース構築能力やプログラミング能力」といったITスキル、もしくは、労務管理やカウンセリングに関する業務知識と、大きく2つに分かれている。

後は、どういった戦略でいくか、そのプランニングが最も重要だ。

とりあえず2月頭までには、どういう戦略でいくのか、確定させたいと思う。

そのためにも、今月中はしっかりリサーチを行っていこうと思っている。

最後にここ最近、読んだ本を記しておく

・『君も社長になろう。 楽しんで儲ける! 起業という生き方 』(吉田雅紀著・大和書房)
・『雇用破壊 非正社員という生き方 』(鹿嶋敬著・岩波書店)
・『産業カウンセラーのすべてがわかる本』(法学書院編集部・法学書院)

年が明けた。
新年最初のblogであるが、この休みの期間の間に私の中で進展があったので、その内容を記そうと思う。


前回の投稿で、私はやりたいことを8つに絞って、その中でどの分野を追求するかをリサーチして絞り込んでいこうと思っていると記した。


あと、昨年内は、現在の自分の立ち位置であるWEB業界について再検証するつもりだとも記した。


その結論から行くと、
「其の1:いまからSEやプログラマを目指したり、その方面のITスキル追求に特化しようとは思わない。」
これに関しては、休み中に面白い記事を教えていただいたので、そのURLも記しておく。
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/eh01/eh01.html

但し、ITスキル習得に関しては、別の分野のスキル追求と併行して、バランスを考えた上で継続して取り組んでいくつもりだ。


「其の2:以下の5つの分野に関しては、(少なくても今年度は)取り組まない。」


1:カメラ修理
2:彫金
3:建築デザイン
4:(仕事としての)カメラマン
5:カイロプラクティック


以下、簡単にその理由を記していく。
「1のカメラ修理」であるが、調べたところ、デジカメ市場等を考慮した場合、やはり職業として成立させるのが難しいということがよくわかった。
参考:http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1868186


「2の彫金」は、前回も記したとおり、趣味的要素の強い仕事なので、写真をライフワークとして決めている私にとっては、「趣味的要素+趣味的要素」の組み合わせになってしまい、これも不安定でよろしくないということ。


「3の建築デザイン」に関しては、以前にCADオペレーターをしていたときに独学で取り組んだことがあり、仕事内容や性質としては魅力を感じているが、業界の動向等を考慮した上で見送ることに決めた。

これに関しては現在、『これから3年家を買っていい人ダメな人』(川北義則・ダイヤモンド社)という本を読んでおり、その中で少子化による住宅産業の需要減少が再三謳われていることも参考にした。
ちなみに、上述の本は、現在の日本の住宅産業に対して批判的で、安易なマイホーム購入に関しても警鐘を鳴らしているのだが、3年半前に出版されたにも関わらず、最近話題のマンション強度偽装問題を予見しているなど、なかなかに読み応えがある。


「4のカメラマン」に関しては、以前にスポーツのカメラマンをしていたので憧れはあるのだが、同時に喰えなくなった多数の年輩のカメラマンを見てきてもいるので、やはり不安定感が拭えない。そして、もともと自分の中でコマーシャル分野のカメラマンになりたいという欲求はなかったので、この選択も見送る。
ただ、写真に関しては、これまで以上に地道にライフワークとして今年は取り組んでいくつもりだ。


「5のカイロプラクティック」に関しても、なし。まあ、これなどは嫁さん孝行から思いついたものではあるのだが、現時点ではやはり思いつきの域をでるものではないので。


まあ、以上が8分野のうちの5つの分野を見送ることに決めた理由である。

ただし、これらの分野にも興味があるのは間違いないので、別分野で本業を確立した上で、写真に見切りをつけたときは、新しく「彫金」や「建築デザイン」に取り組むこともあるかもしれない。

あくまで、いま(最低でも今年)はないということ。

いまの時点で、将来のすべてのキャリアを設計するのではなく、その年その年で段階的にキャリアを考えていけばいいし、そうすべきだとも思っている。


残りは3つの分野なのであるが、言い切ってしまうと、今年は「若年労働の問題」に関する分野で真剣に起業しようと思っている。
もともと、前職を退社後、惹きこまれるかのように若年労働の問題に関する本を読み続けてきたのだが、この分野に対して、自分は間違いなく関心と問題意識があるということを最近感じていた。


