2019年のキャストのみなさん全員に、ちょっとずつでも登場してもらいたいな、と思って、こんな企画、初めてみます。

 

各キャストのプロフィールは、公式HP/キャストページにWho's Whoがありますので、それを参照していただくとして… f^^;。

 

 

今日は、女性アンサンブル/あばずれ役の、

 小林風花さん(写真向かって右)&華花さん、

のお二人。

歌稽古終了後の帰り支度中、いきなりミニ・インタビューをしてみましした。

 

 

無計画なムラタ、お二人を摑まえてみたものの、うーん、何から尋こうか状態。あぁ無謀…。

 

ムラタ「じゃあ、抱負とかから、かな。どっちから行きましょうか? (前回もやってるので)華花ちゃんから?」

華花「はい!」

「レミ」「ミス・サイゴン」とここ何年かほぼ毎年ご一緒してきた華花さんだけあって、ムラタの無茶ぶりにも全く動じず、笑顔で応じてくれます。

 

華花「4度目の "あばずれ" ということで」

ム「ハハハ(笑)」

華花「"あばずれ"(笑)」

ム「この役名がね…」

華花「4度目の "あばずれ" 、ですよ」

華花さんとムラタが微妙に笑いあう様子に、小林さんは「?」に。

ム「これね、英語の役名が Wench[意味:(軽蔑的な)若い娘っ子、ふしだらな女・売春婦]なのね。それで日本語が "あばずれ" ってなってて」

華花「そうなんです!」

ム「(この役名を言う度に)さんざん笑われたんだよね」

華花「さんざん(笑)。(2013年新バージョン最初の)製作発表で『あばずれ/華花』(というコール)でもう大爆笑、みたいな感じがあって」

小林「あはは(笑)」

[ムラタ註:そんなこんなで、現在は「女6 あばずれ」「あばずれ(女6)」「あばずれ "役"」などと呼び方を若干変えています]

 

気を取り直して、華花さんに抱負をうかがいました。

華花「深みを…もっともっと深く、一つの役柄を深めて、また新たに…30代初なので、演じて行きたいなと」

ム「そうか、30代になったんだ」

華花「そうなんです。30代の『レ・ミゼラブル』、私自身、精一杯役にのぞんでいきたいと思ってます。よろしくお願いします!」

 

華花さんの笑顔いっぱいのコメントの次は、新キャストの小林さんです。

ム「では、風花ちゃん、お願いします」

小林「はい。…いやぁ、今回初めて…あの、何度かオーディションは受けてるんですけど、初めて受かりまして、ご一緒させていただけることになりました。先輩方を見て勉強させてもらいながら、精一杯やりたいなと思います。よろしくお願いします」

と、終始謙虚な姿勢の小林さん。帝劇出演は、昨夏の「ナイツテール」で既に経験済みです。

ム「『レ・ミゼラブル」、どうですか? エコール始まったりとか、製作発表もあったけれど」

小林「やっぱり、この、レミゼならではの緊張感とかっていうのを、ホントにひしひしと」

ここで、小林さんを隣で見守っていた華花さんが、

華花「いや、堂々としてた。とっても」

と、小林さんの製作発表での様子に感心することしきりで、小林さんは「いや…」と照れながら、

小林「(緊張感を)ひしひしと感じてますけど、でもすごく…あの、楽しめるように…。…楽しめるように頑張りたいと思います」

 

『レ・ミゼラブル』が「初めまして」の場だというお二人に、お互いの第一印象など質問してみました。

ム「どうでした、お互い?」

二人「(同時に)いやもう!!」

華花「可愛いなぁと。もう、光栄です!」

小林「いやいや…」

華花「楽しみだな、と。良いスパイスをいっぱい戴きながら、一緒に役作りしていきたいと思ってます」

小林「是非、よろしくお願いします」

華花「よろしくね〜」

小林「頼りにしてます」

華花「こちらこそ、です」


二人の役柄「女6 あばずれ(Woman 6:Wench)」は、テナルディエの宿屋で男を誘い、階段を上がって暗がりに消えて行く、という役どころですが、もちろん、それだけじゃありません。バルジャンが追い出される農場の農婦や、一夜の宿を断られる宿屋の客、ファンテーヌの同僚の工場労働者、港の娼婦たちの一人、馬車の暴走の見物人、パリの街の貧乏人、学生たちの革命に賛同する民衆、彼らの死を悼む裕福な女、なども演じます。

 

二人「(みなさん)よろしくお願いしますm(_ _)m