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とほほのStep by Step

32歳、WEBディレクターをしている男の転職活動日記です。色々想っていることを、率直につづっていきます。

いま、『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』(稲泉連・文芸春秋)という本を読んでいる。
著者は私より6歳年下なのだが、一度読み始めると、なかなか読むことを中断することができないくらい、引き込まれてしまう。

どんな人でも、その人の現在に至る過程には、心理的なプロセスが多く作用して、そこに至っているはずなのだが、それをうまく文章で表現している。他人のプロセスを知ることによって、自分のプロセスも明確に再認識できるといったところだろうか。
ニートや転職に問題意識がある人は一読することをおすすめする。

そうした読書と並行して、SEを中心としたシステム関係の仕事についてもリサーチしているのだが、やはり、今からその方面のスキルだけを磨いていくことに対する不安は拭えない。

だから、WEB以外のスキルを、別に新しく身に付けることに決めた。
まだ何をするかは決めていない。

ただ、自分の中で、それに挑戦することは不可避だとはっきりと認識した。

これかららは、1月末までの間に、何に挑戦するかを決めたいと思う。

明日から仕事で1週間中国に出張する、妻の両親達と
一緒に晩ご飯を食べた。

義父は73歳なのだが、現役の社長で技術者だ。
今でも新しいことに積極的に挑戦するその姿勢には
とても尊敬させられる。

親戚への結婚の報告のための食事会(というよりかは、
結婚1年目にしての結婚式)を先月開催したことで、
結婚にまつわるイベントも一段落した。

契約社員として勤務しだした転職先の環境もある程度
把握したので、少し落ち着いてものを見つめ直す環境
ができてきたということだ。

4月から、何が何でも正社員として再就職するというので
あれば、2月末までには次の転職先を決めておかなければ
ならないので、3ヶ月前になる今から就職活動を開始しだ
した方が良いのだろう。

だが、いまの自分は、またすぐに転職活動を開始するつもり
はない。

むしろ、定時でほとんど仕事を切り上げることのできる
現在の恵まれた環境を活かして、この機会に何か自分の
ためにスキルを身に付けた方が良いのかも…と考えている。

何を学ぶかは正直決まっていないのだが、昔から強くあった
専門技術への渇望、言い換えれば、文系出身で特に明確な
専門技術がないと感じ続けていたコンプレックスに対して、
この貴重な機会を活かして、決着を着けた方がいいのかも
しれないという思いがある。

(ただ、仕事後の時間を活用する必然性がないのであれば、
現在の職場にとどまろうとも思っていない)

その一方で、昔先生に言われた、
「仕事なんて自分が嫌なものでなければ何でも一緒。
それよりも自分がどういう生活をしたいのかを考え、
仕事の中身より性質を重視した方がいい」
というアドバイスが、ずっしりと自分の中で実感を持つようにも
なってきている。

どういう生活をしたいのかを考えた場合、結婚したこともあるの
だろうが、35歳という年齢を意識しだしたこともあり、一番
大きく気になるのはマイホーム購入のための住宅ローンのこと。
まずは、住宅ローンの融資を受けるための条件を調べていくつも
りだ。

WEBの仕事に関しては、正直、仕事の性質的な部分で不安が拭えなく
なってきている。
中でも、WEBをやる上で当然絡んでくる、システムの分野に対して、
そこで勝負していくことには、自分の中で否定的になっている。
(参照:http://www.jil.go.jp/mm/cl/20000927/20000927a.html

ただ、ここまでWEBを仕事として関わってきた以上、次の展開について
考えているだけでなく、制作途中の義父の会社のサイトと、自分の
写真のサイトだけは、現在の仕事と平行して、3月末までにしっかりと
完成させたいと思っている。

仕事をしながら、それ以外にそんなに同時にいくつものことは
できないので、まずは、それらの自分の為のサイト制作活動と、
何か専門スキルを身に付けるべく、この千載一遇の機会を活かして、
来春から教育機関に通った方がいいのかどうかという点に対する
結論を出すための検証活動に、これからしばらくは力を注いでいこうと思う。

最近、仕事関係の本を2冊読んだ。

1冊は、『何のために働くか』(オバタカズユキ・幻冬舎文庫)。


もう1冊は、『話せぬ若手と聞けない上司』(山本直人・新潮文庫)

である。


前者を読むのは3回目だったのだが、改めて名著であると思った。
まあ、他の仕事本や会社本と違って、本音ですべて書いてあると
いう感じだ。私と同じように、仕事や働き方で迷ったり考えたりして
しまう人は読んでみたらいいと思う。

後者の方は正直、購入してから実際に読むまで少し間があったの
だが、今回初めて読んでみたら非常に面白かった。


中でも印象に残ったフレーズは、「借り物の夢」と「自分ストーカー」、

そして「会社員であることに対する不安」である。

最初の2つに関しては、本著を参考にしていただきたいのだが、最後の
「会社員であることに対する不安」、
「『ずっと今のままの会社員でもいいのかな…』という漠然とした不安
があるのだ。」

「そしてその不安は若い者ほど強い」
といった指摘は、かなり自分自身の仕事に対する迷いの核心をついて

いると思った。

そして、この指摘は、現在の多くの若者の心情を言い表していると思う。

この本を読んで、もう少し「会社員であることの不安」について、詳しく
考えてみたくなった。

ネットベンチャーの会社を、先月末で退社した。

今月半ばから、大手メーカー系のシステム会社で、とりあえず来年3月末まで契約社員として働くことになった(その後、延長の可能性もありとのこと)。諏訪湖の夜明け

契約社員だが、年収ベースの給料でも正社員の前職と変わらない(ちなみに、前職は退職金無し・残業代なしの年棒制の正社員)。むしろ、月収ベースでは、かなり多くなった。
会社の雰囲気は、いたって穏やかだ。

WEB業界も残念ながら、連日の深夜労働やサービス残業が常態化している業界ではあるが、次に正社員で就職するのであれば、残業手当がついたり、勤務時間が常識の範囲で守られているなどの、労働環境がある程度保障された、現在の勤務先のような職場で働きたいと思う。

ただ、何が何でも3月末までに正社員として次の職場を見つけたいと思わないのも事実。ここまできたら、しっかりと考えて、次の働き方を見つけたいと思う。

ここでは、自分が悩んだり迷ったりしていることも率直につづって、自分らしく生きていくための、指針の一部になればいいかなと思う。