残りの「不動産鑑定士」や「弁護士」の分野にも興味はあるが、「不動産」よりは「若年労働の問題」の方に関心があることは自覚しているし、夜間ロースクールの出現等で、弁護士も現実的な選択肢になったとはいえ、その高額な学費や、現在の契約社員の生活を何年も続けてまでという点で考えた場合、やはりいまの時点では現実的に思えないというのが正直なところだ。(ただし、この2つに関しては一応最終的にリサーチした上で結論をだす)


まあ、文書で書くと長くなってしまうが、「若年労働の問題」に関する分野という選択は、決して消去法から考えた訳ではなく、私自身の経験・価値観から発露してきたものである。
ただ、この分野に関しては、既存のシステムに問題意識を持っているから取り組むのであり、新しいシステムを提言していくためにも、自分で起業して取り組む。


一昨日の2日の晩に、奥さんにこの分野での起業の意思を告げたのだが、それまで、私の進路選択において一貫して否定的な立場を取り続けていた彼女が、この選択に関しては全面的に支持してくれた。それは私にとって、非常に嬉しい出来事であり、大きく踏ん切りがついたのも確かである。


まあ、理想論だけでなく、この分野なら間違いなく需要と将来性があると判断したのもある。将来的には、若年労働だけでなく、福祉や教育を絡めていくことも考えている。

また、せっかく起業するのであれば、若年労働の問題に関する事業を核に、スポーツ写真撮影やWEB制作等も事業内容に加えていきたいと考えている。


人間、そんなに同時に複数のことに注力できないので、3月末までは、義父の会社のサイト、および自分の写真のサイト制作に注力し、それ以降、起業に注力する。あとは、先にも書いたが写真の活動を地道にやること。
今年の目標はそれ。


まあその他にも、現職の3月末での契約終了に伴う退社を決めたので、その次の展開を睨んだ布石も打っていくつもりだ。


長くなってしまったので、今日はこの辺で。
2006年1月4日

封印していた就職活動を開始しようと思っている。

ただし、何が何でも、今の仕事の契約期間終了である3月末までに、内定を得なければとは思っていない。(私の場合、前職のネットベンチャーの職歴があるので、3月末で契約終了しても、すぐに失業保険が降りる。また、現在の勤務先は、基本的には長期の契約を望んでいるという背景がある)。

だから、あせらず楽しんでやりたいという心境である。


まあ、どこか面白そうなところがあれば、話を聞きにいくかという感じである。

それに、全く未経験の業界・職種に行く可能性も高いので、その点でも実地調査は必須だろう。

もちろん、併行して新しく身に付けたいスキルに関してのリサーチも行っていく。


ただ、先日記したように、8つの候補を挙げたものの、(かっこ)内の自己評価を見てもわかるように、なかなかぴんとくるものが少ないというのが現状だ。

1:カメラ修理(△)

2:労働問題関係(◎)

3:弁護士(△)

4:彫金(△)

5:不動産鑑定・地理関係(○/△)

6:建築デザイナー(△)

7:カメラマン(△)

8:カイロプラクティック(△)


例えば、「1のカメラ修理」は、そういう教室はあるが、ほとんどクラシックカメラ専門なので、デジカメ時代のこれから、食っていけるか不安がある。

「3の弁護士」は、夜間のロースクールもできたが、費用的な部分や生活的な部分で妻のコンセンサスを得なければならない。それはかなり難問だ。

「4の彫金」は、趣味的要素の強い仕事なので、写真をライフワークとして決めている私にとっては、「趣味的要素+趣味的要素」の組み合わせになってしまい、これも不安定でよろしくない。

「6の建築デザイナー」に関しては、過去に建築の勉強に独学で取り組んだことがあるのだが(苦笑)、それほど惹きこまれなかったという実体験と、建築・建設業界の将来性を考えると、ためらってしまう部分がある。


「7のカメラマン」に関しては、なまじ副業でやってきただけに、業界の内情がよくわかる。この年齢でそれ専門としてやっていくことへの、経済的不安は拭えない。


「8のカイロプラクティック」に関しても、妻の肩や腰が凝りやすいので、よく揉んでいるのだが、そこから来た発想なのだが、上記の7つと違って、思い付きにも近いようなものであるから、かなり微妙である。


ここでの簡単な検証を踏まえると、あっという間に下記のようになってしまう。


1:カメラ修理(△)

2:労働問題関係(◎)

