というのは、私は、30年余り前に経絡治療家の恩師、馬場先生、岡部先生にご縁をいただき、勇気づけられて、治療家になりました。
その上、10年余りの間、鍼灸にご理解のある医師のすぐ近くで治療をさせていただき、これもまた
とてもわくわくする有意義な経験でした。
そして、先日、第6回21世紀漢方フォーラム「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の実現に向けた具体的対応」に
出席することができ、とても元気づけられました。
ご案内の通り、超高齢社会に突入したわが国では、これまで以上に生活の質を重視した医療や、予防医療、
国民全体のことを考えた医療が求められます。
このフォーラムでは、日本の伝統医療である漢方・鍼灸を見直し、東西医学双方が協力し、互いの長所を活かした
「新たな時代にふさわしい日本の医療」を作るべく、以下の5点の提言がされました。
【提言1】体質に合った「オーダーメイド医療」実現のための基盤整備
漢方・鍼灸はもともと体調全体を診て、自己治癒力を引き上げる全人的医療であるが、こうした特質をさらに
発揮できるように、科学的分析の推進、人材の育成を行なう。
ここで注目したのは、漢方・鍼灸のエビデンスに基づく医療への転換を図ること、医師、薬剤師、鍼灸師の教育についてでした。とりわけ、医師ライセンス一つで西洋医学と漢方・鍼灸の双方が行える医療制度となっているにも関わらず、漢方・鍼灸が現代医療の中で確固たる地位を築けていないということには共感しました。
これは医師のすぐ近くで治療をさせていただいた経験から言うと、いくら医師が鍼灸ができるといっても(漢方薬処方は別)、医師には実際に鍼灸を行なう技術的・時間的・精神的土壌は作りにくいと思います。仮に作れたとしても非効率であると思います。それよりもやはり、鍼灸師の努力と工夫、鍼灸師の教育、医師・鍼灸師・看護師の協働が重要な課題になると感じました。いかがでしょうか。
【提言2】生薬資源の安定的確保
重要な提言で、日本の農業の再生にもつながりそうです。
【提言3】国際ルール作りへの迅速・積極的な対応
中国、韓国、西欧諸国に遅れないこと、またデータ・サンプルの収集、科学的分析の推進、人材の育成にも重要な提言たと思います。
【提言4】国民への知識普及
国民主権の観点から、国民の理解醸成、正しい情報提供は避けて通れない課題でしょう。
【提言5】施策推進のための組織的整備
産学官民の継続的・戦略的対応が望まれます。
以上です。
その他に感じたことは、漢方・鍼灸のデータの取り方の難しさでした。客観的なデータ、主観的なデータ、個人的なデータ、構造的なデータ、半構造的なデータ、非構造的なデータ、サンプル集め、何回で治った、最初の痛みを10とすれば治療していくつくらいの痛みになったといった視覚的なデータ作り、などなど、気付きがいっぱいでした。
NPO健康医療開発機構 医療志民の会 慶應義塾大学医学部漢方医学センターの皆様、関係者の皆様、どうもありがとうございました。
第6回21世紀漢方フォーラム「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の実現に向けた具体的対応」
その上、10年余りの間、鍼灸にご理解のある医師のすぐ近くで治療をさせていただき、これもまた
とてもわくわくする有意義な経験でした。
そして、先日、第6回21世紀漢方フォーラム「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の実現に向けた具体的対応」に
出席することができ、とても元気づけられました。
ご案内の通り、超高齢社会に突入したわが国では、これまで以上に生活の質を重視した医療や、予防医療、
国民全体のことを考えた医療が求められます。
このフォーラムでは、日本の伝統医療である漢方・鍼灸を見直し、東西医学双方が協力し、互いの長所を活かした
「新たな時代にふさわしい日本の医療」を作るべく、以下の5点の提言がされました。
【提言1】体質に合った「オーダーメイド医療」実現のための基盤整備
漢方・鍼灸はもともと体調全体を診て、自己治癒力を引き上げる全人的医療であるが、こうした特質をさらに
発揮できるように、科学的分析の推進、人材の育成を行なう。
ここで注目したのは、漢方・鍼灸のエビデンスに基づく医療への転換を図ること、医師、薬剤師、鍼灸師の教育についてでした。とりわけ、医師ライセンス一つで西洋医学と漢方・鍼灸の双方が行える医療制度となっているにも関わらず、漢方・鍼灸が現代医療の中で確固たる地位を築けていないということには共感しました。
これは医師のすぐ近くで治療をさせていただいた経験から言うと、いくら医師が鍼灸ができるといっても(漢方薬処方は別)、医師には実際に鍼灸を行なう技術的・時間的・精神的土壌は作りにくいと思います。仮に作れたとしても非効率であると思います。それよりもやはり、鍼灸師の努力と工夫、鍼灸師の教育、医師・鍼灸師・看護師の協働が重要な課題になると感じました。いかがでしょうか。
【提言2】生薬資源の安定的確保
重要な提言で、日本の農業の再生にもつながりそうです。
【提言3】国際ルール作りへの迅速・積極的な対応
中国、韓国、西欧諸国に遅れないこと、またデータ・サンプルの収集、科学的分析の推進、人材の育成にも重要な提言たと思います。
【提言4】国民への知識普及
国民主権の観点から、国民の理解醸成、正しい情報提供は避けて通れない課題でしょう。
【提言5】施策推進のための組織的整備
産学官民の継続的・戦略的対応が望まれます。
以上です。
その他に感じたことは、漢方・鍼灸のデータの取り方の難しさでした。客観的なデータ、主観的なデータ、個人的なデータ、構造的なデータ、半構造的なデータ、非構造的なデータ、サンプル集め、何回で治った、最初の痛みを10とすれば治療していくつくらいの痛みになったといった視覚的なデータ作り、などなど、気付きがいっぱいでした。
NPO健康医療開発機構 医療志民の会 慶應義塾大学医学部漢方医学センターの皆様、関係者の皆様、どうもありがとうございました。
第6回21世紀漢方フォーラム「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の実現に向けた具体的対応」