こんばんは、

ダノンエアズロックに笑い

ダノンエアズロックに泣いた者です(挨拶


まずは、これまでの全成績。
併記している馬名は期間内重賞勝ち馬
(カッコ書きは期間外重賞勝ち馬)

2010-11(第1期)2/5位 ダノンバラード(グルヴェイグ)
2011-12(第2期)2/5位 トーセンホマレボシ
2012-13(第3期)3/5位 (サトノノブレス)(レッドアリオン)
2013-14(第4期)1/5位 ハープスター(ステファノス)
2014-15(第5期)1/5位 ドゥラメンテ・ベルラップ(シュヴァルグラン)
2015-16(第6期)3/5位 (シャケトラ)
2016-17(第7期)5/5位 
2017-18(第8期)6/6位 (サラキア)
2018-19(第9期)3/7位 ダノンファンタジー
2019-20(第10期)3/7位 サトノフラッグ(ポタジェ・ジュンライトボルト)
2020-21(第11期)5/7位 レッドジェネシス
2021-22(第12期)2/7位 ダノンスコーピオン

2022-23(第13期)1/7位 リバティアイランド・ドルチェモア

2023-24(第14期)4/7位 クイーンズウォーク

 

なんとか重賞勝ち馬は輩出できたものの

それ以外の指名馬がダノンエアズロック、

ルージュスエルテ、ミラビリスマジックと

重賞で今イチ振るわず中途半端に終了。

1位はアスコリピチェーノ・チェルヴィニア、

2位はステレンボッシュ、

3位はレガレイラを指名していたので

何と言うか、どう足掻いても4位という感じ。

 

やはり上位争いを演じるにはG1馬が欲しい。

善戦止まりの馬を多数抱えても

その結果は善戦止まりにしかならない。

 

そんな訳で、昨期の反省を踏まえながら

ここから例年通り1頭ずつ
指名馬と指名理由を挙げ連ねていきます。

 

 

【1位指名】
クライスレリアーナ 牝 ※抽選勝ち
父:サートゥルナーリア 母:シユーマ
木村哲也(美浦)厩舎/サンデーR

 

ステルヴィオ(2015

ジオグリフ(2017

ノッキングポイント(2020

ウンブライル(2020

チェルヴィニア(2021

 

『キムテツ・サンデーR・6月デビュー・ルメール鞍上』

もうPOG界隈では耳にタコができるほど

皆が聞いたであろう、活躍を確約された絶対条件。

それに当てはまるのがこのクライスレリアーナ。

 

ただ、個人的にはそれよりも母シユーマ。

指名理由の9割はここに尽きる。

8年前に1位指名した同母馬の初仔

ヘリファルテは体質の弱さから

デビューしたのは3歳の春。

結局期間内は1勝だったが、

POGが終わった直後に3連勝と

その素質の片鱗を見せた。

翌年、怒りの2年連続1位指名で獲った

2番仔ブレステイキングも

期間内1勝に留まるも

POGが終わった直後に3勝して

重賞出走するまでに至った。

 

いかんせん身体が弱い一族なので

以降、毎年シユーマの仔は気にしつつも

「メッシーナ?ヘンな名前だな!白飯かよ」

「ミルヴィオ?ローカルで売ってる乳酸菌飲料かな?」

などと適当な言いがかりをつけて指名を見送った(嘘

そして、7年振りにようやく指名したいと思う

シユーマの仔が出てきた。

しかも早期デビューと来たもんだ。

 

え、シユーマはディープの牡馬でしか

走ってないじゃないかって?

そんな理屈はどうだっていい。

獲りたい馬は獲ればいい。

指名被りで抽選になったって

勝てばいい。それだけのこと。

 

え、お前のドラ1指名馬は

走ってないじゃないかって?