3:弁護士(△)

4:彫金(△)

5:不動産鑑定・地理関係(○/△)

6:建築デザイナー(△)

7:カメラマン(△)

8:カイロプラクティック(△)


結局残ったのは、「2:労働問題関係」と「5:不動産鑑定・地理関係」である。


まあ、ただせっかくの機会だから、上記の8つに関しては、一度その道の人に会ったり、本をきちんと読んだりした上で、もう一度結論を出すつもりだ。


ただこうしてみた場合、就職活動を一旦停止しておくほど、リサーチに専念する必要も感じられなくなってきたのが正直なところだ。


あと、会社に頼らなくてもやっていけるスキルを身に付けたいという思いは強くあるが(現在の私にあるのは、WEBデザイン/ディレクション・写真撮影・記事執筆・CADオペレーションのスキルだが、どれもそれだけで食っていけるというレベルには達していない)、それとは別に会社に入らなければできないような面白い仕事もあると思うのだ。


例えば、マスコミ関係やスポーツ関係、写真関係の仕事などが私にとってはそうだ。


会社に入ることでしかできないような仕事を楽しむ、というのも一つの選択肢としてあってもいいと最近思うようになった。

私は、会社で何か1つの仕事を徹底的に楽しんだという経験を恥ずかしながらまだしたことがない。

だからこそ、そういう体験をしてみれば、またそこから次の展開も広がるのではないかなとも思うのだ。


長くなってしまったが、年明けから就職活動を開始するつもりだ。

新しく身に付けたいスキルのリサーチ・選定も併行して進める。

それ以外に、日々の契約社員の仕事、自分のためのWEB制作と、やるべきことは一杯ある。


まあ、糧を稼ぐ仕事は必須なので、それ以外の「就職活動・リサーチ・WEB制作」、この3つを自分活動の3本柱として行っていく。


なんか、一足早い、元旦の今年の目標みたいになってしまった…

正直言って、正社員で就職するのであれば、もう2度とネットベンチャーやソフトウェアハウスに行きたいとは思っていない。


HTMLコーダー→WEBデザイナー→アシスタントディレクター→WEBライター兼WEBディレクター→某ポータルサイトの企画→WEBディレクター

というキャリアを歩んできた私だが、もともとは、マスコミ-その中でも編集系の仕事を希望していた人間だ。


(もともと学生時代にアルバイトで親しんだスポーツ紙の自由闊達な社風と大きく異なる)一般紙の権威主義的な社風に違和感を感じ、短期で新聞記者を辞したわけだが、廃れていく出版・新聞業界ではなく、伸びていくWEB業界で、編集職的な仕事で働きたい、そういうことも可能ではないかと考え、WEBの世界に飛び込んだ。


もともとプログラミングを専門にしたいとは思っていなかったし、その仕事の性質には不安が拭えなかったので、そこを深く追求したいとも思っていなかった。

(参照:http://www.jil.go.jp/mm/cl/20000927/20000927a.html


まあ、自分の考えていることに近いのは、例えばデジハリで養成コースを設けている「編集者系Webディレクター講座」の内容のようなものといえる。

http://www.dhw.co.jp/school/course/complete/course/subject_07/index_a.html


幸いにして、前々職のプロジェクトでは、WEBおよびメルマガのディレクションから記事執筆、写真撮影まで、ほとんど担当させてもらうことができ(実は、国家的にもかなり大きなイベントの海外向けのプロジェクトだった)、そのときは忙しいなりにも本当に充実していた。


ただ、WEBの業界は残念ながら、ライティングや編集の仕事に重きを置いているところは非常に少ない。

昔、読んだWEBディレクター向けの参考書に、次のような一節があったのを覚えている。


『デザインは素人にはできない。プログラムはもっと無理だ。でも、文章なら何とか書ける。そんなふうに認識されている傾向がある。文章でわかりやすく表現することは、簡単ではない。最も大切なことが、意外に重要視されていない』(佐藤好彦・技術評論者)


3年半前の書籍の言葉である。ただ、あれから3年半後の現実はどうであろうか。

その認識が深まるどころか、逆の現象になっていると言わざるをえない。


デザインは外注を使い、プログラミングだけ自社でやるような企業が増えているのが実情だろう。そこが一番お金になるから仕方がないのかもしれない。テキストにいたっては、自社媒体を持っていない限りは、ほとんどクライアントの作成したものをそのまま貼り付けて掲載するだけである。


