みなさん、こんばんは。

本日の「レ・ミゼラブル」カンパニー、お祓いからのオケ付き舞台稽古、でした。

 

お祓いには、キャスト、指揮者やオーケストラのプレイヤーさんたち、日本プロダクション・スタッフの面々、帝国劇場のスタッフのみなさんに加え、来日中の海外スタッフも参加します。

来日スタッフを代表して演出補クリスが、バルジャン役のみなさんに続いて神主さんから榊を受取り、舞台上にしつらえた神棚に向かって玉串奉奠、客席では来日スタッフがクリスの動きに倣い、皆で一緒に二礼二拍手一礼、というセレモニーに臨みました。

 

 

みんなで、舞台の安全祈願と成功を祈った後は、オーケストラのみなさんの演奏が入っての舞台稽古です。

 

 

  開始の合図を待つ福井晶一バルジャンらキャストの面々

 

 

本番通りの扮装でのぞむ舞台稽古ですので、昨日までとは違い、舞台袖は開始前からザワザワ感が半端ありません。

特に新キャストは、事前にいろいろと情報収集しているものの、聞くと見るとでは大違い、見るとやるとではさらに大違い、で、特に早替えのある枠の新人さんたちは、

「これ、ホントに間に合うのか〜っ?!」

っと必死の形相で、ヘンな汗かいてます。

 

「レ・ミゼラブル」の世界はよく知っているはずのこの人も、今回は初役とあって、ちょっと落ち着かなさげ、かな。

 

  舞台袖にてスタンバイ中の上原理生ジャベール。

 

 

一方、今日は扮装をしないキャストも、いつ呼ばれても舞台に上がれるよう稽古着に着替えた上で、客席で舞台稽古をじっと見守ります。

 

こちらは、稽古前のなごみショット。

 

  川口竜也ジャベールとガブローシュの3人。

  (左から大矢臣くん、坂野佑斗くん、小林佑玖くん。

  本日のガブローシュ佑玖くんのみ、衣裳着用してます)

  後方では、来日スタッフ、日本プロダクションの面々が

  舞台稽古の準備中です。

 

 

  こちらはリトルコゼットちゃんたち。

  右から立花莉愛ちゃん、岩瀬花音ちゃん、桑原広佳

  ちゃん、尾上凜ちゃん(本日出番の桑原愛佳ちゃんと

  山本花帆ちゃんは舞台袖スタンバイ中)。

  後ろにいるのは、20周年公演時のガブローシュで、

  今回、ジョリ役・プルベール役としてカンパニーに

  戻ってきた新井海人さん(左)と横田剛基さん。

 

 

 

ところで、先日の「ミュージックフェア」で、ジャベールにまつわる "伝説" が語られてましたね(笑)。

テナルディエ夫妻の駒田一さん・森公美子さんが「(その時)居ました〜」とおっしゃっていましたが、ムラタもその場に居て、舞台裏で「ジャベールっ、どこっ?!」と走ってた一人です(苦笑)。

びっくりしたのが、その "伝説" では、なんと、ジャベールは楽屋に帰ってシャワーを浴びてた、とまことしやかに語られていたこと。もちろん、全く事実とは異なります(人のウワサって、こんな風に事実から乖離することがあるんですね・・・)。

 

30年以上も上演していると、あれやこれや、大小様々な出来事がありましたが、何事もなく日々無事に公演を進めていくことが一番です。

貴重なお金と時間と労力を使って、わざわざ劇場に足を運んで下さったお客様にベストなものをお届け出来るよう、2019年「レ・ミゼラブル」カンパニー、ひとつひとつ大事に丁寧に、みんなで気を引き締めて初日に向けて頑張って参ります。