・・・それは言いっこ無しだ。

 

ちなみに今期

ウチのグループでの1位指名一覧は

・ダノンフェアレディ(昨期1位

・サリーチェ(昨期2位

・スターウェーブ(昨期3位

・ソルデマジョ(昨期5位

・デアマトローナ(昨期6位

・ダノンシーマ(昨期7位

でした。エリキングやジェゼロが5位指名、

マディソンガールが7位指名で

獲れてしまう個性派集団の集まり。

 

 

【2位指名】
ウィンターベル 牡
父:バゴ 母:ノチェブランカ
木村哲也(美浦)厩舎/吉田勝己

 

1位にスターウェーブ指名が入った事を受け

これは早期始動の争奪戦が有り得ると思い

1〜2順早い気もしたけど、ここを獲りに行く。

図らずもキムテツのワンツー指名。

 

社台Gで終始早めの組で調整されていて

脱北後も順調。関係者コメントも良好で

そして魅惑のバゴ産駒。

ノーザンファーム生産のバゴ産駒は

6頭がデビューし5頭が勝ち上がり。

ステラヴェローチェ二世になってくれ。

 

ここは思い入れよりも

純粋な情報の強さで指名。

 

 

【3位指名】
ファイアンクランツ 牡
父:ドゥラメンテ 母:カラフルブラッサム
堀宣行(美浦)厩舎/サンデーR

 

今期どうしても獲りたかった3頭の2頭目。

(1頭目はクライスレリアーナ)

POG指名馬であり今や名種牡馬として

確固たる地位を築いたドゥラメンテも

早逝により今期がラストクロップ。

リバティアイランドでも世話になった。

ウチのルールでは上限となる

同種牡馬4頭指名を決行することに。

ディープが居なくなってから

あんまりやらなくなったから久々。

 

という訳で、

ドゥラメンテ産駒は入念に調べたが

やはり堀先生の所で獲りたい。

しかも父と同じサンデーRで

『競馬王のPOG本』今年の

毛の馬に選出される高評価。

 

上の仔が走っていないのが気がかりだが

ハーツクライ≒アドマイヤグルーヴの

アグレッシヴな近親配合が

良い感じに炸裂してくれると信じて、

ここはもう思い入れ指名として

振り切ってしまえ。そうさ、俺は堀信者。

最悪この馬がコケても

ラミアメンテかコールミーが走ってくれれば

幾らか喜べる。そうさ、俺は堀信者。

 

 

【4位指名】
バズアップビート 牡
父:エピファネイア 母:ビートマッチ
友道康夫(栗東)厩舎/キャロットF

 

昨期の敗因を分析するに

フレミングフープ(金子真人)

ボルケーノ(石川達絵)

ダノンモンブラン(ダノックス)

等、個人馬主の馬たちが

惨敗を繰り返したり長期放置されたりで

振るわなかったのが大きく響いた。

指名15頭のうち勝ち上がり8頭は

なかなか打率も悪い。

なので、今年はノーザン系クラブ馬を

丁寧に獲っていくという方針で

浮上してきたのがこの馬。

 

友道×キャロットは大当たりは出なくとも

セレシオンやルペルカーリアと

手堅く重賞戦線に乗せてくる。

エピファ×ルーラーシップはこれまで

5頭デビューして5頭勝ち上がり、

内4頭は新馬勝ちで

その中にはステレンボッシュも。

 

確実にヒットを当てに行った指名。

2勝してくれればOK。

重賞勝ち負けまで行けば万々歳。

 

 

【5位指名】
グラフレナート 牡
父:キズナ 母:ヴィルデローゼ
宮田敬介(美浦)厩舎/キャロットF

 

ここは個人的には

そこまで推せる感じは無かったけど(初仔だし

信頼を寄せる各情報媒体で

高評価を得ていたので

獲るならこの辺かという事での指名。

ドラフト後、ディフェンディングチャンプが

「この馬を獲られたのが痛恨」と言っていたので

指名順的にもドンピシャだった。

 

この「人のふんどしで相撲とる」作戦は

たまにクリーンヒットするので侮れない。

サトノフラッグとかもそうだったと思う。

自分の感覚をアテにしてないからこそ

出来る芸頭(威張って言う事でもないけど

 

 

【6位指名】
スワーヴゴダイヴァ 牝
父:エピファネイア 母:シーズアタイガー
堀宣行(美浦)厩舎/NICKS

 

昨期1位指名で鳴かず飛ばずだった

フレミングフープの雪辱を果たすため

怒りのシーズアタイガー2年連続指名。

そして、これこそ今期どうしても

獲りたかった3頭の最後。

 

父がエピファネイアに変わり

牝馬では初のスワーヴ冠名を

与えられたこの馬の期待値や如何ほどか。

 

でもなぁ...なんで

スワーヴキャサリン→スワーヴゴダイヴァ

に馬名登録変更したんだよ...