もし、私がこのままWEBの世界で仕事を続けていくのなら、プログラミングやデータベース、サーバ関連といったシステム系の知識を深めていくことは絶対不可欠だろう。それはそれで、面白いし、やりがいもあるとは思う。ただ、やはりその場合も、それらのスキルの性質に不安は拭うことはできない。

それゆえ、予防策として、併行して、別のスキルも身に付けようとすることは不可避である。


人に使われるサラリーマンとして考えた場合、おそらく私は、WEB系の仕事に次も関わるかどうか懐疑的になっている自分がいる。


むしろ本業は違う仕事をし、副業でWEBをする方が自分には合っているとさえ感じている。

現在制作中の義父の会社と、自分の写真のサイトを来年3月末までに完成させたら、その後で、WEBを活用した事業で、起業することを考えている。(ただし、WEBとは別の新しいスキルを身に付けることを優先した場合は、起業を後回しにすることもありえる)

たとえどこかの会社に正社員で就職することになっても、一旦起業した会社の活動は続けるつもりだ。


だから、私はWEBは本業ではなく、副業、言い換えれば自分のためのビジネスのツールとして使っていきたいと考えている。


まあ、色々書いてきたが、最後にWEBをビジネスのツールとして活用している、私の好きなタイプの人の紹介ページへのリンクを貼らせていただく(ちなみにお会いしたことはない)。

All About  K-1・PRIDE・格闘技ガイド 井田 英登

http://allabout.co.jp/sports/k1/profile/mbiopage.htm


まあ、何だかんだ言ったって、やってきていることも結構近いし、趣向性も似ているのだと思う。私の独りよがりではあるが。


長くなってしまった。

自分がWEBに惹かれてきた部分、不安に思っている部分を少しだけ整理できた気がする。

前回から、また時間が立ってしまった。

その間、何を考えていたかというと、新しく身につけたいスキルを大きく8つに絞って、

その1つに関するリサーチを、1週間ずつ行っていこうということである。


絞ったテーマは下記の8つである。

1:カメラ修理(△)

2:労働問題関係(◎)

3:弁護士(△)

4:彫金(△)

5:不動産鑑定・地理関係(○/△)

6:建築デザイナー(△)

7:カメラマン(△)

8:カイロプラクティック(△)

(かっこ)内の評価に関しては、あくまで現時点で感じているものである。


これで、ぎりぎりではあるが、2月末までに次の方針を出そうということだ。


リサーチした上で、1週ごとに検証を書いていくつもりだ。


新しい8つの検証に関しては、年明けから行うのだが、年内は、現在の自分の立ち位置である、WEB業界を中心に、検証してみたいと考え取り組んでいる。


また再就職活動は、正直3月以降の開始で考えていたのだが、考えているだけではわからないので、

年明けすぐに就職活動も開始し、面接に行って、色々な人の話を聞いてみようと思っている(それは上記の8つの関心のある分野に関しても同じ)


まあ、ただ何が何でも3月末までに正社員での新しい勤め先が確保できてなければ…というようなスタンスで活動することはしない。


あくまで自分に無理をせず、やっていく。

モロッコの子供たち カメラマンの仕事をしていた。
WEBの仕事と掛け持ちしてだ。今年の春まで、期間は2年半位。


もともと写真の仕事に憧れていた。
正確に言えば、写真作家としての仕事や生き方に憧れていた。



学生時代に、桑原史成の『報道写真家』(岩波書店)や長倉洋海の『フォトジャーナリストの眼』といった本を読んで、その生き方に魅力を感じたことがきっかけだ。


若手の写真家で言えば、小林紀晴の『ASIAN JAPANESE』(情報センター出版局)や小林紀雄の『東京OMNIBUS』(リトルモア)といった写真作家の作品が好きだった。


共通して言えるのは、写真だけでなく、文章も書いて、自分の訴えたい世界を表現している人々だということだ。バリバリのコマーシャルカメラマンとは違う。むしろ、写真の撮れる作家、ジャーナリストといったところだろうか。


学生時代にスポーツの新聞社でアルバイトをしていたときに写真部の仕事を手伝っていたこともあって、仕事として写真に取り組むのなら、スポーツ写真がいいなと思っていた。
いま振り返ってみると、まさに消費者としての意識であると苦笑せざるを得ないが…。


