みなさん、こんばんは。ムラタです。

 

先週、新しいグッズについてお知らせしたのですが、

おかげさまで、アンブレラチャームの売れ行き好調で、早くも完売してしまったようです😲

お買い上げいただいたみなさん、ありがとうございます。

(追加されるのか、グッズ担当に確認中でーす)

 

で、れみらぶさんから先日、

「トートが欲しかったけど、売り切れみたいです」

というコメントをいただいてまして、調べてみたら、Tシャツもサイズによっては売り切れていたようです。

その後、トート、Tシャツ S・L・XL は再販が開始されていますので、「ない~っ(泣)」となっていた方は是非、チェックしてみて下さいませ。

 

明後日9日には、新グッズ第2弾、が登場しますよっ。

 

 

さてさて、またもお久しぶりの更新となってしまった本日。

あれよあれよと言う間に、7月第1週も終わり、明後日9日からは、いよいよ、最後の組み合わせ期間に突入します。

何公演か変則はありますが、帝劇公演千穐楽まで残り27回、元気に駆け抜けていければと思います。

 

みなさんから戴いた質問、お答え出来てないものがいくつもあるので、頑張ってお返事していきますね。

 

今回、

「歌詞(言葉)がより大切に届いてくるように感じるのですが、演出プランの変更があったのでしょうか?」[komomo0508さん]

というご質問や、

「前回と比べて、それぞれの役柄の心理描写の演出やオケのテンポなどが、より細かくなったように感じられました」[PINCHakiさん]

という感想をいただいています。

 

みなさん、よく観て下さっていますねー!!

 

ご存知の方も多いと思いますが、「レミ」は、世界各国で上演される度に、キャメロン社から派遣されるクリエイティブスタッフの指導の下、基本を守りつつ最新版へと進化し続けている作品です。

日本の公演も常にブラッシュアップしていますから、上演の度に様々なところで細かい変更が出ているのですが、2020年1月のロンドンでの新演出版開幕以来、世界最初の復活公演となった今回は、より明確に「伝える」ことに心を砕いている、と言えるかもしれません。

 

2021年の演出にあたっては、日本版演出のクリストファー・キー(=クリス)は稽古場でよく、

「歌わないで!」

とキャストに指示していました。

 

全編歌のミュージカルなのに・・・と思いますよね?

 

ミュージカルは、"演劇" のひとつの形態です。

かつて某バルジャン役者が、

「セリフに音階がついているだけ」

というような表現をしていましたが、まさにその通りで、どんなに素晴らしい声でも高い技術の歌唱であっても、ただ "歌を上手に歌う" だけでは、登場人物の想いや作品のメッセージをお客様に伝えるには充分ではないのです。

 

全編歌で綴られる「レミ」の場合、どうしても歌うことに引っ張られがちになりますが、楽曲に振り回されず、歌詞という形をとったセリフを旋律を使ってお芝居として表現する、を追求することが、キャストには求められます。

演出家は、キャストごとにその辺りの絶妙な加減を調整していたからこそ、「歌わないで」と繰り返していたのだと思います。

 

あ、そうそう、今回、音楽的に大きく変わったのが、ファンテーヌが工場を追い出されて歌う「夢やぶれて」のイントロです。

新演出版に変わった際にカットされていた部分が、復活してます(2020年1月のロンドン版で変更されました)。

オリジナル版に馴染みのある方は、聴いた瞬間、あー懐かしいっ!となったのでは?
新演出版のみご存知の方は、なんだか長くなったな、と思われたかもしれませんね。

復活の詳しい理由は尋きそびれてしまったのですが、カットも復活も、ファンテーヌの心情をより的確に表現していこうとするクリエイティブスタッフの想いが生んだ変更なのです。

 

 

うーん・・・書いていて、あれ?これって回答になってるのかな?と思ってしまいましたが・・・大丈夫ですかね?😅

 

 

最後に、もう一つ、お知らせです。

関西ローカルでのOAになりますが、今夜、エポニーヌ/唯月ふうかさん、アンジョルラス/小野田龍之介さんのお二人が、関西テレビの番組に出演します。

 

 

関西テレビ「ピーチケパーチケ」、

本日7月7日25:25〜

 

先日行われた収録(大阪のスタジオと中継で繋いでのリモート出演でした)にムラタも立ち合いましたが、笑い声が漏れそうになるほど、とっても愉しいトークでした。

関西テレビをご覧になれる地域のみなさん、是非、お楽しみに!!!

 

 

それでは、また!