みなさん、こんばんは。

「レ・ミゼラブル」2017帝劇、本日、プレビュー公演初日を迎えました。

 

ご観劇いただいたみなさま、これからご観劇いただくみなさま、劇場に向けて"気愛"を送ってくださったみなさまなどなど・・・「レ・ミゼラブル」を温かく見守って下さるすべての皆様に、感謝申し上げます。

 

 

今日は、コゼット/生田絵梨花さんと子役ちゃんたち、アンサンブルの約半数が、「レ・ミゼラブル」初登場、となりました。

前回から引き続いての経験者たちが新しい力を牽引する形で、カンパニーとしては全体に、良い緊張感のみなぎるプレビューだったと思います。

 

 

開演前、囚人姿のテナルディエ役/駒田一さん、プレビュー初日メンバーを激励に来たバルジャン役/ヤン・ジュンモさん、宿屋の女房役/三森千愛さん、クラクスー/石飛幸治さん。

石飛さんと三森さんは、前回から引き続いての出演ですが、それぞれ新しい役柄に変わっての初登場公演となりました。

 

 

円陣前のひとコマ。

カンパニーの"父"と"母"(みたいな)駒田テナルディエと森公美子マダム・テナルディエが、朗らかな雰囲気を作り、新キャストの緊張をほぐしてくれていました。

 

 

円陣後、それぞれの位置につくキャストたち。

ん? 右奥のカメラ目線は、上原理生アンジョルラス???

右手前の囚人の右側は、「お帰りなさい」キャストの工場長/伊藤俊彦さんです。

 

 

ジャベール役の吉原光夫さんが、階段セットの上にスタンバイ。

スタッフが囚人キャストの最終チェックを行います。

オーケストラのチューニングの音が鳴り響くと、間もなく、開演の時を迎えるのです。

 

 

開演して間もなくの舞台袖で。

今回からマダムに役替わりした柳本奈都子さんと、前回に引き続き買入屋役の廣野有紀さん。

柳本さんが司教の妹、廣野さんは司教館に仕える女中に扮して、司教館での出番を待っている間、囚人場面を終えた男性キャストたちが、ものすごい勢いで駆け戻って来て、農場場面の衣裳に着替え、持ち道具を手に二人の前を走り抜けて行きました。

 

 

同じく舞台袖。出番前に静かに気持ちを高めているファンテーヌ/和音美桜さん。

今回、ラブリィレディーの場面で娼婦に身を落としたファンテーヌの衣裳が、変更になったんです。

工場や♪夢やぶれて の場面で着用している淡いブルーのドレスがベースになっていて、工場を追い出された後、アクセサリーや髪(原作では歯までも)を売ったファンテーヌが、着の身着のままで娼婦へと堕ちていく姿が、衣裳面でもクリアに描き出されています。

 

 

さて、明日も引き続き、プレビュー公演です。

キャストの歌や芝居、スタッフワークなど、まだまだ微細な修正が入るかと思いますので、お客様からの今日の力強い拍手を糧に、カンパニー一同、気を引き締めて明日も頑張ります。

 

劇場にお越しの方も、他の場所から声援を送って下さる方々も、

明日もどうぞ、よろしくお願いします m(_ _)m