みなさん、こんばんは。

 

今日はひたすら、"ラブリィレディ"(ファンテーヌがペンダントや髪を売り、遂には娼婦に身を落とし、客のバマタボアをトラブルを起こすくだり)の稽古でした。

 

稽古開始30分ほどで、稽古場外にゾロゾロっと出て来た男性キャストたち。

「追い出された(笑)」

"娼婦"のワークショップ的な稽古を女性キャストだけで行う、ということで、演出家のエイドリアン、ステージングのリアム、演出助手以外の男性全員が、キャストはもちろん音楽スタッフ、演出部にいたるまで「外へ」との指示が出たのです。

一口に"娼婦"といっても、その身の上や娼婦になった理由、娼婦という境遇についての思いなどは様々です。嫌々働く女もいれば、この商売が性に合う人もいるかもしれない。生まれたときから貧しく学もなく身を売ることでしか生きる術を持たない人もいれば、親に売り飛ばされたり、自ら身を持ち崩したり、ファンテーヌのようにお金を稼がなければならない理由のある女性などもいるでしょう。

1時間ほどの時間でしたが、女性キャストにとっては、自分がどんな"娼婦"でありたいのか、しっかりと向き合って、歌に芝居に取り組めた時間になったようです。

 

 

この間、男性キャストの一部は、サブスタジオで"学生"(ABCカフェに集い、アンジョルラスと共に革命を志す学生たち)の話し合いをもっていましたが、呼び戻されてカンパニー全体で"ラブリィ"の稽古が再開したのですが、合間に、今日はサプライズがありました。

今日、4月17日は、演出家エイドリアンの誕生日だったのです。

 

キャストが用意したのは、SUSHI スイーツ。

お寿司が大好きなエイドリアンのため、♪Happy Birthdayの歌声と共に、甘ーい甘ーいお寿司が登場しました。

 

 

  寿司桶入りのSUSHI Cakeを贈呈されたエイドリアン。

  コゼットマーク入りのチョコプレートや、エイドリアンの

  好物の枝豆も入っています。

  ちなみに、シャリはミルクで炊いたお米、寿司ネタは

  マグロ、タイ、イカなどを模したラズベリーやマンゴー、

  ライチなどのゼリーに、タピオカなどなど。

 

 

 

<おまけ写真>

一人では食べきれない、と、SUSHI スイーツはエイドリアンからキャストへ。

 

  「よく出来てるよねぇ」

  SUSHIスイーツを手に感嘆の福井晶一バルジャン

 

  「うーん、甘い・・・」

  上原理生アンジョルラスは、寿司の形をしているのに

  甘い、というギャップに少々戸惑いながらの一口目

  でした。