キャサリンで良かったのに.....

急激にフジテレビっぽさが出た.......

 

あと、堀信者とはいえ

牝馬での期待値は下がる事は百も承知。

なんかこの馬指名した理由が

よく分からなくなってきたな。

でも、こういう地雷臭のする馬が

期待に反して激走したりもする。

 

 

【7位指名】
サトノブリジャール 牡
父:エピファネイア 母:ベルダム
友道康夫(栗東)厩舎/里見治

 

友道厩舎は安定感もあって

毎年1頭は指名するけれど、

なかなか大当たりを引きづらい。

でも、確実に走らせてくれる。

 

ならば、バットを短く持って

友道厩舎で確実に当てに行けば

良いのではないか?

そんな打算のもと、今期は

友道3頭で"2勝狙い打線"を組んだ。

バズアップビートに続くのは

里見−友道ライン。

サトノヘリオス

→サトノグランツ

→サトノシュトラーセと

毎年期間内2勝をあげる堅実ニックス。

 

ちなみにベルダムは過去POG指名馬。

ドナブリーニ産駒はもう指名せんぞ。

 

 

【8位指名】
ゴーソーファー 牝
父:キズナ 母:ゴーマギーゴー
手塚貴久(美浦)厩舎/藤田晋

 

これもグラフレナートと同じで

“人のふんどし”的評価で獲った馬。

キズナ産駒も1頭は指名したいし、

藤田晋の馬も1頭は指名したいし、

牝馬もこの辺でもう1頭は指名したいし。

そんな時に手頃な馬。

 

初仔はロジにヘンテコな名前を付けられ

2番仔はディープ産駒できさらぎ賞2着、

そして初牝馬の3番仔。

プロフィール的にも走る番のような。

 

全体的にフワフワした理由だけど

こういう馬こそ意外と走るよ。

 

 

【9位指名】
アークシャルダーム 牝
父:ブリックスアンドモルタル 母:カルティカ
友道康夫(栗東)厩舎/社台レースホース

 

友道"2勝狙い打線"、最後の1頭。

アスクビクターモアの下にあたる。

 

友道×社台の活躍馬を

獲得賞金順に並べると

面白いほど牝馬に集中している。

ランブリングアレー、

シングウィズジョイ、デゼル、

シングライクバード、等。

以前オヌールを指名して期間内2勝。

オークス出走してくれると嬉しい。

 

ただ、これだけ言っておいて

サトノブリジャールと

アークシャルダームでなく、

サトノクローザーと

パイオニアプライドの方が

走ってしまう可能性も否定できない。

確率2分の1で2勝馬を引けるクジ←

 

 

【10位指名】
ダノンミッション 牡
父:ロードカナロア 母:フローレスダンサー
堀宣行(美浦)厩舎/ダノックス

 

堀信者、3頭目の指名になります。

そして堀−ダノックスラインは

昨年のエアズロックに続く2年連続指名。

2019年 ダノンベルーガ

2020年 ダノンタッチダウン

2021年 ダノンエアズロック

と高値安定ぶりを示す、このライン。

とりあえずコケるまでは

毎年マークしておきたい。

 

ついでに、

フローレスダンサーも元指名馬。

ハービンジャー初年度に

この馬とサンマルティン、

トーセンバジルを指名して

ハービンジャー祭を開催したのが懐かしい。

今見たら悪くない指名だったな。

ただ、POG期間内は微妙だったけど(アカンがな

 

 

【11位指名】
マックスキュー 牡
父:サートゥルナーリア 母:イストワールファム
鹿戸雄一(美浦)厩舎/シルクR

 

こちらも“人のふんどし”指名馬。

とにかく私が情報収集している媒体や

有識者の中で評価が高かった。

鹿戸厩舎ってあんまり

ノーザン系クラブから良い馬が

回ってくるイメージが無いけども...