28歳で遅めの上京してきた4年前、漠然とではあるがそんなことを考えていた。

仕事としての写真撮影経験はほとんどなし。専門機関で学んだ経験もなし。独学といっても、非常に底の浅い知識しか持っていなかった、そんな状態でだ。


そのときの私にあったキャリアは、新聞社での短期間の編集記者および編集補助の経験と、電気土木のCADオペレーターの経験のみ。


当然だが、希望する仕事探しは難航した。派遣でとりあえずCADオペレーターをしながら、次の展開に向けて模索する日々。


そんなとき、心の支えになったもの1つが、上京してきてすぐに購入したシルバーのペンダントだった。いま、私が彫金に興味を持っている理由は、そのときの想いが実感としてあるからだ。


結局、29歳を目前にしたときに、週末を中心としたアマチュアスポーツの写真撮影の仕事に就くことができた。嬉しかった。実務経験が重視されるのはどこの業界も同じだが、経験ゼロでは、次の展開に結び付けていくことが難しい。


1週間のうち、やりたいことが全くできていない生活は、理想に対する満足度はゼロかもしれないが、7日のうちの2日だけでも本当にやりたいことができていれば、少なくとも7分の2、30%位は満足できるかなと思った。


ゼロはどこまで倍率をあげてもゼロにすぎないが、せっかく手に入れたこの30%の比率を、後はどんどん100%に近づけていけばいいとも思っていた。


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長くなってしまった。今日はこの辺で。
写真に関しては、また折をみて、まとめて書けるときにかいてみたいと思っている。

少し間隔が空いてしまった。

先日彫金の学校に見学に行こうと思っていると書いてから、今日で10日以上たった。

結局、学校にはまだ見学に行っていない。


『ケイコとマナブ』で彫金の学校や教室を調べたのだが、一部の学費が高い学校を除いて、いわゆる普通の教室とかだと、女性の趣味の習い事みたいな印象を受けてしまって、本当に身に付けるスキルとして、これでいいのか、その内容と手段の両方で迷いが出て、結局、行動に起こすに至っていないというのが実情だ。


その間何をしてたかというと、今週の火曜日までは、自分検証・スタンス確立のための読書として、さらに『若者はなぜ決められないのか?』(長山靖生・ちくま新書)、『子供がニートになったなら』(玄田有史/小杉礼子・生活人新書)、『仕事の中での曖昧な不安-揺れる若年の現在』(玄田有史・中公文庫)という3冊の本を読んだ。


特に『若者はなぜ決められないのか?』では、「どういうことが好きなのか」という発想から基づく職業選びでは、自らが職業選択の場面においても消費者としての意識を持ち込んでしまう発想であり、仕事を通じて他者に何をどう貢献したいのかという視点が抜け落ちてしまっているという指摘や、「どういう生活を、どういう環境で送りたいのか」といった視点を職業選択の際に持つことの意義を指摘している点が特に印象に残った。


『仕事の中での曖昧な不安-揺れる若年の現在』も、非常にいい本だと思ったが、やはり一番印象に残った点は、現代の若者(特にフリーター層)は、「自分で自分のボスになる、なれる生き方を目指すべき」という点だ。


まさに自分の心情を言い当てたられたような気がしたのだが、これは私に限ったことではなく、現代の多くの若者(サラリーマン含む)の心情にマッチするアドバイスではないだろうか。


とにかく、ここまで自分検証・スタンス確立のために、いわゆる「若年労働に関する問題提起本」を読んできた訳だが、それに関しては、ひと段落してもいいのかなと思った。


結論を言うと、やはり私の場合は、「自分で自分のボスになる、なれる生き方をするための武器(スキル)を身につけることを目指す」ということだ。


これからは、遅くても2月末までに方針を確立したいので、行動を中心に行っていく。


その一環として、就職活動を行うことも検討しているが、中心としてやっていこうと思っているのは、実際に、関心のあるスキルのジャンルのリサーチや見学を行い、それと並行して、義父の会社と自分のサイト制作も行っていくということだ。


まずは、年内のあと2週間は、写真と彫金のジャンルについて、リサーチ・考察を行っていこうと思う。

今日は精神科医で作家としても有名な、香山リカ氏の『就職がこわい』(講談社)を読んだ。

さすがに精神科医や大学教員までされているだけあって、鋭い分析が随所に見られて、読み応えがあった。

ただ、まず働くということが、どんな仕事をするかということより尊く、かつ本人の自立にもプラスに働くという意見には賛成するが、多くの若者がニートやフリーターになっている心理には、筆者が分析している他にもまだまだ別の背景が絡んでいると思う。

