みなさん、こんばんは。
三連休真っただ中の9月15日、「レ・ミゼラブル」札幌公演は、前日に引き続き昼・夜の2回公演でした。
カーテンコール
バルジャンが舞台センターで、全員を呼び込むのを袖で
待つキャストたち
昼の部では、テナルディエ/斎藤司さんが、札幌千穐楽=2019年公演の大千穐楽を迎え、本編終了後、福井晶一ジャン・バルジャンの進行で特別カーテンコールが行われました。
斎藤テナルディエを真ん中に再登場した昼の部キャスト。
進行を務めるジャン・バルジャン/福井晶一さんに紹介されたあと、ご挨拶を始めた斎藤さんは、
「Thank you for watching Les Miserables!」
と何故かいきなり、横文字でスタートです f^^;。
お客様の笑いがおさまったところで、今度は神妙な面持ちで、
「今回初めてミュージカルに挑戦させて頂いて、僕は『レ・ミゼラブル』という作品を、ホント国語のテストでしか知らないような状態で f^^;」
客席のあちらこちらから起こる笑いを受け止めながら、この後も、挨拶の中で "テナルディエ" 斎藤さんと "お笑い" 斎藤さんが交互に現れ、客席もキャストも、時には斎藤さん本人でさえも笑ってしまう、愉快なご挨拶が続きます。
「まあ、ホントに、映画でくらいしか知らないような状態で演らせていただいて・・・。演れば演るほど、この作品の奥深さですとか、まあ、何て言うんですかね・・・いろんな人間・・・全員が主役である作品だな、と思いましたし。
テナルディエっていう役は、すごい悪そうで、けど "すごい人間っぽい役なんだよ" と教えられまして。毎回毎回、お客さんを相手に、ですね、正直あの、お客さんを憎みながら f^^;演るという時も、ちょっといっぱいありまして(斎藤さんの茶目っ気に場内爆笑)。ある時は、煽り運転の人と思いながら(客席爆笑)、ある時は、XXXXの社長だと思いながら(客席爆笑、本人も笑いながら)演ったりとか、そういう感じで自分の中のテナルディエを、作り上げてきたんです(客席爆笑、本人も笑いながら急いで)それがちょっと合ってるか、わからないです、そのアプローチが。わかんないですけど(客席爆笑、本人笑)。ホント憎んではいないですよ(笑)。
まあ、とにかくあの、ホントにすごい、普段お笑いでは出来ない経験をさせていただいて、毎回毎回その、泣きそうになりながら、まあ、泣かないという状態ではございましたけれども(客席爆笑、本人笑)。
今日は、もう最後、ということで、(キャストやスタッフの)皆さんもホントに "風邪の日か?"っていうくらい優しくしてくれて(客席爆笑)」
ここで斎藤さんは、千穐楽らしく、
「ホントに皆様のおかげで、最後まで終えることが出来ました」
と感謝の言葉を口にし、最後に、
「明日から、僕は "普通の男の子" に戻りますけれども(客席爆笑)、またもし、万が一機会があれば、ですね、またあの・・・その時は、マリウス!! マリウスで出たいと思いますので(笑)よろしくお願いします」
としっかり笑いで締めて、ご挨拶を終了しました。
終演後、幕中で、最後に
「皆さんのおかげです、ありがとうございました」
とカンパニーに挨拶する斎藤テナルディエ
恒例、集合写真
出演人数36人より一人多い、37人写ってます
さて、誰でしょう?