みなさん、こんばんは。
今日も大人キャストは、エコールで楽曲と格闘しておりました。
プロローグ、一日の終わりに、工場・・・と進んでいく中で、またもや「ん?」という音や歌詞が続出(苦笑)。
キャストたちの余りに堂々とした外しっぷりに、音楽監督Billyさんは、
「後でやります。このまま進んで」
と、間奏が入る度に笑いを堪えるはめに。
もちろん、キリの良いところまで進んだら、正しく歌えるようになるまでフレーズを繰り返し、一音一音の修正が入ったことは言うまでもありません。
ちゃんとした「レミ」の歌になるまで…まだまだ道のり、長そうです f^^;。
そんな大人たちとは別の部屋で、子供の稽古も、既に始まっています。今日は、ガブローシュくんたちがやって来ました。
子役ちゃんたちには、演出助手/鈴木ひがしさんや、歌唱指導の船橋研二さん・本田育代さんの指導で、大人に交じる前にまず子供だけでじっくりしっかり、歌や動きに取り組んでもらっています。場面の説明を受け、どういうお芝居が必要なのかを考えてもらったりもします。
今日は、ガブローシュ役の大矢臣(おおや・おみ)くん、小林佑玖(こばやし・たすく)くん、坂野佑斗(ばんの・たくと)くんの3人に、ミニ・インタビューしてみました。
2019年のガブローシュくんたち。
写真向かって左から小林佑玖くん、坂野佑斗くん、大矢臣くん。
まずは、大矢臣くんからスタート。臣くんは、ついこの間まで、京都でお芝居に出演していました。
ムラタ:どうですか、レミのお稽古やってみて?
臣:(ニコっと笑って)楽しいです!
ム:そっか、それは良かった。ガブローシュに選ばれた、ってわかった時は、どんな気持ちでした?
臣:やったー!!って感じ。
更に良い笑顔を浮かべタ臣くんは、
臣:頑張りたいと思いますっ!
と、笑顔の決意表明です。
続いては、坂野佑斗くん。昨年の「メリー・ポピンズ」にも出演していたので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないかと思います。
ム:佑斗くんは、ガブローシュ決まったよ、って聞いたとき、どうでした?
佑斗:ホントですか?って(笑)。ホント?って思いました。
ム:そうなんだ。今、お稽古に来てて、どうですか? 実際やってみた感じは?
佑斗:思ってた以上にすごく楽しくて。もう、本番が楽しみです!
さすが、3人の中で一番お兄ちゃんだけあって、受け答えもとてもしっかりしている佑斗くんなのでした。
最後は、3人の中で一番小さい小林佑玖くん。小学3年生です。ガブローシュに決まった時のことを質問すると、こんな答えが。
佑玖:…自分を疑った。
ム:ん?
佑玖:最初に自分を疑った。
ム:なんで?なんで?
佑玖:え、だって、受かったと思えなかったから。
ム:そうなの? オーディション、ダメだったなと思ってたのかな?
佑玖:そうとは思わかったけど…「レミゼ」に受かるとは思わなくて。
ム:そっかぁ。
オーディションの時の3人は、すごく楽しそうに活き活きとガブローシュを演じていたので、ここで3人に、オーディションって緊張した?と質問すると、3人は一斉に、
「うん」
「そりゃあ」
「緊張した」
と口々に。
そんなそぶりはみじんも見えず、みんな堂々としていましたけど、ね。
ム:佑玖くんは、お稽古どうですか?
佑玖:楽しいです!
ム:もう少ししたら大人と一緒のお稽古もあるし、9月までずっと続くから、ね、3人で仲良く助け合って、最後まで頑張って下さい。
3人:はいっ! よろしくお願いします!
元気いっぱいのガブローシュくんたちなのでした。