最近、こういう「自分探し」系の本を立て続けに読んでいるが、確かに自分には参考になるが、あくまで参考にしかならないということをきちんと認識しておく必要があると思う。

さもなければ、こういう行動は一種のマスターベーションみたいなもので、終わりがないと思うからだ。真面目に自分に向き合っているのは確かかもしれないが、自分の中の問題の答えは、あくまでも最終的には本人の中にしかない。それを認識しておかないと、どんどん泥沼に入っていって、「下手の考え、休むに似たり」になりかねない。

香山氏も本書の中で述べていたが、これからの若者にとっては、自分について考えるということは、たとえ正社員として就職しようがしまいが、ずっと長い間時間をかけてせざるを得ないと思う。

先日読んだ、稲泉蓮氏の『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』と、この香山リカ氏の『就職がこわい』とでは、若者の離職・フリーター問題というテーマを扱っている点で共通しているが、前者は当事者の声を取材したもの、後者は分析者の意見という点で対照的で、非常に興味深い。片方を読まれたことがある方には、もう一方を読むことをおすすめする。

あと、香山リカ氏に対して一つ思ったのは、本書の中で、TV局の面接を受けに来た学生が将来の夢を問われて、喫茶店を開くことと答えたことや、大阪の塾講師の面接を受けにきた学生が、将来の夢を沖縄で暮らすことと語ったことに対して、本人にしかわからない矛盾した短絡的な思考回路と批判しているが、フリーライターに憧れていたが、収入の不安定さを恐れて精神科医として就職し、その後もライター的な活動を現在まで精力的にこなす彼女の多面的な志向と、あまり違わないのではないかということ。

若者なのだから、夢が多面的に渡っているのはある程度仕方のないことだし、それを否定するより、肯定していった方が、腑に落ちると思ったのは、私がひなくれ気味だからだろうか?

この本を読んで、次はホワイトカラーの能力開発と、住宅ローンについて調べたくなってしまった。

うーん。いかん、いかん。

とりあえず、今日はこの位にして、あとは彫金の教室のリサーチと、義父の会社と自分のサイトの構想制作に取り組もうかな。

今日は『SEがゆく~波乱万丈 SE日記』(北村 よιみ・アルファポリス )を読んだ。

以前に立ち読みしたことはあるのだが、今回は図書館で借りてきて完読した。

システム関係のスキルを追求していくことに対して、不安を感じているので、それに対して、リサーチをするつもりで読んだ。

その中で気になる下りがあったので、ここに記しておく。

「(前略)いまさらソフト会社になんか行きたくないし、そもそも将来が不安です。SE35歳定年説なんていうのがあって、最近はどうも40歳まで延長されたようですが、それにしたって限界があります。
 もうひとつは、私にはコンピュータ屋というのが虚業にしか思えず、就職する会社くらい実業にしたいと考えていました。出来れば衣食住に関係する会社にしたい」

うーん。やはりそうなのかあ…という感じ。

そう言えば、先日取り上げた記事
『IT技術者3割が仕事を投げ出したくなる』
http://www.jil.go.jp/mm/cl/20000927/20000927a.html

でも、下記のようなくだりがあった。

『情報処理技術者の仕事を続けられる年齢の限界には、「40歳」をあげる人が26.9%と最も多く、次いで多い「45歳」20.2%と合わせると「40~45歳」と答えた人が47.1%にのぼる。また、「35歳」とした人も15.3%いた。』


上記のデータ(’99~’00年実施:現役のソフトウエア技術者766人に調査)を見ると、ソフトウエア技術者の年齢的限界を35~45歳にあげている人が62.4%にも達するのに驚いてしまう。


このデータを見て、それでも不安に思わない人もいるのだろうか。


ちなみにこの調査によると、仕事の将来についても9割が不安を感じているのだそうだ。


おそらく、何か別のスキルを身に付けない限り、私の中から不安が消えることもないのだろう。


最近本を乱読気味で、なかなかやろうと思っていることを行動に移していないのだが、遅くても2月末までに、できれば1月末までに、何に新しく取り組むのか目処をつけるために積極的に行動していこうと思う。


まずは、彫金の学校に見学に行ってみようかと思う。