「初めまして」のみなさま、「お久しぶりです」のみなさま、「レ・ミゼラブル」制作のムラタです。

本日、エコール「レ・ミゼラブル」が、いよいよ始まりました!

(写真撮り忘れました・・・ あぁ・・・泣)

 

エコールとは、本稽古の前に実施する、歌稽古を中心とした事前稽古、です。音楽監督や歌唱指導による歌のレッスンはもちろん、演出助手が作品の時代や場面説明をしたり、稽古が進むにつれ動きをつけていったりもします。

エコールをやることで、新しく参加するキャストは身体に歌を入れた上で芝居稽古に入れますし、また、2017年公演から引き続いての出演者も、前回公演を思い出し2019年の演出に備えることが出来るので、演出家が来日してからの本稽古がスムーズに進行する、というワケなのです。

とはいえ、お仕事の事情などで欠席したり、本番終わって駆けつけたりというキャストもいますし、76名の大人キャストが毎回きっちり全員揃って、というわけには、なかなかいかないのですが f^^;。

 

今日は初回、ということで、まずはスタッフ、キャストの紹介からでした。

続いて、歌唱指導スタッフが、ハーモニー部分での担当パートを役ごとに説明。例えば、「○○役の人は、上⇒中」(二声の時は上パート、三声の部分は真ん中のパートを歌う、という意味)といった具体に、役ごとに割り振られている歌う箇所を指示していくのです。

 

そして、実際の歌稽古へ。

音楽監督/山口Billyさんの指示で、稽古ピアノの伴奏が始まると、それまで和やかだった稽古場の空気が一変します。

新キャストの間にはサッと緊張感が走り、継続出演のキャストもレミ・モードな顔へと切り替わりました。

例年なら、1幕冒頭の歌からスタートするのですが、今年はちょっと違って、来週1月23日の製作発表記者会見で披露する楽曲からの取り組みでした。

3時間ほどの歌稽古が終わった後は、「テンション上がりますね、レミの曲!」と笑顔な人と、「緊張で・・・」と固い表情の人が入り乱れ・・・(苦笑)。

 

本格始動した「レ・ミゼラブル」2019カンパニー。

これから4月中旬まで稽古を重ね、帝国劇場、御園座、梅田芸術劇場、博多座、そして札幌文化芸術劇場hitaruと、全国5大都市での公演にのぞみます。

今年はどんな長旅になりますことやら。

9月17日の大千穐楽まで、みなさまには、温かい目で見守っていただければ嬉しく思います。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。