みなさん、こんばんは。
「レ・ミゼラブル」カンパニー、今日も舞台稽古です。
今日は、来日中の音楽監督アルフォンソによるオーケストラの確認稽古があったため、日中はピアノ伴奏で、夕方の食事休憩後はオーケストラが戻って来て、という形で稽古が進行しました。
客席に仮設された演出家卓の後方から。
演出家クリスが、舞台上のキャストにいろいろ説明中。
マリウス海宝直人さん、プリュメ街の門を上り下りして
確認。それを見守る、同役の内藤大希さんと三浦宏規
さん。強盗団の面々もゲートをチェックしています。
下手側には、スタンバイ中の生田絵梨花コゼットが。
連日の舞台稽古。
舞台に立つ側はもちろん大変ですが、客席でず〜っと見学が続いているキャストも、そろそろ疲れが蓄積して来る頃合いです。
これまでの稽古スケジュールと状況をかんがみて、今回は、舞台稽古中に一日お休みを設ける、というこれまでにない試みをしているのですが、そのお休みを待たずしてイライラが募ってしまう人も・・・。
我々スタッフも、キャストに我慢を強いているのは百も承知なのですが、とは言え、全員が揃っていないと、何か変更が出た場合に共通認識を持つことが難しいのが現実です。
後で伝えておけばいいんだよね、は、些細な認識のズレを生みます。短い公演期間なら見過ごせることであっても、「レ・ミゼラブル」のような長期公演となると、ほんのちょっとしたズレが大きな問題に発展しかねないため、我々としても、舞台に乗る人だけ来ればいいですよ、とは言えないこともあるのです。
ただ、作品を大切に思う気持ち、より良い状態で初日を迎えたいと願う気持ちは、キャスト、スタッフ、皆同じです。
様々な事柄において改善出来ることは、もちろん変えていきますし、意見が出るのは解るけれど今回は変えられないということは、課題として次回どうしたら解決出来るかを考えながら初日に向けての準備を進めていくのも、繰り返し上演される「レミ」のスタッフならではの仕事のひとつ、なのかもしれません。
明日もまだまだ、舞台稽古は続きます。
フィナーレまで終わった後、1幕/一日の終わりの動き
の確認をやることに。フィナーレ衣裳で、一日の終わり
・・・という不思議な光景が f^^;。