みなさん、こんばんは。
舞台稽古、ゲネプロ、プレビューと来て、ようやく本日、4月19日夜の部で、「レ・ミゼラブル」2019年帝劇公演、初日を迎えることが出来ました。
初日に先立って、バルジャン役の福井晶一さん・吉原光夫さん・佐藤隆紀さん、ファンテーヌ役の濱田めぐみさん、コゼット役の生田絵梨花さん、マダム・テナルディエ役の森公美子さんの6名のキャストが、囲み取材にのぞみ、本初日を迎えての想いを、それぞれに語りました。
「今の気持ちを色に例えると?」
という質問が出ると、みんなで顔を見合わせて、
「うーん・・・何だろう・・・難しいね」
白金、朱、トリコロール等々、心に浮かんだ色はそれぞれだったようです。
囲み取材にて。左から生田コゼット、濱田ファンテーヌ、
福井バルジャン、吉原バルジャン、佐藤バルジャン、
森マダム・テナルディエ
プレビュー公演中、毎日日中は、演出補のクリス、振付補のリアム、音楽監督のアルフォンソと共に、先日来日した演出家ジェームズ、振付ジェフリーも加わって、個別の修正や全体の確認など、ノートが続いていました。
プレビュー3日目、終演直後。
演出補クリス(右側)が「いいプレビューだった」と
舞台上でキャストを慰労し、みんなとても良い笑顔に。
翌日の昼間、がっつりとノートがあり、作品をより良く
していくための努力は続きます。
本初日の今日も、囲み取材と並行して、修正稽古は行われていましたし、囲みメンバーも、取材終了後に稽古に呼ばれたりしました。
そして迎えた本初日。
プレビュー1組目と同じメンバーなので、一度全員が一緒にやっている、という安心感からか、初日特有のぴりぴりした雰囲気はなく、開幕前の舞台上はほどよい緊張感のある和やかな雰囲気でした。
開演前。囚人に扮した小野田龍之介アンジョルラス(左)
と、海宝直人マリウス
開演前恒例のキャストの円陣。バルジャン役の福井さんが
みんなの気持ちをひとつにまとめます。
同じく円陣中の上手(舞台向かって右)のキャストたち。
さあ開演、のタイミングで。
前回も同じ画を撮ったはず。
定位置にスタンバイの、マダム/柳本奈都子さん(左)、
買入屋/廣野有紀さんのお二人。
ここでは、司教の妹と司教館の女中、という役割です。
カーテンコール、お客様から大きな拍手をいただき、ほっと胸をなでおろす関係者一同。
終演後は、劇場内で、カンパニーの面々のみでの内輪の初日感謝パーティー(無事に初日を迎えられた感謝と、キャスト・オーケストラ・スタッフの慰労、かつ、来日スタッフのフェアウェルも兼ねた宴席)が行われ、まずは帝劇、そして名古屋、大阪、博多、札幌と続く公演を、大千穐楽の9月17日まで深化させ続けようと、皆で気持ちを新たにしたのでした。
クリス、リアムを囲んで。この時、会場に居た女性
キャストが集合!(催しの終盤だったので、翌日のため
一足お先に失礼したキャストもいます)
さあ、明日は昼・夜2回公演です。
昼の部は全員、夜の部ではプリンシパル数名と子役さんが初日を迎えます。
明日も無事に、それぞれの初日が迎えられますように。