みなさん、こんばんは、ムラタです。
松本公演も残り3日となった今日の昼夜公演では、昼の部で、三浦宏規さん・屋比久知奈さんに代わって登場したマリウス/竹内將人さん、エポニーヌ/唯月ふうかさんの二人が初日を迎えました。
唯月エポニーヌ、初日を終えた直後に
そして、夜の部。
この回は、エポニーヌ/生田絵梨花さん、テナルディエ/六角精児さんの大千穐楽、でした。
開演前、囚人姿の六角テナルディエ
間もなく開演
2幕前の下袖
学生に扮したモンパルナス/田川景一さんのトーチに着火する様子を
見守るマリウス/内藤大希さん(右)
生田エポニーヌ(左)は集中
2幕開演、駆け出すキャストたち
終演後のカーテンコールでは、マダム・テナルディエ役の森公美子さんが進行役となり、"娘" と "ダンナさま" を紹介します。
まずは、テナルディエ夫妻の娘、エポニーヌ役の生田さん。2017・2019年とコゼットを演じてきましたが、レミ3期目となる今年は、エポニーヌに初挑戦しました。
森 「お待ちどうさまです。1億2千万人の生田絵梨花ファンの皆さま(客席笑)、それでは生田絵梨花さんどうぞ!」
和んだ雰囲気の中で一歩前に足を進めた生田さんは、
「エポニーヌ役を務めさせていただきました、生田絵梨花です。まずは、足を運んで下さった皆さん、そして、こんな大変な状況の中、支えて下さった全ての皆さまに感謝を伝えたいです。ありがとうございます。
ホントに、今回のレミゼは、もう、いろんな、意味で、戦いがあり過ぎたんですけど…」
と、ここで想いがこみ上げ、涙ぐみます。
「…でも…んー…あの…」
と言葉を探した後、
「…エポニーヌと、共に…踏ん張って来れたような気がします。私はホントに、エポニーヌに出会えて、救われていました。
舞台観に来て下さいとかっていうふうに、何か言いづらい状況の中ではあったんですけど、また皆さんがご無理のない時に、いつでも心の拠り所にしてもらえるように、これからも精進していきたいと思います。本当にありがとうございました」
最後は凛として締め、深々と一礼したのでした。
続いては、森マダム・テナのパートナー、テナルディエ役、
「レミ」初参加となった六角さんです。
森 「私の、愛する "ダンナさま" でございます。お待たせ致しました! 1億2千5百万人のファンの皆さま(場内笑)、六角精児さんです!」
ものすごく真面目な面持ちで進み出た六角さん、
「皆さま、どうも。ご紹介賜りました、テナルディエ役の
稲垣吾郎でございます」
と、場内を笑わせます。
そして、自身も笑みを浮かべると、
「六角精児でございます」
と名乗り直して、ご挨拶開始です。
「ホントにあの、僕はもう、皆さん(=他キャスト)に比べて出演数は、ちょっといろんな事情で少なかったんですけども、この『レミゼ』と言う素晴らしい作品に、そしてこの素敵なカンパニー、それから何より、お客さんに、いろんな勉強をこの年になって、させていただいたような気がします。これはホントに、貴重な体験でした。多くのことが本当に、プラスになったと思います。
そして…いろんなことが、ありましたね、この期間に。ですんで、松本公演の初日、そしてもちろん今もそうなんですけども、戴いたお客さんの拍手は、今までで一番心に響くものがありました。
芝居をするってことは、また、観てもらうってことは、大変ですけど、絶対に必要なことだ、と思いました」
そしてここで、後ろに居並ぶキャストに向かって「本当にみんな、どうもね」と謝意を示した後、
「そして、みなさん!」
とあらためてお客様に向かい、一段と声を強めて、
「どうもありがとうございましたっ!!」
最後は森マダム・テナが、松本の素敵な劇場で公演出来る喜びと有り難さに触れて、カーテンコールは終了したのでした。
カーテンコール
お客様の熱い拍手に手を振るキャストたち
終幕後、手締めの前の生田エポニーヌ(中央左)と六角テナルディエ
全てが終了したところで "父娘" ツーショット
六角テナルディエ(左)と生田エポニーヌ
松本公演も明日・明後日を残すのみ、です。
明日は11名のキャストが大千穐楽を迎えます。
引き続き、ご声援よろしくお願い致します。