それこそエフフォーリアくらいか。

新種牡馬だし、個人的な期待値は低い。

 

 

【12位指名】
レスタンシア 牝
父:ドゥラメンテ 母:マラコスタムブラダ

松下武士(栗東)厩舎/キャロットF

 

さて、因縁のマラコスタムブラダ産駒。

初仔のミッキーブラックを指名し

デビュー2連勝もその後は低迷して終了。

その後、この母の代表産駒となる

2番仔レシステンシア、

3番仔グラティアスは他者が指名し

見事に重賞勝ち。これはヘタクソの極み。

個人馬主の4番仔・5番仔はサッパリで

そして6番仔の当馬は

レシステンシア以来のキャロット募集。

しかも父はドゥラメンテで、

母と同じ松下厩舎に手戻り。

 

遅いのは分かっている。

レシステンシアだってグラティアスだって

デビュー戦は10月。焦る事はない。

この母にこの父の血が流れた仔は

今期しか指名できない。

思い入れだけなら15頭の中でも1番。

さぁ母の代表産駒になってくれ。

 

 

【13位指名】
ブルースバローズ 牡
父:ドゥラメンテ 母:オールウェイズウィリング
中内田充正(栗東)厩舎/猪熊広次

 

ファイアンクランツの項でも述べたが、

今期はドゥラメンテ4頭指名を決めていたが

恐らく欲しいドゥラメンテ産駒は

下位指名でも獲れると見込んでいたので、

その結果、下位5頭にドゥラメンテ産駒が

3頭固まる形になってしまった。

 

という訳で、ドゥラ3頭目。

母ステラエージェント

母シャンパンエニワン

母ジュリエットシアトル

母デックドアウト

色々と候補はいるけれど

決め手に欠ける。

そんな中、目に留まったのが

ショウナンアデラの半弟にあたる当馬。

 

3つ上の全兄・ディライトバローズは

素質馬ながら志半ばでターフを去った。

中内田−猪熊ラインはまだ預託数も少ないけど

どこかでスマッシュヒットはあっても良いはず。

個人的な好奇心で踏み切った指名。

情報少ないし、未出走フィニッシュも覚悟。

 

※もう少し確実性を狙うなら

これもデビュー遅そうではあるけど

ネブラディスク(母リリサイド)を指名したと思う。

 

 

【14位指名】
カネラフィーナ 牝
父:Frankel 母:ジョイカネラ

手塚貴久(美浦)厩舎/シルクR

 

“人のふんどし”指名馬。

6月東京デビュー予定も

馬房内転倒で外傷を負って

新潟デビューにスライドとか。

大丈夫か?まぁコケたとて

そこは人のふんどしなので←

 

同じFrankel産駒の

ソウルスターリングや

グレナディアガーズみたいな

2歳からガンガン稼ぐ感じを期待。

距離も短めっぽし。

 

 

【15位指名】
ドゥラリス 牝
父:ドゥラメンテ 母:クードメイトル

吉岡辰弥(栗東)厩舎/ターフ・スポート

 

ラストドゥラメンテは(映画のタイトルみたい

Xで情報収集していた時に

パッと目に留まったこちらの馬。

 

母はファンディーナの叔母にあたり

最近はファントムシーフや

ディスペランツァなど

3歳G1戦線に良駒を輩出する

ターフ・スポート。

 

とりあえずゲート試験合格して

一旦放牧に出されたようなので

秋デビューお待ちしています。

デビュー戦は誰乗るだろう。

豊さんとかなら嬉しいけど、

何となく岩田望とか菅原とか

その辺になりそうな気はする。


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いつもなら牡10:牝5とかだけど

今期は牡8:牝7と結果的に

バランスのとれた指名になったのが

良いのか悪いのか。

 

とりあえず今週ドラ1ドラ2が

既にデビュー戦を終えて、

ドラ2は何とか新馬勝ち、

ドラ1は週中に蕁麻疹を発症して

腹が巻き上がるほどガレ気味の中で

あわやの3着だったので

悲観する内容ではないかなと。

 

今期は各人の思惑が被らず

指名もバラけた結果、

抽選も少なかったので

誰の思考が当たるか勝負という感じ。

 

また1年間、この15頭を全力で応援します。

まずは来週のグラフレナート!